DAVID BOWIE is | アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

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去年1月に亡くなったイギリス出身の世界的アーティスト、デヴィッド・ボウイの大回顧展・・・

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“DAVID BOWIE is” が、天王洲にある寺田倉庫G1ビルで開催されています。
2013年にヴィクトリア&アルバート博物館での開催を皮切りに、
ドイツ、アメリカ、フランス、オランダ、イタリアと世界各国を巡回し、このたびいよいよ日本に上陸。
デヴィッド・ボウイファンが首を長くして待っていた展覧会です。
それだけに、混雑が予想されるため、チケットは日時指定の事前予約制。
当日券は、入場枠に残数がある場合のみにしか発売されないそうなので、ご注意を。
星


さて、会場に入ると、まずヘッドフォンが手渡されます。

ヘッドフォン


普通の展覧会にあるような音声ガイドとは違い、ボタン操作をすることなく、
対応する映像 (モニター) に近づくと、自動的に音声が流れてくるという仕組み。
ハンズフリーで展覧会を楽しめます。

そして、入り口で待ち構えていたのは、
山本寛斎がデザインしたデヴィッド・ボウイの衣装。

デヴィッド・ボウイの


今見ても斬新でした。
デヴィッド・ボウイ以外、この服を着こなせる人がいるのでしょうか。

会場には他にも、そんなデヴィッド・ボウイの斬新すぎる衣装が数多く展示されています。

衣装
衣装
衣装


それらの中には、ガッチャマンみたいなのも。
つくづく斬新です。

衣装


衣装以外にも、写真や手書きの歌詞、アルバムアートワーク、私物など、

ボウイ
ボウイ


ファン必見の初公開アイテムが、300点以上展示されています。
それぞれにキャプションが添えられているので、
すべてをじっくり楽しむのには、2、3時間は必要かもしれません。
(暗い会場内では、文字が小さくて読みづらかったですが・・・)


また、展覧会のラストには、3面の巨大モニターで、
ボウイのライブ映像を映し出す “ショウ・モーメント” なるコーナーもあります。
それを加えたら、さらに、あと1時間は必要かもしれません。

ボウイ
ショー


展覧会全体を通じて、アートテラー的に一番印象に残ったのは、ボウイが描いた絵画です。

絵画


描かれてるのは、『戦場のメリークリスマス』 で競演したビートたけし?
・・・と思ったら、三島由紀夫とのこと。
この絵が目に飛び込んできた瞬間、
「メリークリスマス!ミスターローレンス」 と聴こえた気がしたのですが。
完全に気のせいでした (笑)

ちなみに、日本での展覧会限定で、『戦場のメリークリスマス』 つながりで、
たけしさんと坂本龍一さんの撮り下ろしインタビュー映像が会場で上映されています。
こちらもどうぞお見逃しなく!




ちなみに。
この展覧会に合わせて、寺田倉庫G1ビルにはボウイカフェがオープン。

ボウイ


展覧会オリジナルグッズも大々的に販売中。

グッズ


ボウイファンは、財布に余裕をもって足を運びましょう。




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