・Boliviaでの彷徨い・・・(帰国後編-13) | 日本哭檄節

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還暦を過ぎた人生の落ち零れ爺々の孤独の逃げ場所は、唯一冊の本の中だけ・・・。
そんな読書遍歴の中での感懐を呟く場所にさせて貰って、此処を心友に今日を生きるか・・・⁈

 さあ・・・、ジジイの25日間の暴挙も、残すは、あと二日・・・!

 

 札幌に二泊を予定し、迎えて下さったFadoさんも、

『25日の午前中までは、時間が有りますよ・・・!』

と仰って頂いていたのだが、何せ三連休だったから、息子さんが実家(さと)帰りを為さって居たとのことで、二日目のジジイは、

『札幌、独り彷徨い・・・!』

と相成り候・・・(汗)

 

 実は、その前の相馬のビジネスホテルのサウナで、北海道から来て居ると云う青年から、

『丁度、今、支笏湖で氷祭りを遣って居るはずですよ・・・!』

との情報を仕入れて居たので、雪まつりは外したが、此方なら札幌からもそう遠くないから、

『由・・・、行ってみるべえ・・・!』

と目論んで、スマホを繰ると、何と、

『今年は、暖冬で支笏湖の湖面の氷が緩んで、13日で終了しました・・・!』

とのご案内・・・(汗)

 

 まあ、つくづく間の悪い男・・・(笑)

 

 この祭りは、支笏湖の結氷した湖面の上に、幾つもの氷の像が並び、夜はライトアップもされて、その若者云わせれば、

『雪まつりよりきれいですよ・・・!』

とのお薦めスポットも、この冬の暖冬には勝てなかったらしい・・・!

 

(支笏湖・氷澪まつり:sapporo-travel より拝借)

 

 ウーン・・・、この光景は、一見の価値は有っただろうが、残念・・・!

 

 と云う訳で・・・、目当てを失ったジジイは、已む無く、

『昼の札幌、独り彷徨い・・・!』

へと足を踏み出し、先ずは、札幌駅前へ・・・(汗)

 

 北海道は、彼是5度か6度か訪れては居るが、冬の北海道は、初体験・・・(汗)

 

 然も、3日間日間ほどで、新雪が30cmほども積もってくれて居るから、その美しく積んだ大雪を識らない南国者には、言葉にならないほどだ・・・!

 

 

 然ーて・・・、SAPPOROと来れば、やはり『Beer』と行きたいところだが、昨夜も美味しいお酒を、調子に乗って呑んだ口には、やはり、これはご法度・・・(汗)

 

 それに、70歳前のジジイが、喜び勇んで出向く場所では無いことも百も承知だから、此処は、

『SAPPORO SNOW TOEN STROLL(=散歩) ・・・』

くらいしか想い着かないから、この雪道を堪能させて貰うべくホテルを出て、JRで札幌駅まで向かい、先ずは、名物、時計台から大通り公園辺りが無難なところか・・・(汗)

 

 と・・・、その前にだが、

『雪と云えば、滑るモノ・・・!』

と想い込んで居る南国ジジイは、けのふ(昨日)、ホテルに着く前のコンビニで、このような代モノを仕込んで居たのだが、

『札幌の雪は、滑らない・・・?!』

と判って、これの出番は、結局無し・・・(笑)

 

 

 

 実に不思議な雪だわなあ・・・?!

 

 ただ、薄い靴底伝いに伝わって来る冷たさは同じだから、こっちは、大いに役に立った・・・!

 

 

 たった一日の為に、雪道用ブーツを買うのも丸貧ジジイには惜しかっただけだが、札幌の雪は、靴からも水気が滲みて来ないから、偉いわなあ・・・?!

 

 尤も、その原因は、南国のように、降った雪が直ぐに融けるほど、外気が上がって居ないって話だろうか・・・?!

 

 

 外気温&湿度表示板の上の『DAIKIN』さんってところが、なかなか憎いわな・・・(笑)

 

 そんな余談は兎も角・・・!

 

 ジジイのこれまでの『北の大地廻り』は、ツアーか、幾人かの徒党(=グループ)を組んでの団体旅行だったから、札幌の名所は、乗ったバスから、ガイドさんが、

『皆さま・・・、右(or 左)をご覧くださいませ・・・!』

の案内で幾分ゆっくり目に過ぎなががら観る

『走り視観光・・・』

ばかりで、歩きながら廻ったのは、遥か35年前の『〇〇旅行』で、夜、当時の連れ合いと歩いた時計台とテレビ塔と大通り公園くらいのモノで、夕食は、

『ビール園&ジンギスカン・・・!』

が定番だし、男どもと来たGOLF目的ツアーは、

『夜のススキノ・・・』

と決まって居たから、

『来たことは有っても、観たことは無い・・・!』

に等しかったので、今回は、独りで、誰気兼ね無く、冷たい雪を踏みしめながら、方向音痴丸出しで、あっちへウロウロ、こっちへウロウロ・・・(汗)

 

 

 

 

 

 序でに、テレビ塔の真下では、売店のお姐さんに頼んで、証拠写真なども・・・(汗)

 

 

 このモニュメントの前で撮りましょうと云われたが、さすがにご勘弁願って、斯様な中途半端な画に・・・(汗)

 

 

 その昔、『〇〇旅行』で訪れた時は、此処の展望台まで昇って、そこの売店で、ドデカい熊のぬいぐるみを買い求め、此処から宅配で送って貰ったが、あのぬいぐるみは、我が家の玄関の隅の木の椅子に座って来客を歓迎する役目を永く努めてくれたが、もう今は、捨てられてしまったろうなあ・・・?

 

 さすがに

『平日(=月曜日)の大通り公園・・・』

では人出は少なく、貸し切り状態・・・(笑)

 

 折角だからと訪ねた

『昼のススキノ(=狸小路街)・・・』

も、然程の賑わいには感じなかったようにも・・・?!

 

 

 が・・・、それでも、此処だけは、佳い歳をした男女が集い、あれこれ物色して居る様子に、この還暦過ぎジジイはまったく理解不能・・・(汗)

 

 

 

 TVなどで流行って居ることは識って居たが、この並びには圧倒されたが、何が面白いのだろうか・・・?!

 

 世の中、平和ってことだろうなあ・・・?

 

 昼と夜では、その賑わいの場所がガラッと変わる『ススキノ』を素通りして、元建築屋のジジイがどうしても訪ねたかったのが、明治期に建てられた

『旧・北海道庁(=赤レンガ館)・・・』

だったのだが、その際、こんなモノに出喰わし・・・!

 

 

 冬の雪の降る朝には、

『ササラ(=竹枝)除雪電車・・・』

で有名な路面電車だが、ド田舎ジジイは、

『地下鉄が走る街には、路面電車は走って居ない・・・!』

と云う想い込みが植え付けられて居て、何となく驚いたりしたが、考えてみれば、この拡い北の大都市は、雪の影響を受けない『地下鉄』は絶好の交通手段だが、東西と南北を結ぶ2路線だけでは、さすがに賄い切れ無いから、

『地上は電車でご移動を・・・!』

と云うシステムは、合理的だわな・・・(汗)

 

 何せ、桁外れに拡い処だし・・・!

 

(画像は、hokkaido.jp より拝借)

 

 そんな電車にも乗らず、雪道を歩いて、かなり遠廻りをして、やっと辿り着いた『憧れの地・旧北海道庁(=赤レンガ館)』だったが、此処でも、またまた

『間の悪い男・・・』

を証明する羽目になった顛末は、明日に譲らせて貰うことにする・・・(汗)

 

 

 けふ(今日)も、長々とした駄文にお付き合い頂いて居りましたら、感謝申し上げます・・・(謝&拝)