どんないい人の中にだって悪いところはあるし、どんな大悪人の中にも情け深いところがある。
嫌なやつだなー、と思う人の中にもいいところがあるし、めんどくさいやつだなー、と思う人の中にも面白い部分がたくさんあったりする。
どんな相手も、あなたにとって良い仲間にもなれば、不倶戴天の敵にもなる。
めんどくさい客がいるとするじゃないですか。
いろいろ余計なツッコミ入れたり、邪魔してきたり、我を通そうとしたり。
嫌なやつだなー、と思うと、相手は嫌な奴のまま。
でも実はこの人はいい人なんだ。ちょっとクセがあるだけで、こころが通じ合えばいいお客さんになってくれる。と、思えば、いい人になってくれるんですよ。
本当にね、こっちが思ったことを読み取って、役を演じてくれているように。
そういうのを実際何度も体験してきた。
量子力学を持ち出すまでもない。観察者によってが現実は変わるのだ。
控えめに言っても、世界は変えられないかもしれないが、人間関係は変えられるのだ。