tak METAL ON METAL

tak METAL ON METAL

メタル中心にてろてろ書いてます

メジャーデビューです


























































Mary's Blood/元NEMOPHILAで知られるギタリストSAKI(以下、ちゃっきー)がソロとしてのメジャーデビューを発表しました








































これ、何回か書いてるんですが、このブログの最初の記事は、後にちゃっきーが加入するMary's Bloodで、次の記事が当時ちゃっきーが在籍してたDESTROSEなんです






15年前に綴られたこの記事、最早ガールズメタル勃興期の歴史的文献















その後mixxで彼女はメジャーデビュー(1回目)するも程なく脱退→解散





ボカロ/生演奏が売りのRE:MAKERを始め、ほんのり活休

















そうこうしてるうちにMary's Bloodに加入しメジャーデビュー(2回目)→2022年無期限活休





ANIMETAL THE SECOND参加を経て、NEMOPHILAではリーダーに就任→2024年脱退



今やクリーターのフレドリクとのAMAHIRUもありつつ
現在は何故かラルクのtetsuyaさん率いるLike~an~Angelに参加するという謎ムーブ















これらの活動を経て、今回は3度目のメジャーデビューとなります(多分)


















初めて彼女を観てから15年ちょい経ったと思います

あの頃まだ10代だった彼女もまさかのアラフォー突入

時の流れFaster過ぎるんよ























私の知る限りちゃっきーはあんまり良いバンドの辞め方してません


大体突然発表されていなくなるパターンか自然消滅が多い。綺麗に活休ライブまで全うしたのはメアリーズブラッドくらいですが、そっちは寧ろ加入時にアレコレあった感。ガチでBurning Blaze



































ちゃっきーは昔ながらギタリストだと思います


近年のHAGANE/よしださくら、KOIAIのLi-sa-Xに代表されるウルトラ超絶テクギタリスト達とは明らかに違う軸のギタリスト







叙情性と攻撃性を兼ね備えたフレージングでフルピッキングでガシガシ弾いてくスタイル




彼女のキャリアで1番好きなメアリーの3rdは是非聞いてみて欲しい逸品です
















裏を返せば目新しさで勝負するタイプではありません

今の基準に照らし合わせればバカテクでもないし、リフ作りを除けば際立った個性がある訳でもない























そんなこんなでも未だにこれだけ需要がある事こそが彼女の魅力の本質


即ち天性のギタリストである証明です


長年界隈を観てきましたが、ステージに現れるだけでここまで華の出るギタリストは未だ見当たりません


元Aldiousで現zilqyのとっきーと双璧






テク云々を超えた存在感

音楽に選ばれし民

本来アーティストってそうであるべきだし、まさにそれを体現する存在です






































年明けからはメジャーデビュー前哨戦のツアーを敢行する彼女




敢えて「ロック」ギタリストと銘打っており、彼女の新しい魅力も堪能出来そうです


















ちゃっきーの新たなチャレンジ、しっかり応援したいと思います






















そんなこんなで
















tak

















こんなことあるんか
























































V系ロックバンド、LUNASEA/XJAPANのSUGIZOがバイクとの接触事故を公表、LUNASEAクリスマスライブが延期となりました

































一人称がで始まる若干の違和感を感じつつ、今日はこの件を考えてみたいと思います
















まず、事故について


12月18日深夜に起こった事案で発生から約1日半でのニュースリリース


LUNATIC X'MAS@有明アリーナというイベントのデカさを鑑みると関係各所の調整含め、超速い発表と感じました。関係者/スタッフが寝ずに奔走された事は想像に難くありません。本当にお疲れ様です
















まず延期という判断が凄いと思います


クリスマスライブの延期って来年のクリスマス以外にあるのか?と感じますし、「2026年12月!LUNATIC X'MAS2025振替公演決定!」という禅問答のような事態が起こりそうです

























他メンバーも年末ライブの中止を発表

















平たく言えば、SUGIZO/LUNASEAの自粛に皆が並走する事で話がフィックスしたのだと思いますが、事故を起こしたのは飽くまで杉様


メンバーであるルナシーのライブが取り止めになるのは理解出来ますが、他メンソロまで自粛する必要あるだろうか


「年内」という半端な自粛期間もよく分からない 。事故規模との因果関係とも考えにくいと感じます























こちらはシーブロックのニュースリリース





SUGIZOは負傷してると記載があります

バイクとの接触事故で車側が負傷するって中々です。大体はバイク側のみの怪我となります


つまり、裏返せば、運転者が負傷するレベルでバイクと派手に接触してると考えるのが自然


であれば、バイクドライバーの方にも被害はかなりあるでしょう


幾らコンプライアンスの時代とは言え、半端な擦り事故であれは、多額な損失が発生するであろうこの規模の公演をトバすのは考え辛く、その意味でも相当な事態である可能性は極めて高いでしょう

























本件から感じたのは、「杉様、そろそろちょっと落ちついて」って事


相も変わらず隙あれば仕事増やしに首突っ込むワーカホリックな杉様も御年56歳


アラ還です





人間、体力的なピークは30歳位であとは下がる一方


努力で老化を防いでるのかもしれませんが、飯もろくに食べない、ロックスターである為の過剰に痩せた躰が健康にいいわけない


もう毎日グルテン無礼講でいいんですよ。天一だけじゃなくて、バランス良い食事を普通にして。


仕事は徐々にセーブして

健康でいて




なんか気がつけば曽我町子に似てきたな
ヘドリアンフォーエバー





























しかし、ここ2年程ルナシーはあまりに受難でした


良いニュースはマックコラボくらい






RYUの声

真矢の大病

INORANの交友関係(いい加減にしろ)




そして杉様の事故→公演中止




無傷なのはJ兄のみ

結局脳筋最高なんだよな

WUMF

















でも明けない夜は絶対にありません


RYUの声は戻ってきたし、真矢さんも必ず快方に向かいます


INOはJ兄がきっと全力で殴ってくれます



大丈夫。絶対大丈夫
































来年はルナティックな1年になりますように






















そんなこんなで























tak

























なんと25周年です



































































ヘヴィメタルバンド、SEX MACHINEGUNSが新作「HEAVY METAL COMMANDER」をリリース/川崎クラブチッタでのワンマンも成功させました





































セックスマシンガンズ(以下、マシンガンズ)


1990年代終盤にV系村から突如現れた亜種生命体






「全てはカッコつけ」に起因してた当時の界隈に於いてコミカル&ヘヴィメタルというエグい食い込み角度な切り口で大ブレイク


武道館や「野ざらし」(お台場野外)等、大会場でのライブもガシガシこなし、一躍スターバンドの仲間入りを果たしました






















しかしてあまりのインパクト故かその瞬間風速と引き換えに人気の下降も速かった


中心人物vo gt Anchangは変わらずとも他メンはコロコロ脱退/加入を繰り返し、バンド内の空気も鬱屈していき、解散/活動休止も起こりました


そんな感じなので、これ読んでる皆様の中にはきっと、「まだやっとったんか。。。」って人、間違いなくいるでしょう


しかして、彼らは一度止まってもアンちゃんがソロ演ったり、別バンドザ☆メンテナンスやシャムシェイド/イエモンのメンバーとBIG BITESやったりしてる内にヌルッと復活してたりして、体感はアンちゃんが表舞台から消えてた感覚はほぼありません。25年、ほぼなにかしかの活動をしていました









ただし、日常的に大箱で演ってはいません


それこそ市井の小箱ライブハウス界隈で、若手ミュージシャンに混じって演ったりもしてます



























25年の歴史のうち、パコーンと売れてたのは1999年〜2000年の2年ちょい程。1/10以下の期間








後は苦難/苦労の連続な音楽活動

故に最近の曲や活動はとんとご無沙汰って方はかなりいらっしゃるでしょう















でも、マシンガンズは良い意味であの頃から何も変わってません


同期も入れないし、突然テクノになったりもしない(一瞬S.H.R.でラップ取り入れたけど)






彼らの武器である「コミカルな歌詞」×「良質硬質ヘヴィメタル」を25年間愚直に演り続けてます


アンちゃん良く言ってますが


変わったのは周りだけ

俺達はずっとここにいる


このスタンスを一貫して貫いてます
















令和の世にヘヴィメタルバンドを続けるのは並大抵ではありません。努力も体力もお金も動員も必要。生半可では絶対続かない
















しかし、生半可ではないジャパメタミュージシャンは令和にも確実に息づいてます


ANTHEMの柴田さん






LOUDNESSの高崎さん






SHOW-YAの寺田恵子さん

















皆還暦超えているのに、過去の遺産に頼り切りにならず、尚進化しようとするその姿勢は本当にカッコ良い


攻めた新譜があるから過去作も輝くのです

















そしてアンちゃんも最早このレジェンド枠と呼んで良いと思います


そのマシンガンズ、最新作でいよいよ会心の一撃を放ってきました





メタルの普遍的なカッコ良さを全面に押し出したMV曲「ハイウェイスター」を始め、スラッシュに振り切ったトッパー「暴走老人」や80'sヘアメタルの匂いプンプンな「秘密の花園」、大団円名曲感溢れ激熱に心を鼓舞してくる「伝説の卵」等、彼らの得意技にちょいと枝葉を加えたような抜群のバランス








インディー戻って一発目に書いた「プライド」もシリアスに魂を鼓舞する超名曲でしたが、「伝説の卵」もそれに肉薄する仕上がりです





また、SHINGO☆作曲「JUDGEMENT DAY」がバカみたいにカッコ良いし、加入して日の浅いdr THOMAS(元Phantom Excaliver)の溌剌としてフレッシュなエネルギッシュドラムも間違いなくこの作品に勢いを付けてます

















25年経過してこのクオリティと瑞々しさ


最高しかない


今またマシンガンズは新たな絶頂期を迎えようとしています














アンちゃんだけではこの作品はここまでの完成度にはならなかったでしょう


文字通りチームSMGで作り上げた1枚

バンドの状態の良さが顕著に出た作品と言えます
















チッタのライブでは新譜からあまり演らなかったようですが、それは余りに勿体ない


新譜+往年の名曲半々なライブ

状態良いベテランバンドが演ると1番最高な奴


私はそんなライブが猛烈に観たくなりました















セックスマシンガンズは解散なんかしてません


25年間、ずっと魂の音をステージで鳴らし続けてます



改めて彼らの存在を認知した人も、ふんわり知り続けてた人も


今こそ最高に仕上がった彼らのライブを、見に行きましょう(本数ガンガン演ってます)

















今こそ奴らに!



























シャーーーー!









































そんなこんなで

















tak



















厳しいです



































































V系ロックバンド/LUNASEAのギタリスト、INORANの映り込んだ集合写真が物議を醸しだしてます



















写真はコチラ






















































投稿したのは皆さんよくご存知の青年革命家ゆたぼん










久しく話題に事欠いておりましたが、先日自身のバイク事故を受けての見舞金騒動でプチ話題に


写真も目元めちゃ変わってます























その中に何故かINORANの姿が
更に井川意高の姿が


































































井川意高と言えば、先日BillboardJapanで行われたINORANライブに突如ゲスト出演




玉置浩二の「メロディー」を歌い上げておりました






































大王製紙事件懐かしいですね

最近では大椿裕子参議院議員へのヘイトスピーチでも話題になりました







































この場にいたINOスレはどんな気持ちになったかな































彼らを好きになろうが、一緒に行動しようが自由です
それを好意的に捉える人もいる

























しかし私は心底ガッカリした

本当にガッカリした


井川意高が歌上手いとかどうでもいいよ














LUNASEAのINORANは紛れもないヒーローだった

彼の紡ぐ耽美的な曲/アルペジオが大好きだった

ソロでも独自の感性光らせて佳曲量産してた



「Daylight」では遂に泣かされた
超素晴らしい曲だった



RYUが声出ない時も全力でフォローしてた


















そんなINORANが1番側にいて欲しくない人達の近くにいる


















それが只管悲しい


本当にショックだ


こういう人達と真逆の世界の住人だと思っていたから

このラインは踏み越えない人だと思っていたから





















前述した井川意高ゲスト参加への反応から、この関係性に傷ついたINOスレがいること、INORANサイドは間違いなく認知してたはず


その上でなお、この関係性を選び取り続ける事実は重い。INOスレよりそちらを優先しているからだ






思想の自由では?とか擁護してる人は完全にこの視点が抜け落ちてる


何言ってんだよ

長く支持してきたINOスレが蔑ろにされた事が問題なんだよ





















大好きだったから余計に辛い

この写真を許容出来るような度量は私にはない


私にも信念がある

とてもではないが応援出来ない























今までありがとう

さよなら、私のロックスター





































tak



















話題です、嫌な意味




















































V系バンド、グランギニョルが沖縄3daysライブ初日のステージで「ひめゆり学徒隊」コスプレを行い、波紋/批判を呼んでます














































ひめゆり学徒隊は、第二次世界大戦で多くが犠牲になった沖縄県立女子師範学校と沖縄県立第一高等女学校の学生

現在も沖縄にとっては重い歴史背景を持ちます

当然安易に扱ってはならない題材なのですが、あろうことか、態々沖縄本土にまで渡りそれを敢行するとはなかなかな話です


バンドは批判を受け、沖縄outputでのライブを中止
当面の活動休止も併せて発表しました





























今日はこの事について考えたいと思います
























V系界隈ではこの手の不祥事案件はそれなりにあります

古くはKLACK事件が有名ですし、最近だと鐘ト銃声のジャケット事件もありました



昔はBUCK-TICKもコーラン問題で、Six/Nine回収騒ぎ起こしたし、別界隈メタルコアバンドSABLE HILLSでもこないだ731由来でツアーキャンセル起こりました




















懸案バンド、グランギニョルはまだ10月に始動したばかりの新人

ブラックホールやエッジに腐るほどいる十把一絡レベルのV系バンドです



大日本異端芸者大好きなんだろうなぁ、ってのはこの曲聴けばすぐ分かります

なんなら懐かさすら覚えます
















不祥事案件の要因は
前述のバンド群含め

①無自覚(=無知)
②ギリギリ攻めたらアウトだった
③ ①②の複合型

のどれかと思います(KLACK除く)


グランギニョルは「初期GazettEみたいなことやりたいよね。ライブは場所も沖縄。。。誰もやったことない感じがいいな。。。今回はひめゆりでやってみない?」

あるいは

「ひめゆりは燃えるかもしれないな。。。だけど多少燃えるくらいが話題になるかも!」


くらいだったのかな、と


いずれにせよガチの匂いは全くせず、有象無象のフォロワー群の中で、自分達の色を出すアイデアとして短絡的に選んでしまったのでしょう



















昔なら沖縄片隅のイベントが拡散される事はなかったと思いますが、SNSで全世界にリリースしてしまった事で予想以上に燃えてしまった、と

















一方、このイベント実際観たバンギャからの意見は全くといいほどありません

沖縄のV系バンドってGLACIERくらいしか記憶にないし、少なくとも大きなシーンはないはずで、お客さんもガチ勢遠征バンギャが多かったでしょう。だから直接この公演を観て大ショック、って声は(傍目には)少ないのだと思います

寧ろ、叩いてるのは、見に来てた若いバンギャではなく、普段V系知らん層や昔V系聴いてました年配層が大半です

















グランギニョルが短絡的で不謹慎なのは間違いありませんが、この人達がガンガン意見言い出したから更に燃え広がったのはなんとも、と感じます

特に、「昔はそんなことなかった、昔のバンドは品があった」みたいなオバンギャの意見はめちゃ「え?」って思いました

皆さんの知ってるバンドもめちゃハーケンクロイツとか使ってましたが、あれは一体

ガゼットや蜉蝣などはエログロ路線爆走してました

品なら間違いなく今を生きる令和V系バンドのがありますし、バンギャも今の子のがちゃんとしてる印象です


























ブラホ界隈新人バンドが起こした事件でマウントとろうとするこの感覚、正にV系の閉鎖性


























また、この事について発信してるV系有識者達も総じてマウント気味の浅い発言が目立ちます

溜飲下げるリプだけが可視化されますが、かなりの人がこの手の意見に引いてV系から更に距離開いてるはず

そういう人達は何も言わずに離れてしまってるだけ

この繰り返しが絶対V系界隈縮小均衡に繋がってると感じます


















「なんであなたが声デカいんか。。。やめてくれ。。。」みたいな人程声も主語もデカくて、それがまた一般社会との乖離に繋がってしまってるのが現状

特にベテランV系勢については、子供2人抱えながら一生懸命生活して、なんとか都合付けて周年ライブに行くような、純粋にライブ楽しんでるママが実際はファン層の大半のはずなのに、そうでないV系声デカヲタ層の偏った子供っぽい論理が界隈代表に見えるのは非常に不健全だと思います。ライト層はこういうのが本当に嫌だから


質が悪いのはSNSの特性上、若い人達にもこの手の意見が可視化されてしまう点で、これぞまさに老害ムーブだと感じます
















往時のファンが数を減らしながらアーティストを応援する構図は、バンドという構造上仕方ないのですが、自らの承認欲求からそのスピードを加速させるのは願わくば辞めてほしい


こないだのクロスロードフェスで「V系は衰退なんかしてない!」って思った人は勘違いです。確実に確実に減ってます



































若手のV系にも良いバンドたくさんいます

今回の件はしっかり反省せねばなりませんが、禊が済んだら新しいV系シーンを作るべく頑張って欲しい

バンギャも応援してあげて欲しい




























未来を創るのは若いあなた達なのですから





















































そんなこんなで























tak