・緊急入稿・・・(汗) | 日本哭檄節

日本哭檄節

還暦を過ぎた人生の落ち零れ爺々の孤独の逃げ場所は、唯一冊の本の中だけ・・・。
そんな読書遍歴の中での感懐を呟く場所にさせて貰って、此処を心友に今日を生きるか・・・⁈

 けふ(今日)から、いよいよ最後の訪問地、

『北の大地編・・・』

を綴るつもりだったが、又もや

『要らぬ寄り道・・・』

をさせて貰うが、けのふ(昨日)、彼の永田町の参議院で開催された

『政治倫理審査会・・・』

の中継を観ながら、薄給バイトに勤しんで居たのだが、前に開かれた『衆議院の政倫審』の時の質疑中継でも感じたことだが、ジジイが不思議に想うのは、総理を辞めた安倍(晋三)氏が、総理辞任後、清和研(=旧・清和会)会長にに復帰して、幹部会議で、

 

≪ 還付金(=キックバック)制度を止めよう・・・!≫

 

と発したことを、然も、

『清廉さ(=法的矛盾)からの発言・・・!』

として捉えたような質問に終始して居るが、ジジイは、

『あの安倍氏が、そんな清廉さから発した言葉では無い・・・!』

と読んで居る・・・?!

 

(画像は、dot.asahi.jp より拝借)

 

 報道に依れば、過去5年間でのキックバック金額の合計は、

『約6億8000万円の記載漏れ・・・』

と報じられて居ることから考えて、安倍氏は、

『このお金は、元々、安倍派に入るお金だ・・・!』

と考えたことは、間違い無いと想わないのだろうか・・・?

 

 然も、派閥会長に復帰した安倍氏からしてみれば、

『これは、会長権限で遣えるお金だ・・・!』

と云う私物感が生れても、人情として不思議は無い・・・?!

 

 何せ、この派閥(=清和会)の本家血筋(=岸&佐藤兄弟)を自他共に認める御曹司からしてみれば、

『俺の人気で、ここまで大きく成って来たのではないか・・・!』

と云う自負も大きかった訳で、そう云う心理が働いても、何の不思議も無いから、同席した子飼いの幹部連が、

『これまで続けて来た経緯からして・・・、止めたら困る会員(=議員)も出て来るのでは・・・?!』

と云う懸念が表明されて、その場での決定には至らぬままに参議院選挙に突入し、大人気で引っ張りだこの安倍氏は、気分快く全国応援遊説に忙しかった中で、終盤の終盤に、和歌山であの衝撃的な遭難死に遭い、派閥内の力関係が一気に大きく揺れ動く中で、

『過去の慣例が継続されたままになった・・・!』

と云うのが殊の真相だと、ジジイなど想うがなあ・・・?!

 

 旧・清和会と云うのは、鉄壁を誇った佐藤派が、あの田中角栄氏の謀反で分裂してからも、

『反田中派・・・』(=角福戦争・・・)

で、福田赳夫氏の元に踏ん張って来た『官僚出集団』で有り、有能な人材が豊富に集って居たから、田中派分派(=竹下経世会)の時代が終わってからは、2000(=平成12)年の『森喜朗氏』から、途中に『麻生氏』と『民主党三代』の2008~2012年の約4年間を除けば、岸田氏の前任の菅義偉氏(=第99代)前まで、合計18年間(=11代で4人)の総理を輩出して来た実力集団だから、集金力(=利権)が絶大になるのも当然で、本家の主に納まった安倍氏が、この集金力に興味を示さなかったはずが無いし、安倍氏は、その資金力を背景に、自分の傀儡政権を構築して、

『院政を布こう・・・!』

と想ったとしても、何の不思議も無い・・・!

 

 だから、自派閥所属の

『安倍チルドレン・・・』

たちが、この安倍人気に肖って売り捌いて来たパーティー券のノルマ余剰金を、自分のところに戻して貰うシステムを、有難がらなかったとしたら絶対に嘘になるだろう・・・?!

 

(画像は、fnn.jp より拝借)

 

 今回、衆参両院で開かれた『政治倫理審査会』で、安倍派5人衆と云われる連中が、

『私は、識らなかった・・・!』

と云うのは、安倍氏の遭難死を好都合にして、

『死人に口無し・・・!』

で、派閥の求心力を保つのには、誠に好都合だし、安倍氏の魂胆を

『美談・・・』

に仕立てての

『安倍晋三神話創り・・・』

に仕立て上げ、野党の先生たちも、その舞台造りに加勢をして居る構図にしか観えないが・・・(笑)

 

(画像は、news.tv-asahi.jp より拝借)

 

 あの安倍氏が、そんな殊勝な玉か・・・(笑)

 

 合計10年近く遣って来た

『口先だけ政策・・・』(=三本の矢、子ども家庭庁等々・・・)

を視れば、そんな玉で無かったことは、明々白々では無いか・・・?!

 

 その最たるモノが、自分の尻拭いをさせた『菅義偉氏』を、無理にも引き摺り降ろし、自分が操り易い岸田氏を、盟友(=縁戚)麻生氏と二人で組んで、素識らぬ顔して総理に据えた裏工作でも、はっきりしてして居ると想うがなあ・・・?!

 

 そして、そのシナリオに乗っかって、見事総理の座に座った岸田氏は、演出家安倍晋三氏が仕掛けた地雷を踏まされて、今、当の安倍派の大スキャンダル(=裏金問題)に苦しめられて居る(=支持率低迷)のだから、まあお互い様だろうが、こんな茶番に踊らされて居る野党は兎も角、それを毎日聴かされる国民は、甚だ迷惑な話だわな・・・(笑)

 

 今後、野党が幾ら頑張って質問を突き付けても、彼らは、口を揃えて、

『識らぬ・・・、存ぜぬ・・・!』

を繰り返すばかりだろう・・・!

 

(画像は、nhk.or.jp より拝借)

 

 だが、議員当人が、自分の政治団体に、数百万円から一千万円単位の裏金を現金で受け取りながら、それを

『私は識らなかった・・・!』

で済ますとすれば、それこそ、事務所管理能力の欠如を露呈して居ることに気付かないとは、永田町とは、誠、呑気なところだわな・・・(笑)

 

 例えれば、企業経営者が、自社の総売り上げと取引先(=資金提供者)や原材料費や人件費の比率を識らず、利益を把握しないまま、湯水の如く経費を支払い続けて居るのと同じことで、こんな無節操な経営者に会社経営を任せて居たら、その会社はどうなるか・・・?!

 

 考えれば、答え(=結果)は、直ぐに判ることではないか・・・(笑)

 

 余程有能で信頼の於ける名番頭を養って居るなら別だが、永田町に、そんな名番頭がそう多く居るとも想えないし、永田町とは、

『お金(=政治資金)に一番敏感(=悩み苦しむ)な人たち・・・!』

が群がり棲む処だと、昔からそれを観て識るジジイなどには透けて視えるがなあ・・・(笑)

 

 また、それを識らなきゃ、バッジを着けて、真面(まと)もな政治活動など出来ない処のはずだが、そんなノンメンタリティーな方々に、我々は、自分たちの国の舵取りを任せて居るってことを、国民諸氏は、危うく感じないとは、暢気と云うか平和なお国だな・・・?!

 

 一言、余言を添えさせて貰えば、国葬まで営んで貰った安倍氏の遭難死は、安倍派の資金力頼みの先生方には、天恵と云っても善かったってことだ・・・(笑)

 

 アアー、怖い・・・、怖い・・・!

 

 死人に鞭打つような憶測駄文にお付き合い頂いて居りましり、中には気分を害された方も居られるかも識れませんので、深くお詫び申し上げますが、案外、的を射て居ると想いますよ・・・(謝&拝)