然て・・・、千葉の船橋で、要らぬLOVE Letterなどを綴って居て、昼近くに為ったジジイは、福島での二日延長が無ければ、孫拝顔に一日を割いて、後の二日は、
『都内、寄席廻り三昧・・・』
と決め、新宿の『末広亭』と『浅草演芸場』と上野の『鈴本』の三カ所を廻る予定にして居たのだが、一日が飛んだので、結果、時間的にも、
『上野・鈴本・・・』
の夜席一席しか廻れないことに・・・(汗)
で・・・、そう算段したジジイは、船橋から上野に出て、先にチケットだけは手に入れて措こうと想って、鈴本へ直行したのだが、入り口の職員さんから、
『午後4時からしか販売しません・・・!』
と云われたのでは、それまでの2時間ほどを、どこかで暇潰しをして来なければならないが、如何な上野の名所とは云え、
『アメ横・・・』
などをブラつく趣味も無いし・・・!
結果・・・、ジジイが向かったのは、不忍池方面に在るこの場所・・・(汗)
鈴本から、歩いて10分ほどの場所だし、田舎者には、迷わず行けるのが有難いのだが、温かかったこの冬の現象で、早、緋寒桜が満開に近い状態に・・・!
だが・・・、『恩賜公園』と来れば、薩摩産まれのジジイが真っ先に伺わなきゃ為らないのは、この方で・・・(汗)
アッチャー・・・、折角青空に映えた
『西郷(せご)ドンと愛犬ツン・・・』
だが、寝て載ってしまった・・・(汗)
どうも、この画像挿入システムに、何かの原因が有るようだ・・・?
やはり、西郷さんと云えば、この着流し姿だよなあ・・・!
群ぴく姿や羽織袴の西郷さんなど邪道だと、ジジイは、昔から想って居るのだが、この銅像の前に立つのは、もう40数年ぶりでは無かろうか・・・?!
ウーン・・・、実に懐かしい・・・!
大好きな西郷ドンを拝んだ後は、土曜日の午後で、人手の多い公園内を散策して暇を潰そう歩を進めたら、直ぐ先で、何や哀愁を帯びたハーモニカの独奏をして居るストリートアーティストに遭遇・・・!
ジジイが歩を進めた処で演奏を始めたのが、この曲・・・!
八代亜紀さんの大ヒット曲『舟歌』だが、これが、またハーモニカの独奏だと、曲調に合って、なかなか佳かった・・・!
演奏が終わるまで撮らせて貰って、感謝の『お捻り』を一枚投じて、マットの上に並べられた箱を覗くと、斯様な多数のハーモニカをお揃えで・・・!
訊けば、ドイツ製からNippon 製まで在って、それぞれに音色が違うのだそうで、取り囲んだ観客からのリクエストにも気軽に応じられるとは、なかなかの強者・・・!
しかし・・・、これだけの芸を持って居ても、ハーモニカ一本で食べて行けるほど世界は広く無いから、こうして大道芸的お捻りで喰い繋がれるのだろうが、相当な熟練と自信が無ければ出来ないでパフォーマンスだわな・・・?!
またけふ(今日)も、要らぬ回り道をしてしまいそうだが、鈴本が開く4時までの暇潰しだから、あまり遠くまでは行けないので、パンダで人気の『UENO ZOO』の辺りで引き返し、あの『金ピカ扉・・・』
で有名な『上野東照宮』でも外から眺めようかと参道を進んだら、左手に、何やら小じんまりした東屋を編んだような建物が在り、『上野東照宮・ぼたん園』の看板が懸り、その横に、
『ぼたん祭り・・・』
の看板が・・・!
(帰りに撮ったので、もう通せん棒が懸けて有った・・・)
これを視たジジイは、
『オオー・・・、暇潰しにはもってこい・・・!』
とばかりに、牡丹の花など愛でる柄でも無いのに、大枚千円を払って中へ・・・(汗)
ところが、どっこい・・・!
その見事さと種類(=株)の多さに圧倒されっ放しで順路を廻り、途中、和服のお似合いなお独りご婦人に、
『一枚、撮って進ぜましょう・・・!』
などと、要らぬ親切を働いたりして・・・(汗)
否々、これじゃあ、とても載せ切れませんな・・・(汗)
序でに、中に咲いて居た梅の花なども・・・!
柄にも無い迷路に迷い込んで居たお陰で、目標の午後4時寸前を迎え、慌てて、小坂を降って、上野広小路方面へ・・・(汗)
と云いながら、下り坂の途中の桜などにも引き寄せられて・・・(汗)
それにしても、花のTOKYOは、異国人さんたちで大賑わいでしたな・・・!
お見掛けしたのは、ほとんどがChinease を話されるお方がほとんどで、あの遠慮の無い大声には、些か閉口しましたが・・・(汗)
てな訳で、4時チョイ過ぎに無事『上野鈴本』の夜席のチケットをゲットして、三階の演芸場へ・・・!
此処から先は、撮影禁止区域ですから、中入りの時の緞帳の画で我慢頂き、配られた演目表の写しだけ・・・(汗)
(今度は、寝てくれない・・・!)
打ち出ししが、午後の8時半をチョイと前だったが、やはり、生の高座は佳いですなあ・・・!
寄席の中身(=演目)を綴って居たら、あと三日かかりそうなので、けふはこう云ったところでお暇するが、あの動物物真似で有名な
『江戸屋猫八さん・・・』
も、早、ジジイが識る三代目が襲名されて居るとは、露らず・・・(汗)
打ち出し太鼓の音を聴きながら『御徒町駅』への地下道を辿り、山手線経由で船橋のカプセルホテルに着いたのは、当然9時を過ぎて居たが、土曜日だけに人出は賑わって居たが、ジジイは、昨夜の約束通りに、海鮮居酒屋に踏み込み、また、手酌でチビチビ呑(や)った後、サウナにも入って、明日からの『北の大地往き』に備えて、早く寝た・・・(汗)
と云うことで・・・、
『お後がよろしいようで・・・!』
と云う訳には行きませぬが、ご寛恕くださいませ・・・(謝&拝)
さあ・・・、明日は、いよいよ、最後の訪問地、札幌が待って居るぞー・・・!