唐突な話で失敬するが、この純和製にして、外来語嫌いの捻くれジジイは、もう相当昔から、
『Nippon車に、横文字車名とはこれ如何に・・・?!』
と想い続けて居るのだが、ジジイの記憶する限り、世界に冠たる日本車メーカーが、戦後の自動車開発競争の中で、未だ、一台も、
『Nippon語車名
『センスが無えなあ・・・!』
と嘆き続けて居る次第で・・・(汗)
尤も、TOYOTAが誇る
『一度は、CROWNに・・・!』
も、Nippon国内だから憧れられる名前に聴こえるが、これをNippon語で謳ったら
『一度は、王冠に・・・!』
と為るから、これでは、万世一系の天皇制の国では違和感が有って、宮内庁に怒られそうだしな・・・(笑)
そう云う意味では、NISSANさんの『セドリック』や『グロリア』なんて、語源すら曖昧で似たり寄ったりだったし、NISSANの最高級車『PRESIDENT』は、親分国家に怒られそうだから、自動車王国には輸出しては居なかったし、TOYOTAの『CENTURY』も、在外公館用を除けば、ほとんど国内官庁御用達用だったしな・・・(笑)
それにしても、Nipponの自動車メーカーの車名命名のセンスの無さには、笑わせられるわなあ・・・!
NISSANが、昔、TOYOTAの『MARK Ⅱ』と、若者人気の覇を競った頃の『BLUE BIRD』だって、Nippon語だと、タダの
『青い鳥・・・』
では、童話の世界で、若者が憧れるような車には成らないわなあ・・・(笑)
そのスタイリッシュさが受けた
『愛のSkyLine・・・』
だって、和名に訳せば
『空の線・・・』
では、やっぱり若者の垂涎の的には程遠かっただろうし・・・?!
ところが、だ・・・!
ジジイが40歳の頃だったが、突然、北陸富山に、国内では、『HONDA』以来の
『国内自動車生産メーカー・・・』
が現れ、自動車ファンの度肝を抜くようなレトロ感溢れるデザインで、全国の車好きの注目を集めた時代が有ったのを、ご記憶の方も居らっしゃるのでは・・・?!
その名を
『MITSUOKA自動車・・・』
と云ったと想うが、此処が生産して売り出す車の社名は、エンブレムこそ銀メッキの横文字に変えては在ったが、車名の語源は、間違い無くNippon語で、
『「優雅(ユーガ)」、「凌駕(リョーガ)」、「我流(ガリュー)」・・・』
などと名付けられて居り、中でも、
『卑弥呼(ひみこ)』・・・』
は、如何にも日本人に愛着のある車名に聴こえ、その命名のセンスの佳さに
『アッパレー・・・!』
と叫んだほどだったのだが・・・(汗)
(画像は、sponichi.comより拝借)
ウーン・・・、外観は『アメ車』に似て居るから兎も角として、その名前に惚れて、一度は乗ってみたい車では有ったわなあ・・・(汗)
これより前に発売された『流儀』でさえ、運輸省の製造認可を受けて公式発売された頃は、その欧州(=英国)風のクラシカルで独特のスタイルが受けて、
『5年先まで、受注は一杯・・・!』
と云う盛況で、当時は、まだ羽振りも快く見栄っ張りなジジイだったが、さすがにそこまで我慢が出来ずに諦め、結局、欧州車で我慢したのだったが、定かな記憶では無いが、当時の販売価格は、確か800万円台だったような・・・(汗)
(画像は、光岡自動車公式サイトより拝借)
南九州でも、ジジイのような見栄っ張りが何人かは居て、3年くらい経った頃から、チラホラ見掛けるようには為って居たが、同じ頃の『バブル景気』が邪魔して、円高で、
『3本スポークマーク車(=Benz系)や四ツ輪エンブレム(=Audi系)・・・』
などがドンドン輸入されて来て、
『庶民が買える車・・・』
になった上、経済感覚の鋭さに眼を着けたTOYOTAが、燃費優先で投入した
『Hybrid プリウス・・・』
の出現と席巻で、出番は減ったのかなあ・・・?
他にも、あのスーパーカーブームの頃には、こんな恰好快い車も発表して居るのですぞ・・・!
(画像は、Wikipediayより拝借)
その名は、
『大蛇(オロチ)・・・!』
どうですかな・・・?!
TOYOTAさん・・・、NISSANさん・・・、HONDAさん・・・!
いつまでも
『西洋カブレの横文字車名・・・』
などより、余程、アメリカなどでは受けるのではないかと想われませぬかな・・・(笑)
と云っても・・・、その前に、この国の国民の皆様がカブレて居る
『横文字崇拝メンタリティー・・・』
を治さなきゃいけませんかな・・・(汗)
兎に角・・・、Nipponの自動車メーカーさんの車名命名のセンスには、どうも一味足りないと想うのですが、時代も変わって居るのですから、ここらで一発、
『和名語源の車ブーム・・・』
を創ってみられませんか・・・?!
などと云う、またけふも、くだらぬ毒吐き駄文にお付き合い頂いて居りましたら、感謝申し上げます・・・(謝&拝)