・ザル茶番劇・・・(笑) | 日本哭檄節

日本哭檄節

還暦を過ぎた人生の落ち零れ爺々の孤独の逃げ場所は、唯一冊の本の中だけ・・・。
そんな読書遍歴の中での感懐を呟く場所にさせて貰って、此処を心友に今日を生きるか・・・⁈

『安倍派裏金問題・・・』

に大揺れしたやに観えた自民党執行部さんだが、どうやら

『40人程度の処分・・・』

と云うお茶濁しで、幕引きへの段取りに入られたようで、早速、その処分対象者の名簿まで御開陳・・・(笑)

 

(画像は、東京新聞電子版より拝借)

 

『8段階有る・・・』

と云う処分規定の項目だけ視れば、『除名』とか『離党勧告』とか、何やら厳めしい懲罰項目もも見聞出来るし、今回は、この中から、一番重たいのは上から二番目の『離党勧告』が数名出るとは云うが、果て然て、その顔ぶれと効果や如何に・・・?!

 

 以前から、自民党と云う政党は、メディアを賑わわせたスキャンダルや刑事事件等に付された党員(=議員)の党内処分で、『離党勧告』などと云う重たい処分を課して見せては来たが、それは『建前え』で、裏ではしっかりつなぎ止めて居り、次の選挙では公認はしては来なかったが、各都道府県連単位では、内密に推薦状態を保ち、

『無所属立候補・・・』

を謳って出馬させ、地盤を温存する形で当選させては、

『禊(みそぎ)は済んだ・・・!』

と嘯(うそぶ)いての

『復党パターン・・・』

を繰り返して来て居るのだから、今回も、また、このお決まりのパターンだろう・・・?!

 

 つまり、

『猿芝居・・・』

を通り越して、抜け穴だらけの

『ザル芝居・・・』

ってことだ・・・(笑)

 

 野党が、口角泡を飛ばして追及した『森喜朗氏』など、最早、永田町に席(=議席)が無い

『ご隠居さま・・・』

だから、党の事情聴取に呼ばれても、

『その儀に非ず・・・!』

と開き直られれば、如何な党総裁と云えども、あのラグビーで鍛え上げた巨体の首に縄着けて引き出して来る訳にも行かないのだから、これで、この『ザル芝居』も、いよいよ幕切れってことだわな・・・(笑)

 

(画像は、東スポWEBより拝借)

 

 不記載が一番多額だった『二階俊博・元幹事長』からは、

『巧みに敵前逃亡・・・』

を図られ、地元和歌山で、虎視眈々と衆議院への鞍替えを狙って居た、

『政敵・世耕弘成氏(=安倍派5人衆)・・・

が、今回の処分で、少なくとも、上から4番目の『選挙における非公認』以上の処分を受けることは確実だろうから、後を譲る秘書息子殿が、地元県連は、枕を高くして推薦出来る状態を創った上で、自分は、

『詰め腹を斬ったような有終の美・・』

を飾ったように見せての『猿芝居ご勇退劇』とは、最後まで業師だったわなあ・・・!

 

 さあ・・・、明後日にも開かれると云われる党紀委員会での『非公認』以上の重い懲罰を受けるのが何人になるのか判らないが、まあ、精々4、5人も居れば善い方だろうし、そこには

『公認候補(=刺客)・・・』

など立てないだろうし・・・(笑)

 

 後は、やはり

『有権者の筆先が何処に向かうか・・・?!』

だが、その前に、なかなか好い選択肢が調わない

『野党勢のバラバラ状態・・・』

では、

『脚が投票所に向かわない能天気国民・・・』

が多いののだから、国の変わり様が無いってことか・・・(笑)

 

 まあ・・・、お好きに為さりませい・・・!

 

 けふ(今日)も、お付き合い頂いて居りましたら、お詫び申し上げます・・・(謝&拝)