目指せ一生現役 -18ページ目

『理系の人々2』を読んだ

家人が「これ買ったんだけど分かる?」と聞いてきた。

どうやらいまひとつ笑えなかったらしい。


『理系の人々 2』


確かにSE(システムエンジニア)について書かれているところなど


かなりマニアックでSEのことを知らないと笑えない印象でした。


「それは仕様です」なんて答えるときの、駆け引きを秘めた空気感など


SEと一緒に仕事をした人でないと分からないだろうなぁ。。。


正直面倒な人種だったりするのですが、でも彼らがいるおかげで


便利な生活を享受できている訳でもあるし、


彼らとうまく付き合っていくためには読んで役に立つかも?



もっと気楽に笑いたければ初号の方がいいと思います↓


『理系の人々』

良い習慣の持つ副作用(改めて全文)

良い習慣は人生を豊かにし、悪い習慣は人生を蝕む可能性があると言われます。


確かに一般論としては頷けるのですが、ちょっと気を付けてみたいことがあります。


そもそも習慣というのは個々の活動をするのに毎回一から脳を使っていられないので


活動を効率的にするために人間に備わった能力だと理解しています。


例えば、歩くときに、

①まず眼球を進行方向に向けて障害が無いことを確認する

②右(左)足を前方に投げ出すと共に左(右)腕を前方に、右(左)腕を後方に投げ出す

③右(左)足が着地したと同時に左(右)足で地面を蹴り体重を前方に移動する

④・・・

なんてことをいちいち考えてやっていたら日が暮れてしまいます。


つまり習慣は無意識化される特徴があります。


そして”良い”習慣と書きましたが、実はここに落とし穴があると思っています。


”良い”という評価は、場所や時代など環境の影響を受けます。


例えば、終身雇用の時代はひとつの会社にずっと居続けるのが”良かった”かも知れませんが


終身雇用の崩れた現代ではひとつの会社に居続けることは”リスク”になるかも知れません。


このように”良い”というのはその時の環境によって左右される相対的なものであることが多いです。


ところが人間が習慣行動をとっている最中は、通常無意識(脳が考えていない状態)なので


その習慣が今自分を取り巻く環境にとって本当に良いものかを振り返ることはしません




すなわち、習慣は人間の活動を効率的で楽なものにする一方で、


環境変化への追従を阻害する原因にもなりかねないという副作用を持つのではないか



というのが私の問題認識です。



近年世の中の変化がとても激しくなってきていることを認めるならば、


今うまくいっている習慣が永遠にうまくいくことはなさそうです。


私たちは高頻度で自分を振り返り、自身を更新しながら生きていかなければいけない


過酷な時代にいるのではないでしょうか。




【補足】良い習慣というのは成功体験を伴っていることが多いです。

自分を更新するときにその成功体験が仇になってしまうことは想像に難くないです。

分かったようでやっぱり分からない?「水素爆発と水蒸気爆発」

原発事故もそろそろ落ち着いてほしいものですが、


改めて水素爆発と水蒸気爆発はどう違うのでしょうか。



「水素爆発」は水素が酸素と結び付いて水になるという化学反応

水素原子2個+酸素原子1個=>水分子1個

が起こるときにポン!とエネルギーが放出されることで起こります。

(理科の授業で水素に火をつける実験をやったことのある人もいると思います)

ガス爆発と同じイメージです。


水素は通常空気中に0.1%も存在しないのですが、原発のような特殊な環境で


水素濃度が高まったところで引火するとこの反応が起きます。


ちなみに水素爆発と聞いて核兵器の水爆を思い浮かべるかもしれませんが全く別物です。




「水蒸気爆発」は水が急激に熱せられて水蒸気となってぱーんと膨張するために起こります。


油を使った料理をしているとき水が入るとはねて熱い経験をしたことがあると思いますが、


あれと同じ原理です。(これは化学反応ではなく状態変化です)


水は水蒸気になると体積が1700倍くらいになります。


さて以下、具体的イメージをもう少し膨らませた方はどうぞ。


例えば、6畳の部屋に1リットルのペットボトルが20本あったとします。


6畳の部屋の容積は、30立方メートル=3万リットル(3m×4m×2.5mで計算)。


ペットボトルの水が一瞬にして水蒸気になったとすると、


部屋の容積を超えた水蒸気が発生します


(20リットルの1700倍なので3.4万リットル)。


ということで部屋のガラスなど割れてしまいます!



同じ爆発でも実態はだいぶ違いますね。