結論から言うとこれは正しいのですが、苦しんでいる本人からすると「このまま苦しんでろっていうのか!?」って感じられて、所詮他人事だから理解されない、誰もわかっちゃくれない、ってことになります。
チルチルとミチルが大冒険をした後でないと青い鳥が家にいた、ということがわからなかったように、変化・変容をいろいろしてみたり、あるいは変化しようとしてもがいたりした後でないと、変化は実は必要じゃなかった、っていうことはわかりません。
だから「変わりたい!」って思ったときは、遠慮なく変容に向かって突き進みましょう。
他人が言ってることなんて気にすることはない。
自分にとっての真実は、自分にしかわからないのだから。
そして変化の第一歩というのは、本当に小さくてもOKだということ。
三日坊主の代表選手、日記。
僕がこれが続けられるようになったのは、ほんの小さな変化がきっかけだった。
書くものをボールペンから万年筆に変えただけ。
昔もらって全然使ってなかった(そもそも使い方も知らなかった)万年筆を、試しに使ってみた。
紙との摩擦・振動が手に心地よく伝わる。この感触を味わうために、どんどん文字を書き込む。
昔の文豪が万年筆を使っているのがわかる気がした。
むしろ何を書くかよりも、万年筆を使いたい、という思いだけで、日記を今まで続けることが出来ている。
今まで続けることのできなかったものを変えたのは、ただの筆記具だった。
人によってはスマホの方がいいかもしれないし、あるいは座る位置を変えたり、起きる時間を5分早くすることかもしれない。
でもほんの小さな変化が、大きな変容を引き起こし、それが雪だるま式に大きくなっていくこともあるのだ。
1メートル動くだけでも見える景色が変わる。
そのときに見たものが、人生を変えることだってあるのだ。