変容について② | 雷人の部屋

雷人の部屋

催眠・潜在意識から見たココロとカラダ、ときどきタマシイの話。

「あなたは今のままのあなたでいいの。そのままのあなたで完璧なんだよ」

結論から言うとこれは正しいのですが、苦しんでいる本人からすると「このまま苦しんでろっていうのか!?」って感じられて、所詮他人事だから理解されない、誰もわかっちゃくれない、ってことになります。

チルチルとミチルが大冒険をした後でないと青い鳥が家にいた、ということがわからなかったように、変化・変容をいろいろしてみたり、あるいは変化しようとしてもがいたりした後でないと、変化は実は必要じゃなかった、っていうことはわかりません。

だから「変わりたい!」って思ったときは、遠慮なく変容に向かって突き進みましょう。
他人が言ってることなんて気にすることはない。
自分にとっての真実は、自分にしかわからないのだから。

そして変化の第一歩というのは、本当に小さくてもOKだということ。

三日坊主の代表選手、日記。

僕がこれが続けられるようになったのは、ほんの小さな変化がきっかけだった。

書くものをボールペンから万年筆に変えただけ。



昔もらって全然使ってなかった(そもそも使い方も知らなかった)万年筆を、試しに使ってみた。

紙との摩擦・振動が手に心地よく伝わる。この感触を味わうために、どんどん文字を書き込む。
昔の文豪が万年筆を使っているのがわかる気がした。

むしろ何を書くかよりも、万年筆を使いたい、という思いだけで、日記を今まで続けることが出来ている。

今まで続けることのできなかったものを変えたのは、ただの筆記具だった。

人によってはスマホの方がいいかもしれないし、あるいは座る位置を変えたり、起きる時間を5分早くすることかもしれない。

でもほんの小さな変化が、大きな変容を引き起こし、それが雪だるま式に大きくなっていくこともあるのだ。

1メートル動くだけでも見える景色が変わる。
そのときに見たものが、人生を変えることだってあるのだ。