なぜ赤字と分かっていてハコモノを作るのか? | 豊田耕一blog「田舎での子育て」

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次の世代にツケを回さない!ために、
4人の息子の父親として、市議会議員として、
敦賀の子どもたちのために日々奮闘しています。

 

障がいのある方を美浜町まで送迎した帰りに、美浜町健康薬膳拠点施設「こるぱ」に行ってきました。

 

この施設は、ちょうど1年前にオープンしたと聴いていましたが、私は、今回初めて訪れました。

 

平日の15時くらいでしたが、お客様は私以外に3名で、うち地元の方が1名でした。

 

何年前かは忘れましたが、確かこの施設の構想段階時に、嶺南広域行政組合議会の視察で、美浜町の議員と共に兵庫県にある丹波市立薬草薬樹公園 リフレッシュ館 丹波の湯にお邪魔しました。

 

丹波市の施設を運営している指定管理者の担当の方から話を聴かせていただきましたが・・・、私の印象としては決して経営は上手くいっているように思えませんでした。

 

ただ、この丹波市の施設は温泉施設でもありますので、平日昼間とはいえ市民の方を中心に温泉は賑わっていたと記憶しています。

 

 

今回、美浜町健康薬膳拠点施設「こるぱ」では、上の写真の3品を購入させていただき、自宅で美味しくいただきました。

 

この施設、どんな指定管理者と、どのような契約をしているのかは知りませんが、どう考えても売り上げだけで指定管理料を賄うというわけにはいかないでしょうから・・・、結局のところ町民の税金投入が必要になるでしょう?

 

この施設がどのくらいの経済効果を試算しているのか?分かりませんが、立地から考えても経済効果もあまり見込めないでしょう・・・。

 

自分が経営している会社が、赤字覚悟でこのような施設を作るのか?→絶対作りません!

敦賀市にあるリラ・ポートを含め、赤レンガ倉庫、新ムゼウム・・・・、自分のお金だったら作るわけないですよね!

そんな視点で、これからハコモノを作らないと、敦賀市も大変な未来が待っています。

 

敦賀市においても、指定管理制度で多くの施設が運営されていますが・・・、少子高齢化、人口減少等、山積する課題としっかり向き合って、費用対効果の視点で施設の見直し等が必要であると考えます。