料理のひと手間 | 豊田耕一blog「田舎での子育て」

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次の世代にツケを回さない!ために、
4人の息子の父親として、市議会議員として、
敦賀の子どもたちのために日々奮闘しています。

本日のグループホームの朝食は、ぶりの照り焼きとマカロニサラダ、ご飯と納豆、豆腐とわかめの味噌汁を作らせて頂きました。

 

朝食後にグループホームの片付けをしている時に拝見したNHKの放送で「離れて暮らす障がいのある我が子が何を食べているんだろう~」と心配をされていたお母様が紹介されていました。

 

また、先日グループホーム利用者から食材費を過大に徴収していた東京の会社の問題が発覚しましたが、利用者の家族や元職員が「休日の昼食は丼一つで、レトルトの具は1人前の半分足らず」と訴え「健康を損なう恐れもある実態に家族は不安や憤りを募らせている」との記事がありました。

 

私は、3年以上にわたり毎朝グループホームの食事をSNSで発信させて頂いていますが、当初は「寂しい朝食やな!」等のコメントがありました。

 

たしかに寂しい朝食かもしれませんが、そのようなコメントに対して、入居者の皆さんから頂戴した貴重な食費ですので大切に使わせて頂く旨を都度返信させて頂いていました。

 

いろいろな批判があっても、グループホームの食事を発信し続けるのは「我が子がどんな食事を食べているのだろう?」と気になっている親御さんがいると信じているからです。

 

そんな中ルールも変わり、現在のグループホームでは夜はお弁当、朝は魚やウインナーを焼くだけの調理をさせて頂いているのですが・・・。

 

今回、食材として届いた冷凍のぶりは、身がパサパサして味気なかったので、ひと手間が必要と判断して先ずしっかり塩を馴染ませました。

写真のように十分に塩で臭みをとったぶりを、自前のお酒と醤油、砂糖を混ぜたタレに2日間漬け込んで、今朝焼かせてもらいました。

 

味はどうだったのでしょうか・・・。皆さん、喜んで食べてくれていましたので、美味しかったのではないでしょうか。

 

たしかにルールが変わって「料理のひと手間」がかけにくくなくなっていますが、これからも入居者の皆さんのために「料理のひと手間」を惜しまず頑張っていく所存ですので、よろしくお願いいたします。