購買心理学?穴あけドリルを買いにくる人は本当に穴あけドリルが欲しいのか? | 言葉のチカラで『美心整活』。智恵の心を整える毎日名言。

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こんにちは!


「人生の質を高める」がモットーの智恵ですウインク



昨日ね、
夫から興味深い話を聞きましたのですよ。



夫は保険のマーケティング分野を扱ってる人なのですが、


お客さまの購買意欲についての話をしてくれました。



たとえば、


「ドリルを買いに来る人は本当にドリルが欲しいのか?」
という話。


…あ、ドリルって、計算のやつじゃなくて、穴をあけるほうのよ?笑滝汗



で。

ドリルを買いにきた人には目的があるとウインク


「それってなんだと思う?ニヒヒ
と聞かれて


「え?ドリルを買うことが目的なんじゃないのん?ニヤニヤ
って私が返したら、


「違うねニヒヒニヒヒニヒヒニヒヒニヒヒニヒヒ


と、にんまり。

コイツ何も知らねぇなぁみたいな顔つきしてやがるゲロー



「ドリルを買いに来てるけどね、

お客さんってドリルが欲しいわけじゃないんだよ。
穴をあけたいんだよ。」



穴をけたいんだよ。

そう言われて、はっとした。


お客さまの目的を把握することの大切さ。

お客さまにとって、
ドリルは手段であって、
目的は穴をあけること。





わたしたちは、
ここらあたりを
簡単なようで、
わかっていないのではないかと思った。



「穴をあけられれば、なんでもいいんだよ。」

そう夫に言われて
わたしは以下のように少し戸惑いの心境に陥った。


そうか。
(穴をあけられればいいのか)
そうか?
(ドリルじゃなきゃイヤだとか、ドリルが1番キレイに穴があくもの!って人もいるんじゃないか?)
いや、そうか。
(でも、穴をあけたいわけだから、
優先順位としてはやっぱりドリルそのものより、穴をいかにしてあけるべきかということになるのか。)
まてよ?そうなのか?
(やっぱり穴より穴をあける道具がたいせつなんじゃ?!!!)
あぁ、そうか…。
(ここではそもそも手段と目的の話をしたいのであるから、そういった個人の穴あけ道具の嗜好については置いておこう。
夫が何をわたしに伝えたいのかが、ここでは重要なのだ。)









少し、話がそれてしまうけど、

「ドリルを買う人がドリルを欲しいわけじゃない…」

という夫の言葉を聞いて

わたしは、わたしのケーキ好きな件について思うことがありました。


確かに。
自分だってそうなのです。


わたしがケーキを好きなのも、

実はケーキそのものが好きで好きでたまらない…というよりは、

思い出をつくるためなのですよ。




子供の頃、ケーキを食べる時は決まってイベントの時だった。


それは自分や姉、両親の誕生日だったり、クリスマスだったり…

ケーキを囲むと
必ず誰かの笑顔があった。


わたしがケーキを好きなのは、
そういう、「思い出」を食べられるからだ。


そして、また新しく、
誰かと「思い出」を分かち合うために、
ケーキはわたしにはなくてはならない存在なのだ。




人が何かを買う。

その心理は、実に千差万別。



あなたには、
ものを買うときに、
どんな心理が働いているのだろう?


わたしのケーキのように、
あなたがそれを好きなのは
まずはじめの理由に
「たいせつな思い出」が絡んでいるからかもしれない。



今日は以上デレデレ

いつも、ありがとうございます