奥深さ。 | 言葉のチカラで『美心整活』。智恵の心を整える毎日名言。

言葉のチカラで『美心整活』。智恵の心を整える毎日名言。

言葉は人をも変える魔法を秘めている。
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気持ちが整い、考えが進化深化し、振る舞いや態度が変わり、そして、人生が少しずつ変化する。

上を向いて歩こうという曲。


これを12/3のパラサイヨフェスティバルで歌うのだけど、


これってすっごーく

深い曲なんですね。



そう言えば小学生の頃

初めてのピアノのコンクールで

わたしはこの曲を弾いた。





その時は、

なんか愉快だけど
大人な感じの曲だなぁ

なんて認識してた。





それは歌詞の意味をまだ知らなかったからかな。





大人になった今、

初めて知る

この歌の深さ。




この曲が出来た
時代背景をみてみると、



15.16才の子供たちが

親の為に都会へ出稼ぎに行かされていた時代なのだとか。



15,16才って

自分ってものを強く意識していて
でも両親にも甘えたいし
だけども一人前にも見られたい…

そんな不安定な時。




そんな中
都会に出て
親のために
一生懸命に働く。





『上を向いて歩こう

涙がこぼれないように。

思い出す春の日

ひとりぽっちの夜。』




春の日、夏の日、秋の日
と歌詞に出てくる。



これは単に
春夏秋冬っていう意味だけではなくて

故郷の

ふるさとの

あの移りゆく四季を
懐かしく思い出している。




『幸せは雲の上に

幸せは空の上に


悲しみは星の陰に

悲しみは月の陰に。』




幸せは空の上、雲の上なんて

どれだけやるせないんだって感じだけど

でもね、ここに前向きさが出てる。




幸せも悲しみも遠くにあるけど

幸せの方が近くにあるんだってことを

この詩に表している。



雲、空よりも遠いのが

星や月。



そうかぁーって思った。


この歌を歌う主人公の前向きさが伝わってきた。

そして同時に強さも伝わってきた。



夜にしか見えない星や月の時

そんなひとりぽっちの夜に

悲しみを星や月の陰に託している。




そして、その最大の強さは

佳境である中盤に

口笛で表現してる。



口笛に入る前の歌詞は


『泣きながら歩く

ひとりぽっちの夜。』



その後すぐ口笛になってるのは、

見せ所で口笛なのは、

それは絶対に口笛でなければならない理由があるから。



泣いてしまった。

だけど

口笛を吹けば

泣くことが出来ないから。


だから主人公は

口笛を吹いてる。




上を向いて歩いて
涙がこぼれないように歩いて
泣いてしまったら口笛で
自分を最大限に鼓舞している…


なんて素敵な曲なのだ。。。!



このわかりやすく
短い文章の中で
こんなにも沢山の感情を表現してるんですよー





あまりにも素敵な歌なので
意味をここに託しておきたかったのでした☆





教えてくれた指導者のあつこさん

ありがとうございます☆