みなさん、こんにちは。

食と健康の探求者、当ブログ管理人のartoです。

 

このページでは、

読書好きな管理人が、

本から見つけたトリビアを引用、紹介していきます。

(食と健康の内容のみ。追記していきます。)

 

みなさんの健康に役立つ知識として、

あるいは、

「へぇ~」「なるほど~!」と楽しんでいただければ幸いです。

 

 

  読書で見つけたトリビア(食と健康編)その2

 

22.食は心と運命を左右する(肉食編)(2024/4/30)

 

食物の取り合せ如何は、

健康や寿命の長短に関係があるだけではなく、

食する人の心に影響があるのである。

昔から「食は心なり」という諺もある。

 

近頃、青年の気風がだんだん乱暴になり、殺伐になり、

手製爆弾を仕掛けて、恨みもない唯そこに居合わせた人や、

通りかかった人を殺したり重傷を負わせたりして、

しかもそれを罪悪だとも、何とも思っていないらしい

青年グループが出て来たりする原因が、

”肉食”にあるのだということに気がつかないで、

動物性蛋白が優良食品だなどと思ってそれを珍重して、

たまに食う位ならまだよいけれども、

国民に安い獣肉を食わしてやりたいという慈悲心で、

海外から獣肉を輸入することを勧めている政治家もある。

 

こうして肉体的には肥満児童という奇形児をこしらえてみたり、

精神的にはいろいろの形の奇形性格の国民をつくっていながら、

その原因の奥を探れば「食」にあることを知らない人も多いのである。

いろいろの形の奇形性格の中には好戦的人間、

列車を停めて人を苦しめて、

自分だけ物質的収入が多くなればよいというような利己的人間、

ロッキード事件でピーナツの殻ぐらいアメリカから分けて貰って、

国家を毒しているような破廉恥人間など、

皆、原因の奥を探れば、

政府も個人も食物の選択が適正を欠いているところから来ているのである。

 

そんな事は、食物には関係ないと思う人は、

兎も角、この本を読んで、じっくり考えてほしい。

食物によって顔の輪郭の丸さや長さも変るし、

眼の形も変るし、硬い歯の形まで変る。

このことを事実を挙げて、

この本は証明しようとしているのである。

 

こうして食物によって人相が根本的に変ることは、

人相によってその人の性格や行動の傾向や、

運命を言いあてることができる以上、

如何なる食物を選ぶかは、

民族及び人類の運命に関係があるといわなければならないのである。

 

「平和・平和」と叫びながら、何故人類は、

大量殺戮兵器を、競争して製造しつつあるのだろうか。

何故、世界の至る所に戦争の叫びが絶えないのだろうか。

この現象を、精神分析の大家カール・A・メニンジャー博士は

「人類は自己処罰しつつあるのだ」と説明している。

何のための自己処罰であるか。

それは食用のために、人類は多くの獣類を殺しているからだ。

殺した者は”殺し”によって報いられなければならない。

 

現在意識は肉食をとることが習慣性になっているので、

それを罪悪だとは思わないけれども、

潜在意識の奥の奥には”良心”という仏性があり、

神性があり、審判官がある。

その”良心”が立ちあがって、人類を審判し、

人類みずからを自己処罰するために、

いろいろの病気をつくったり、

大量の自己処罰のためには、

戦争という一掃的な死刑執行場をくり広げるのである。

 

これらの戦争論と平和論とは

この序文だけの読者にはあまりに突飛で奇矯に聞こえるかも知れない。

しかしこの書を読んでいけば、

この論が正しいことが判って頂けるであろう。

食物は”心”を変え、人相を変える。

そして人間は”心”によって行動し、

人相を観れば運命が予言できるとすれば、

食物の選択如何は人類の運命を変えることが判る筈である。

 

(本「心と食物と人相と」P.3より)

 

(一言)

今回私が伝えたいことは、上記とほぼ同じ。

「人の心、運命は、日々食べるものに大きく影響される」

ということです。

 

これは何も目新しいことではなく、

水野南北は「人の運は食にあり」と天啓を受けていますし、

マクロビオティックの久司さんは、

「わたしたちは、わたしたちが食べるものそのもの」

と言っております。

そして、当ブログで何度か紹介した

「マッカリソンの実験」からも

容易に想像できることです。

 

我々現代人は、食事の心身への影響を軽く見過ぎているのです。

日々の食によって、

良い運命にもなれば、悪い運命や病気にもなっていくのです。

 

現代のみなさんは、

ゲーム「Sa・Ga2 秘宝伝説」や

「時空の覇者 Sa・Ga3」の肉の食い合わせは

よくよく厳選するのに、何故、日々の食については軽く考えるのか?

あれ以上にみなさん、日々の食に気を使うべきなのです。

みなさんの健康と良き運命のために!

 

(この本は正しいと思われる内容がたくさん書いてあり、

すごい本だな、とあらためて。また何かあれば紹介します)

 

 


21.生姜の効能(2023/10/10)

 

「生姜は、我々が使う医療用漢方薬約150種のうち約70%に含まれており、

『生姜なしに漢方は成り立たない』といわれるほどの薬効がある。

漢方の原典というべき『傷寒論』に

 

「(生姜は)体を温め(血液をよくし)、

すべての臓器の働きを活性化させる。

体内の余分な液体(水の滞り)を取り除き、

駆風を促し(ガスを排泄し)消化を助ける」と書いてあるし、

明時代に書かれた薬学書の『本草綱目』には、

(生姜は)百邪(種々の病気)を防御する」とある。

孔子も毎日、生姜の副菜を食べていたという。

 

(中略)

 

最近、薬理学の分野で生姜の驚くべき効能が、次々に発見されている。

 

(1)血管を拡張して血流をよくし、体を温める

(2)血小板の凝集力を弱めて、血栓を予防する

(3)体温を上げ、白血球の力を強めて免疫力を高める

(4)発汗・解熱・去痰・鎮咳作用を発揮する

(5)排尿を促し、むくみや水太りを改善する

(6)脳の血流をよくして抑うつ気分をとる

(7)だ液、胃液、すい液、胆汁、腸液の分泌を促して、消化を高める

(8)食中毒や腸内の有害菌を殺菌する

(9)副腎髄質からアドレナリンの分泌を促して、気分を高める

(10)血液中のコレステロールを低下させる

 

等々、多岐にわたっている。

 

英和辞典で「ginger」を引くと、

(1)生姜、の他に、(2)意気、(3)軒高、(4)元気、ぴりっとしたところ

という意味が書いてあり、動詞として、

(1)生姜で味をつける、(2)活気づける、(3)鼓舞する、とある。

「There is no ginger in him」は「彼には気骨がない」と訳してある。

ということは、イギリス人も生姜の効能を知っていた、ということになる。

14世紀にペストが流行し、ロンドン市民が3分の1も死んだ時、

「生姜をよく食べていた人は、死ななかった」ことがわかり、

16世紀になってヘンリー8世が、ロンドン市民に

「国民は、たくさん生姜を食べるように」

と命じて作らせたのが、

今もロンドンに行けば売っている人の形をした「ginger bread(生姜クッキー)」である。

 

(本「食べない健康法」P.132より)

 

(一言)

寒くなり、生姜が欲しくなる季節になってきたのでこちらをシェア。

上記を読めば、

今の流行り病やおクスリにも生姜が効く可能性は大いにあります。

そうでなくても、日々の健康を高める、身体を温めるために、

しょうが湯、しょうが紅茶などオススメしておきます。

 

 

 


 

●トリビア間の閑話:まずは日々の食から (2023/9/11)

 

 

おはようございます、管理人のarto@井口です。

 

 

日々の健康というのは、

人生の一番の土台であり、一番の財産であり、

それをなくして、日々の幸せを感じるのは難しい。

このことは多くの方が同意することかと思います。

 

 

そして、

日々の健康が、日々の食から創られることも。

 

 

では、

日々の食は、何を食べてもいいのか?

 

 

残念ながら、現代日本ではそうはいかないのです。

健康を害する食品がそこかしこにあるからです。

 

 

では、

日々の食をどうすれば、心身の健康が保てるのでしょうか?

これは「内容の面」と「量の面」があると思います。

 

 

●内容の面

 

なるべく避けるべきもの

 

・お肉

・白砂糖

・動物性タンパク(バター、牛乳など)

・白パン、白小麦粉

・白米

・スーパー、コンビ二などで売ってる加工食品

・化学調味料(市販のめんつゆなど)

・ブドウ糖果糖液糖

 

これらをなるべく控えめにしつつ、

 

・玄米、菜食(+魚介類)、自然塩

 

を主にする

 

その他、

 

・イモ類、そば類、豆類、雑穀

 

をサブで食べる。

 

 

●量の面

 

・1回の食で満腹まで食べ過ぎない

・可能なら、朝は野菜ジュースやフルーツジュース or 少なめにする

・昼も軽めにする

・可能なら、たまに、自分の良いペースで半日断食などファスティングをする

 

 

このように書くと、

現代一般的な食をしている方は、

「こんなに避けるものがあって、

一体、どう生活すればいいんや!!」

と頭を抱えたくなるかもしれません。

 

 

そんな方には、まず、

 

・3食のうち、夕食だけ玄米、菜食を主にする

 

のをオススメします。

 

 

現代食を続けてる時の弊害として、

「濃い味のものを求める」

というのがあります。

これは、お肉、砂糖製品の常習からくるものと思いますが、

この点を改善しなくては、

現代食から抜けるのが非常に難しい。

 

 

3食のうち、1食だけでも玄米を主にすることで、

味覚は少しずつ改善していくはずです。

加えて、腸の吸収率、体質も改善していきます。

 

 

以上、これまで書いてきた内容とほぼ同じですが、

現時点で私が思う、健康健全な心身をつくる食事情を書いてみました。

 

 

PS1.

玄米は胃の消化に固い面があり、

3食すべて玄米はさすがに負担。多くて2食かも。

2食でも負担の方は、1食だけ玄米にして、

それ以外は、イモ類、おそばがオススメです。

 

(市販のめんつゆは果糖液糖が入っているのが多いので、

できれば、家でつくるのをオススメします)

 

PS2.

玄米は17時間以上水につけてから炊く。

炊く前は、数回水で洗ってから炊くのが

健康にとってよいようです。

 

 

(関連記事)

 

 

 


 

20.砂糖や甘いものの害1(2023/9/8)

 

「●砂糖はビタミンもミネラルも不足させる

 

たいていの人が誤解しているのは、

砂糖を食べてもビタミンを同時にとれば問題ないと思っていることです。

砂糖やクイックカーボをたくさんとれば、

体からビタミン、ミネラルといった必須栄養素が失われてしまいます。

砂糖を分解するのに大量のビタミンB群やミネラルが消費されるからです。

だから、砂糖はエンプティ・カロリーというより、

むしろ脳と体に害をなすマイナスの栄養素、「反栄養素」なのです。

 

しかもビタミンがわずかに不足するだけで、

あなたの気分は大きく損なわれるのです。

甘いものをたくさん食べることで、

クロムや銅などのミネラル不足を招くばかりか、

カルシウム、マグネシウム、たんぱく質の吸収が妨げられるのです。

 

1970年代のはじめに、連合赤軍による大量リンチ殺人という

おぞましい事件が発生しました。

彼らは軍事訓練と称した行動をはじめたが、内ゲバを開始し、

仲間の15人を殺害したのです。

殺人事件を起こしたころの彼らの食事に注目した慧眼の栄養学者が、

川島四郎博士です。

 

川島博士は、彼らがパン、ミルク、コーヒー、缶詰、インスタントラーメンなどを

食べていましたが、100日もの間、

生鮮食品や野菜をまったく食べていなかったことを発見し、

このような生活ではカルシウムが不足することを指摘しています。

 

不足していたのはカルシウムだけではありません。

マグネシウムも不足していたはずです。

カルシウムやマグネシウムは、神経の興奮を鎮める『自然の精神安定剤』ですから、

これが不足すると、睡眠障害やイライラが起こり、

攻撃的になり、凶暴になるのです。」

 

(本「砂糖をやめればうつにならない」P.110より)

 

(一言)

砂糖の心身への害というのは、

血糖値の面、胃腸の動きの面、血液ドロドロの面、炎症やAGEの面など、

書ききれないくらいありますが、

 

怖ろしいのは、

その辺のスーパーの品、コンビ二の食品、

ちょっとしたカフェ、レストランの食などに

砂糖が基本的に使われていて、

我々日本人が、小さい頃から

「砂糖食」に慣らされてしまっている点です。

 

「17.肉食・精白米の多食は脳の動きを狂わせる」

で紹介した「マッカリソンの実験」もそうですが、

まず、我々が普段食べている食、砂糖が、

さまざまな悪影響を及ぼすことを「知る」ことが大切です。

 

 


 

19.自分自身の食の積み重ね、その結果(2023/9/3)

 

 

⑤私たちは私たちが食べるものである

 

自分の無知を知り、宇宙の秩序、自然の摂理に自らをまかせれば、

私たちはおのずと次のようなことを理解するでしょう。

 

つまり、

 

食料として食べるものや、水、波動、空気として摂取するもの、

さらには放射線、宇宙線などの形で私たちがとりいれるもののすべてが、

私たちを変えていくということを。

 

私たちは、私たちが食べるものそれ自体なのです。

 

私たちは、私たちが摂取するもの、そして私たちの環境の化身(変化した姿)なのです。

すなわち、私たちは、宇宙の顕現(明らかな現れ)ということです。

私たちは食べるがゆえに存在し、食べるがゆえに考え、食べるがゆえに動き、

食べるがゆえに生きています。

 

私たちが食べているものは、私たちの環境の一部です。

ですから、私たちの体内組織のすべて

ーーー器官、神経、細胞、分子、原子ーーーは外界からきたものであり、

食べ物、つまり私たちの環境なくして生命現象はありません。

とりいれるものを変えることで、私たちは自身の肉体を、

精神を、魂を、さらには社会を、文明、文化までも変えることができるのです。

 

逆にいえば、何か困難が起きたとしたら、私たちはまず自分の食べ物のなかに

その原因を捜さねばなりません。

 

(中略)

 

 

■私たちの運命は食事が決めている

 

以上のことを端的にいうなら、

私たちは、私たちが食べるものそのものなのです。

何を食べるかは、胎児や幼児期を除いて私たち自身の自主的、能動的選択によりますから、

私たちの肉体と精神は、いずれも私たち自身の責任の内にあるといえます。

つまり、

この地球上で、私たちが活動的であり、健康であり、幸福であるか、

それとも逆に、不活発で、不健康で、不幸であるかは、

みんな私たち自身の責任なのです。

別の言葉で繰り返し、このことを強調しましょう。

 

私たちは、いつも私たち自身の主人であり、

他人が私たちの運命を支配することはできません。

つまり、

食べ物として何を選択するか、またそれをどのように調理するかは、私たちの自由なのです。

自由であり、選択権を自身がもっているからこそ、私たちはその結果について

ーーーその食べ物や調理法が私たちを環境に適応させ、

私たちが望む人生を送ることができるかどうかについて、責任を持たねばならないのです。

自分が不幸であること、重い病気に苦しんでいること、暗い挫折感をいだき身もだえていること、

ひどい事故にあったり、大きな失敗をしたこと・・・、これらは誰のせいでもなく、

すべて自分自身の責任として引き受けなければなりません。

それらは、自分が選んだ『食』の結果なのですから。

 

本「久司道夫 マクロビオティックが幸福をつくる」P.26、59より)

 

(一言)

今回の内容は、我々にとってとても厳しい、

しかし、とても大事なものです。

 

水野南北が天啓を受けた言葉

「人の運は食にあり」

と同じこと。

 

つまり、

私たちの日々の健康も幸せも、

「日々の食の積み重ね、その結果」であるということです。

私たちはこのことをよーく自覚する必要があります。

 

 

例えば、

 

普段からコンビ二食を食べていながら、

       

「体調が悪い・・・なんでだろう・・・?

コロナ後遺症かな・・・辛い・・・」

 

そのように、外にせい、周りのせいにしてしまえば、

自らを振り返ることもなく、学びも気づきも生まれないのです。

 

厳しい内容であり、書いてて私自身、耳が痛いのですけど(笑)、

みなせん、ぜひ、「自らを振り返ること」を忘れずに生きましょう!

 

 


 

18.肉食は二元性を生み、攻撃性は自身にも向けられる(2023/8/26)

 

「◆パレスチナ紛争と食との深い関係

思えば日本人の肉の常食は、
文明開化とともにはじまりました。
それ以降、肉食民族と同じような戦争の歴史が
はじまることになります。


昔から肉食をつづけてきたのは、
ヨーロッパの国々ばかりではありません。
中東地域に位置する諸国家もまた、
肉食中心の食文化の長い歴史をもっています。
最近ではイラク報道の背後に隠れるようになりましたが、
パレスチナとイスラエルのあいだで民衆を巻き込んだ悲惨な戦い、

というより報復合戦のいつ果てるとも知れない泥沼化が進行しているのは、

みなさんもご存知のとおりです。


PLOアラファト議長の死によって、
この地域の和平はますます混迷の度を深めています。
そもそも、中東地域は争いがとても起こりやすいところなのです。
なぜなら、

かの地域で彼らが日常的に食べているのは肉食であり、
脂っぽいものであり、大量の砂糖や香辛料だからです。
肉や脂質などは強い陽性食品であり、
砂糖や香辛料などは強い陰性食品です。
この二つを一緒に食べると、興奮しやすくなり、
熱狂的、狂信的になってしまう傾向にあります。

というのも、こうした食べ物が人間の攻撃性を高める波動をもっているからです。

中東地域全体の食べ物を変えない限り、
残念ながら今後も、こうした悲惨な争いが絶えることはないでしょう。

(中略)

ところで、肉食に影響された精神、つまり心の内なる攻撃性は、
相手を攻撃するだけでなく自分自身にも向かうこともあります。
それが自殺です。

日本では90年代の末から、年間の自殺者数がずっと三万人を超えているそうです。
長引く不況による企業倒産やリストラの影響もあるのでしょう。
ただ、職場や社会に適応できず、自分で事態を打開できないまま、

あきらめて自殺してしまうケースが増えていると聞きます。
そうしたストレスに対する抵抗力の低下、あるいは精神の弱体化の原因も、

実は食生活に求められるのです。


また、不慮の事故によって亡くなる方も増えています。
これも原因を探れば、食生活の乱れによって、本能的・直感的に危険を予知したり、

回避する能力が低下し、思わぬ事故に巻き込まれているのではないでしょうか。

たとえば低血糖症(過度な陽性状態)や高血圧症になれば、
注意力が散漫になり、気分の変動が激しくなります。

あるいは、暴力的にもなります。
そうした心の状態が事故につながるのは、当然といえるかもしれません。
つまり、肉食に偏った食生活の乱れが心の変調となり、
それが自殺や事故を招き寄せているのです。


(本「久司道夫 マクロビオティックが幸福をつくる」P.154より)

 

 

(一言)
マクロビオティックの世界的権威とされる、この本の著者・久司さんも、

肉食の害について、前回のマッカリソンの実験と同じ考え、洞察をしているようです。

「日本人の肉の常食とともに、
日本の戦争の歴史が始まった」

というのは興味深いことですが、

これは実は、出口王仁三郎が
大正時代にすでに警鐘していることなのですね。


(下記に出口王仁三郎の引用をのせています)

 


「あれが食べたい!」「これが食べたい!」
「肉、うめぇ~!」
「アイス、うめぇ~!」

その気持ちは解ります。私もそのような気持ちになりますし、
自分の好きなもの、食べたいものを食べるのも大事なことです。


ですが、一方で、
我々日本人が、健康健全に日々を送るためには、
「自らの食生活を振り返る」
という、ある程度の「節度」が必要ではないでしょうか。