星を見つけに行く前に
ちょっとしたお喋り休憩。
何を話したか覚えていないけど、
あの子が私の話を細かく
オウム返しのあいづちをしてくれていたことだけが
なぜか色濃く残っている。
その理由はやっぱり
コミュニケーションについて受講生に話すとき
あいづちについて解説するから、なのだろうか。
少し、その感覚とは違う気がしてる。
3つのジェラートを同時に食べられるって
幸せよね。
さて、この 「3つ」について。
この日、観に行った公演も
「3」という数字が絡んでいた。
真っ暗闇の舞台は
何もないのにすべてあった。
何もない恐怖も何か始まる歓喜も
ほぼ同時にわたしの所へやってきた。
その両方が、
わたしの愛なのだと知った。
恐怖と歓喜のあいだに、
わたしがあらわれたのだ。
暗闇に光がさした。
星があらわれた。
ことこまかい公演の話は割愛するが
やっぱり、すべては
女性から始まるのかもしれないと
そう思った。
男女一体による星の表現は
異なるものの統合に見えた。
舞台に堂々と飾られた
あの子が創った染め物の垂幕布は、
見事に美しい地球に見えた。
それはそれは壮大だった。
女性と男性
そして地球。
この3つの関係性。
月と太陽、そして地球。
母親と父親、そして子ども。
読み解いて解説するのは
またの機会に…☆