ジジイが、想わぬ轢き逃げ事故遭遇で負った『靭帯断裂&剥離骨折』で固定されて居たギプスが、二週間の装着を終えたので、けのふ(昨日)、
『これで、やっと放免に為るだろう・・・?!』
と想って、一週間ぶりに診察に行ったら、一回解き放たれたが、足首を伸縮させると、まだ若干の痛みが・・・!
で・・・、その旨伝えると、ジジイより2歳若い
『防衛医科大卒のDr.殿・・・』
から、
『この場所は治り難いから、もう暫く着けて措きましょう・・・!』
とアッサリ云い渡され、また、再装着・・・(汗)
その間、右足はギプスが汚れないように靴下装着を云われて居たし、当然のこととして、外出時の靴は、右はツッカケに為らざるを得ない無様さだったが、それもけのふの夕方までで解放されたし、何より、二週間洗わなかった足首から下を、昨夜は一際念入りに洗って、痛みも感じなくなった解放感に浸って居る次第だが、面白かったのは、事故の相手側の謝罪訪問が、事故から8日を経過した14日(木)だったこと・・・!
その間、一応被害者のつもりのジジイは、相手方には直接連絡は取らず、相手側車輛が加入して居る『JA共済』の担当者に連絡を入れた回数が4回・・・!
最初の連絡は、事故翌日の7日だったし、土、日を挟んだ月曜日にも、
『まだ、お見えになりませんがねえ・・・!』
と申し伝えたら、
『当方からも、連絡を入れて措きます・・・!』
との返事だったが、音沙汰無し故、火曜日になって、いよいよ痺れを切らしたジジイが、6日の夜、謝罪の電話を貰った相手の携帯に電話を入れて、
『顔出しをすると仰って居たから・・・、待って居たのですがねえ・・・!』
と云うと、慌てた様子で、
『明後日、伺うつもりで居りました・・・!』
ですと・・・(笑)
それを聴いたジジイが、
『じゃあ・・・、何故それを連絡して来られなかったのですか・・・?!』
と畳みかけると、無言の反応の後、
『明後日の午後・・・、伺わせて頂きます・・・!』
の一点張りで、
『何時頃なら、居らっしゃいますか・・・?』
と云うから、
『午後なら3時頃にしてくれ・・・!』
で決着して、さあ、その明後日の午後3時が6分前に鳴ったチャイムでドアを開けると、一人の男性が玄関先に立ち、提げて来た菓子箱を差し出しながら、いきなり、自分の名前も名乗らず
『この度は・・・、申し訳有りませんでした・・・!』
の一言と、その菓子箱の入った紙袋を差し出し、さっさとお帰りになりたいご様子で・・・(笑)
空かさず、ジジイが、
『そんな玄関先で済ますような話じゃ無いでしょう・・・!
まあ、お上がりください・・・!』
と云って、さっさと居間に引き返したから、相手も帰る訳にも行かず、仕方無く靴を脱いで着いて来たは善いが、その後に、もう一人、無精髭を生やしたジジイと同じ歳恰好の男性が着いて来て居るではないか・・・(笑)
そのシチュエーションから、
『ハハ-・・・、父親だな・・・?!』
との察しは直ぐに着いたが、40歳前の男が、自分が起こした交通事故の謝罪に、実の親父を同伴して来たことに違和感(=情けなさ)を覚えるジジイは、ここで、一気に捻くれ根性に・・・(汗)
然(し)かも、息子は、改めて
『どうも済みませんでした・・・!』
と一言云っただけで、後の云い訳は、横に座ったオヤジが語り出して、
『本人は、気付かなかったのですから・・・!』
と、現場を離れた理由を正当化し、
『それは・・・、警察も認めましたから・・・!』
とは、何たる云い種・・・!
まったく反省の気色は無い上に、つまりは、このオヤジは、息子の警察呼び出しにも着いて行って居るということだ・・・!
こうなると、増々捻くれるジジイは、そのオヤジ殿に向かって、
『私が接触したのは、息子さんの運転して居た車ですから・・・、あなたと話す必要は無い・・・!』
と遮り、黙って居る息子に対して、
『あなたも、ねえ・・・、38か9に成ろうと云う立派な男が・・・、こんな事故の謝罪に親を連れて来るとは・・・、情けないと想いませんか・・・?!』
と云うと、また横から、その無精髭のオヤジが、
『私の名義の車で・・・、保険も私の名義ですから・・・!』
とは、呆れてモノが云えない・・・(笑)
世の中、こんな親離れ子離れが出来て居ない若者が増殖して居るって証左だわな・・・?!
そう云いながら、一方では、
『JA共済から、相手に直接連絡は取るなと云われたから・・・!』
との云い種にも、増々納得が行かない・・・(笑)
別に、このジジイが、直接呼び付けて、お金でも踏んだ喰ろうと企んで居るとでも想ったのでも有ろうか・・・(笑)
で・・・、此処からは、そのオヤジに向かってのジジイのお説教に・・・(笑)
我が子を庇おうと勇んで乗り込んで来られたオヤジ殿は、ジジイの
『親離れと子離れが出来て居ない・・・!』
と云う屁理屈に黙り込むしか無く、焼酎灼けした赤ら顔を更に赤くしながら黙って居られたが、お歳を訊けば、ジジイと同い歳だそうで・・・(笑)
さすがに、親と同居をして居る『完全パラサイト(=寄生虫)』では無いそうだったが、世の中、こんな30歳代、40歳代が増えて、今の未婚化と超少子化に繋がって居るのだと想うと、その原因を創って居る張本人が自分たちの世代だと悟り、情けないやら申し訳無いやら・・・(汗)
下手したら、『親の名義』と云うぶつかった軽乗用車も、この親が買って与えたモノかもなあ・・・?
まあ、他人に云えた義理では無い御託(=屁理屈)を、尤もらしく並べた後は、
『あなた方、3、40歳代以下には・・・、この先、このNippon は、もっともっと苦労を掛けるのだから・・・、しっかり頼みますよ・・・!』
と云いながら、ジジイから右掌を差し出して握手をしてお引き取り願ったが、あのオヤジ殿には、ジジイの云いたかったことは半分も伝わらなかっただろうなあ・・・(笑)
そんな親だから、息子に自分名義の車に乗せ、任意保険も掛けて遣って居るのだろうし、当の息子も、それがどう云う意味かも理解出来ないままに、独身で40歳の坂を越えるのだろう・・・?!
今のNippon は、こんな若者ばかりになってしまって居るってことだわなあ・・・!
こりゃあ、この先のNippon は、増々
『人の育たない時代の深み・・・』
に嵌って行く見本を見せられたようで、恰好を着けて一応、
『大人の対応・・・』
で殊を納めたが、何とも情けない世の中になって居るわなあ・・・!
『他人に迷惑を掛けたら、素直に謝る・・・!』
と云うのは、この島国定住民族が、コミュニティー維持の中で培って来た根本的メンタリティーだと想うが、それを出来なくなって、保身と云い訳に走るのを当然と主張する民族に衣替えしてしまったのでは、最早、救い様は無いわな・・・!
って・・・、捻くれジジイが云えた義理では無いが・・・(汗)
序でで申し上げると、この週明けの一昨日(=月曜日)・・・、早速、
『相手と直接連絡を取らないように・・・!』
との智慧を授けたと云う『JA共済』の担当者に、電話でその旨を確認したら、シドロモドロの云い訳と謝罪・・・(笑)
更には、ジジイの保険加入先の担当者を通じて、
『相手に直接連絡を取らないでください・・・!』
との念押しまで寄越しやがって・・・(笑)
この担当者には、ジジイは、
『相手側には、物損と怪我の状況は伝えたが、お金の話など1円も云って無いから・・・!』
とだけ伝えて、最後に一言、
『人身事故ですから・・・、示談書が無いと厄介ですわなあ・・・!』
とだけ皮肉っぽく云って電話を切ったのだが、お相手は、多分、
『コイツは、厄介な相手だな・・・?!』
と想っただろうなあ・・・(笑)
まったく底意地の悪いジジイだ・・・(汗)
などと云う・・・、誠、つまらぬ自己満講釈に、長々お付き合い頂いて居りましたら、お詫びを申し上げます・・・(謝&拝)