黒田日銀総裁は退陣する時期を何年も前に
逃してしまった。これは内閣も経済界もマスコミも
日本がどうなってもいいという暗黙の了解なのである。
また、就任後3年あるいはせいぜい5年で
結論を出すべきであった。というわけで、
即刻、新しい人に代わるべきだ。
0金利は奇策という試みが面白がられたが、
2%のインフレに全く効果なく、
次の手を打つべきだった。
黒田総裁は0金利と2%インフレの
道半ばという理由で、後一年の任期を延長する
作戦はプーチンの無期限大統領、終身大統領となって
地球をボロボロに破壊の限りを尽くすのと似ているからだ。
日本の場合、大企業が0金利で、
金に対する緊張感がなくなり、
面倒な国際競争力をつけ、
海外進出などグローバル企業などを目指すのではなく、
国内で系列や談合、横並びなど、
海外企業の参入が少ないことをいいことに、
江戸時代と変わらぬ閉鎖社会を助長しただけだった。
特に、国民の預貯金などの財産を担保に、
バラ撒いた日本のGDPの5倍もの負債の実態を
明らかにすることは出来ないほど深刻なのだ。
日本がIMFの救済で立ち直れるような
問題ではない。つまり、プーチンは世界破壊王として君臨し、
黒田総裁は日本沈没王として、日本国民を道連れに沈む。