また悲しい訃報が飛び込んできました
本日シンガーソングライターさユりさんの訃報が報じられました。28歳。あまりにも早い死です
また悲しい訃報が飛び込んできました
本日シンガーソングライターさユりさんの訃報が報じられました。28歳。あまりにも早い死です
これは驚きました
2017年の活動休止以来沈黙を続けていたガールズメタルバンド、CYNTIAが1日復活
しかもゲストに元ヴォーカル・Re:NOさんと元ドラム・Arutoさんを加えた特別編成Aldious出演です
まずCYNTIAの活休から7年経ってた事に一番びっくりしましたが、これは嬉しいニュースです
ANTHEMの清水昭男さんをプロデューサーに招聘して編まれた傑作「Limit Break」を愛聴してた方は多いでしょう
聖闘士星矢タイアップ「閃光ストリングス」を筆頭に小気味よくキャッチーながらポップに振れすぎない絶妙のバランスで編まれたこのアルバムはガールズメタル界隈を振り返る際にかなりの頻度で名前の挙がる名作です
威厳すら漂う堂々たる大作タイトル曲はまさに彼女達の持てる力すら超えた全力全身な名演
メタラー勢には概ね不評ですが、私は次作「WOMAN」が大好きです
ハードポップな名曲揃いで取っつきやすさが群を抜くこのアルバムは「Limit Break」とは別ベクトルの名盤。この機会に是非再評価されて欲しい
「幸せの定義なんてそれぞれでしょう? 茨道選び進む度胸くらいあるの」
「ありきたりな幸せ ちょっとピンとこない」
「規格外まではみ出そうよ」
「人は皆 我儘に生きたいの けれど妥協をして 無難を選んでいく よくある人生論 アタシ は無理、ごめんね」
あの頃の私は彼女の紡ぐ言葉に強く勇気付けられました
サブスクにもあるので是非聴いてみて下さい
key AYANOさんは不在と思しきなのは残念ですが、名曲多数な彼女達のライブには期待が高まります
一方のAldiousは長くvo不在が続いてますが、今回は2代目vo Re:NOさんを召喚
ガールズメタルのアイコンだった初代vo RAMIさんの後任を見事に引き受け、中低音基軸のまた違った魅力でバンドの顔となった彼女。耳の病気で突然の脱退となっただけに、復帰を待ち望んだ人は多いはず
Aldiousはラミさんリノさんそれぞれ異なる魅力があるので、2人を臨機応変に起用して存続して欲しいです
デイヴィッド・リー・ロスとサミー・ヘイガーlikeで所謂ヴァン・ヘイレン的なアレ
しかし複数の脱退/移籍その他数多の困難を経ても、ずっと活動切れないのはAldiousの凄いところ
リーダー/社長のよっしーの胆力といつ寝てるのか?と思う程の働きっぷりには感銘すら受けます
立ち位置的にもガールズメタル界のTAKUROと呼びたい。ビコーズアイラブユー
またArutoさんのステージ復帰もだいぶ嬉しいニュース
お子さんも大きくなり一段落といったところか
「Wish Song」でハイハイしたいですよね
むしろ「Ultimate Melodious」の方が演りそうですが
Aldiousはこうやって軽率に出戻り出来るところがガールズバンドとしてある種理想の姿と思ってまして
女子であれば避けられない人生イベントの発動時には脱退してもOKだし、落ち着いてタイミング合えばわだかまりなく帰ってこられるって素晴らしいと思います。流石現代ガールズメタルバンドの始祖。活動スタンス含め自らがロールモデルとならんとする気概を感じます。ヨシ社長のホワイト経営
見ると当イベントはB!の企画らしく広瀬和生氏がコメント寄せてました
たしかにCYNTIAとリノディアスってめちゃ彼が好きそうなカップリング
なんにせよCYNTIA復活はあまりに喜ばしいし、断続的にソロとして活動していたvo SAKIさんのシーンへの帰還は嬉しいトピックです
改めて聴いてもめちゃ良い声
SAKIさんはリノさん脱退後、しばらくAldiousでサポートとして歌ってたりもしたので、このライブ、アンコではAldiousでの歌唱も期待できます
元々中低音が魅力的なヴォーカリストなのでリノ期の楽曲は全く違和感なく聴けます
しかし何故このタイミングの復活なのか
思考を巡らせた私の考えはここに帰結しました
今回のライブは彼女のAldious加入へのプレリュードではないか、と
深読みしすぎでしょうか
いやあります、全然ある
見所聴き所多数の楽しみなイベントになりそうです
チケットは争奪戦必至
早めにゲットしましょう
そんなこんなで
tak
発売されました
GALNERYUSニューアルバム「THE STARS WILL LIGHT THE WAY」です
正式なナンバリングアルバムとしては2019年「INTO THE PURGATORY」以来実に5年ぶりとなる1枚
メジャーデビュー20周年
小野さん/TAKAさん正式加入からも早15年
オリアル7枚 (今作が8枚目)
スペシャルアルバム2枚
セルフカバー2枚
ミニアルバム1枚
をリリースしてきた彼ら
事ある度に「日本最高峰」だ「最強メロスピ」だ言われてきた彼らですが、エナメルの貴公子だったSYUさんも40代半ばに差し掛かり、小野さんは還暦が見えてきた年齢
アルバムもこれだけ重ねてきたし、正直もうネタ切れなのではないか
年齢的にもこの手のハイトーン/ハイスピードメタルはしんどいのではないか
率直に言うと私はそのような感覚を持ってました
事実ここ数年にリリースされたスペシャルアルバムは良作ではあるものの、往時に一撃KOされたパンチにはやや欠け(7弦ギター多用等も事由もありますが)、あらゆる意味でやや衰えを感じたのは否めません
そんな感覚を持ちながら聴いてみた本作
結論から申し上げると
あまりに素晴らしい大傑作でした
本当に私はガルネリウスと言う存在をまだまだ測りかねていました。申し訳ございません
私の予想を大きく飛び越え、彼らは本作を以て次の地平に立ったと断言します
特筆すべきは①「自身/メイン客層年齢に合わせた作り込みが完璧に為されている」ことです
メジャーデビュー20年を祝い、小野さん加入作にして起死回生の一撃となった「RESURRECTION」を彷彿させるジャケを背負う本作、全編ハイトーンだらけで力入りまくりの小野さんブチシバき構成になると予想した人はたくさんいたはず
ところが私達に提示されたのは小野さんの加齢に合わせたマイルド風味の作風
しかして重要なのはヌルくなったのとは全く違う、ってトコロです
上手い表現が見つかりませんが、今の自分達にあった格好に衣替えしたサウンドと言えば通じるでしょうか
無理矢理キーを上げるでも攻撃的な曲を増やすでもない
最初と最後はインストだし、2曲目と9曲目は疾走して4曲目はヘヴィ曲だし、バラードは1曲入ってるし、長尺曲もある
めちゃめちゃステレオタイプで既視感ある「THE ガルネリ」likeな構成
だけど全曲にトゲトゲしさが全くない
にも拘らず、攻撃性の減退には繋がっておらず、耳を捉えて離さない「完璧な心地良さ」という新しい武器を手に入れてます
二郎系ラーメンから淡麗系ラーメンへジョブチェンジしたと言うべきか
これ本当に離れ業だと思います
私はほぼSYUさんと同世代の46歳
ゴリゴリのおじさんであり、胃もたれも早くなり、ファミチキの脂すら辛いお年頃
そして彼らのメインファン層も恐らくこのあたりの年齢です
故に今作の音の変化が実に身体にフィットする
つまり客側の加齢と音楽性変化のゲージあってるんです
大体無理に若ぶるか逆に枯れまくってエキサイトメント失うかどちらかになりがちなこの年代
そこに超絶妙なチューニングバランスで最適解を出したSYUさんはやはり本物の音楽家だと感じました
そして②何よりシンプルに曲が良い
例えば「VETELGYUS」や近年のスペシャルアルバムのようなこねくり倒した複雑な曲がほぼなく、メロディを大事にした素直な良曲が揃ってます(かと言ってパンキッシュでは全くありません。飽くまでガルネリウスとしては、と言う話。これも神バランス感の成せる技)
①②の掛け合わせ=長く聴ける、そして彼らのネクストフェーズ/新章突入を告げる大傑作の登場となったのです
では、簡単に曲紹介して参ります
①「GO TOWARDS THE UTOPIA」
ちょいとフュージョンlikeで勇壮なインスト
ガルネリのアルバムは序曲がないと始まらない
②「THE REASON WE FIGHT」
実質トッパーであり、サビ=大サビのような新機軸も纏い新たな地平を切り拓いた名曲
コチラに詳しいので是非
③「LOST IN THE DARKNESS」
超久々に聴いたガルネリのリフありきパワーメタル
この路線「Metal Trigger」以来かもしれん
唯一の弱点として「リフが弱い」と言われがちなSYUさんですが、いやいや全然フックありますよ
このテイストの曲もたくさん書いてほしい
④「FINALLY, IT COMES!」
めちゃ大谷翔平曲
「FATE OF THE SADNESS」「SHIVER」とかガルネリ4曲目に入りがちなミドルヘヴィ
展開部のカッコ良さは本作屈指なので是非着目を
しかし今回は曲調問わず歌メロが良い
⑤「IN WATER'S GAZE」
先行公開されたユーキネン曲
類まれな様式美に塗れた彼らしさ全開の8分超のお城構築曲
フルートに導かれフォーキーな匂いを撒き散らしつつゴスみもありつつな複雑曲
だけどやはり歌メロが強い
⑥「HEARTLESS」
キター
全メロスパー歓喜の怒真ん中メロスピ
サビがちょいと陰陽座「蛟龍の巫女」likeなところも熱い
しかし疾走曲だらけでたまらん、これは
⑦「CRYING FOR YOU」
ユーキネン2曲目/AOR風味のバラード
亡き母を思って綴られた歌詞も必読
ただしんみりして終わるのではなく、最後開けていく感じになるのが希望を感じさせてグッド
かなり変わった感じに展開しても聴後感はさっぱりするのはユーキネン構築美の面目躍如
⑧「VOICE IN SADNESS」
うっかり「アイウォンナウ!」と叫びたくなるHELLOWEEN的リフに導かれるメロスピ
陰陽座「不知火」に通じる刹那さも特徴的
⑨「I BELIEVE」
出やがった感ある実質アルバムラストの長尺疾走曲
こういうの待ってた、本当に
アートオブライフ始まりかねないバカ長いストリングスイントロから劇的に展開していくメロスピ
間奏のカッコ良さは筆舌に尽くしがたいし、小野さんのあっさり満足新機軸なラストシャウトもたまらんし、AKANE LIVさんのクワイアも最高である
めちゃガルネリのラス曲ぽいんだけど、AOSやFOCに比べれば短尺だからか、意外につるっと聴ける
しかしガルネリ温もり感じがち
⑩「LIFE WILL GO ON」
哀愁のアウトロ
余韻と共にアルバムは幕を閉じます
10月からツアーもスタート
最終日はなんと過去最大キャパ立川 STAGE GARDEN
未だ最新最強を更新する彼らの姿を焼き付けましょう
そんなこんなで
tak
そ
大物来日ラッシュです
ヴァン・ヘイレンのヒット曲満載のサミー・ヘイガー/最新作と「Somewhere In Time」を軸にしたセトリを公言してるアイアン・メイデン
私(46歳)よりやや歳上の方達には特にたまらないライブで、既に実施済の地域からは喜びの声ばかりが聞こえてきます
私は
ヴァン・ヘイレン(サミー・ヘイガー)原体験は「BALANCE」
アイアン・メイデン原体験は「The X Factor」
という絶妙にキャリアハイ直後勢で、好きな曲が「Can't Stop Lovin' You」「Man On the Edge」と言う誰からも賛同を得られないラインナップだったりするのですが、そんな私でも有名曲連打のこのライブには興味をそそられました
ただこのレベルのライトファンの私にとって今回のチケット料金はあまりにハードルが高かった
単独公演で最低価格が20000円前後
これは衝撃的すぎるプライスです
てことでtakです
昨日山程不幸が降りかかりまして今日はグッタリしてます。三連休ですが、悪天候や諸事情で野球も無くなり、身体を休めるつもりです
さて、今日はこんな企画やってみます
「この曲を聞け! 」ガールズメタル入門編
この曲を聞け!
メタル者なら耳にしたことある響きではないでしょうか
当時メタル者の友人があまりいなかった私はどんなマニアックな情報も網羅するこのサイトの登場によって一気に見識を深めました(一層のガチヲタとなりました)
本当に夢のようなサイトで、大感謝してます
メロデスやメタルコアなど当時の新興ジャンルはここで全ての知見を得たと言っても過言ではありません
今でも更新はされてますが、頻度はかなり減り、最新バンドを網羅してるとは言い難い状況
なもんで、「ガールズメタルなんとなく興味あるけど何聞いていいか分からない」勢に向けて、このサイトlikeに「この曲をまず!」的入門曲を紹介してみたいと思います
基本
1 速効性高い
2 代表曲優先
3 人を選ぶ要素付帯してない
の3軸で展開致します
では始めます
①LIGHT BRINGER「If」
キャッチーな歌メロを力強く歌いあげるふきてん、ストレートな中にも技巧を凝らしたインスト陣、何より圧倒的な曲の良さ
まずはここから是非
②ALDIOUS「DOMINATOR」