まだ、バカジジイの『Boliviaでの彷徨い旅』の帰国後編のネタを山ほども抱えて居る中で、中間省略で、最終日編から先に綴るが・・・(汗)
ジジイの『合計25日間』の放浪旅を終えたのは、もう先月にに為ったが、まだ一週間は経って居ない『2月27日・火曜日』だった訳だが、この日、ジジイは、雪に包まれた北の大地・北海道から、Nippon の国内航空路線の中心(=Hub)空港の
『HANEDA Airport ・・・』
を経て、一気に、九州は宮崎の
『Miyazaki Bougainvillia Airport ・・・』
に辿り着く、
『Nippon 列島縦断独り飛び・・・!』
と云う強行軍を企てて居た訳で、朝の8時に新札幌駅近くの『札幌エミシアHOTER』を出発・・・!
当日、朝起きて直ぐの客室の窓か札幌駅方面を撮った画だが、一面の雪景色で、札幌駅方面も粉雪で霞んで居た・・・!
駅ビル入り口までは、僅か100m弱だが、この積雪では、折角の『楽々キャスター付きトランク』も、役立たず・・・(笑)
だが・・・、此処から駅ビル内に入れば、後は雪は無いからスイスイ転がってくれるし、新千歳でも、空港ビルと駅ビルが繋がって居るから、『札幌の雪』とは、此処でお別れ・・・(笑)
予約した航空便は『午前11時00分発』だから、時間に余裕は有るが、性格が性格(=心配性)だから、些か早目の出立は、このジジイの病気で有る・・・(汗)
空港到着と同時に、
『土産は、保安検査場を抜けてから買えば善いや・・・!』
と横着を漕ぎ、チェックインを済ますと、そのまま保安検査場も無事通過したが、この横着が、後で仇となった・・・(汗)
この空港では、保安検査場を通った後のコンコース添いには、『白い恋人』を売って居るような土産物の店舗は無く、在るのは『コンビニ・LOWSON』程度とは・・・(汗&笑)
ジジイは、元より、定番の『白い恋人』を提げて帰って来るような常識人では無いが、今回は、その横着心が、結果、
『LOWSON の棚に在ったミルクチョコレート・・・』
しか調達出来なかったのは、ウーン、不覚・・・(汗)
だが、一面ガラス張りのゲートロビーから視える駐機場にも誘導路にも、けのふ(昨日)、街を覆って居た雪など欠片も積もって居ないから、飛行機は、ドンドン、定刻通りに離陸して行く・・・!
『この分なら、HANEDA にも定刻に着くわい・・・!』
と想いながら出発ロビーで待てたし、確かに、HANEDA AP の滑走路までは、正確過ぎるほど正確に着陸したが、さあ、此処からが、大番狂わせの連続で・・・(笑)
先ず不審に感じたのは、普通なら、そのまま自力で指定されたボーディングブリッジまで進むはずのボーイング737機が、誘導路の上でゆっくり停機して動かなくなり、窓の外の右側からは、アメリカの『DELTA航空機』が、ダンダン、ジジイ等が乗って居るスカイマーク機と鋭角的な向きで迫って来て、同じように停まったでは無いか・・・!
そして、先ず、札幌から同乗して世話をしてくれたキャビンアテンダントが、
『皆さま・・・、お急ぎのところを誠に申し訳有りませんが・・・、現在、羽田空港は、強風の為に誘導路が混雑して居りまして・・・、当機も、管制塔からの指示を待って居るところでございます・・・。
お急ぎのところ、誠に申し訳有りませんが・・・、今暫く、シートベルトを締めたままでお待ちください・・・!』
と来たもんだ・・・!
確かに、窓の外を視れば、滑走路と誘導路の間の草地に伸びたススキのような長さの草の葉は、風で圧さえ着けられて居るのが視えるし、横に視えるDELTA機の主翼も、機体は動かないのに、その場で、上下に揺れ動いて居るのがはっきり視えるほどに揺れて居る・・・!
と・・・、そんな状態が十分ほど続いたところで、今度は、操縦室からの機長の低音の渋い声で、また、
『エー・・・、ご搭乗の皆さま・・・、お急ぎのところを、誠に申し訳ありませんが・・・、現在、羽田空港は、天候(=強風)の関係で、出発便と到着便が、大変混雑して居るとのことで・・・、この場にて、暫く待てとの管制塔からの連絡を貰って居りますので、お急ぎのところ誠に申し訳ありませんが・・・、今暫くお待ちくださいませ・・・!』
との機内アナウンスが・・・(笑)
結果・・・、ジジイ等が乗ったスカイマークの711便は、駐機場に着き、降機を許されたのは、着陸から45分後の『13時30分』となって居て、此処から、目指す宮崎空港への予約便の『14時30分発』までには、もう一時間しか無くなって居る・・・!
(画像は、4travel.com & hatenadiary.jp より拝借)
ところが、だ・・・!
ジジイが着いたターミナルビルは、羽田の第1だが、次に遣う『ソラシドエア便』は、間の悪いことに、ANA系がメインで遣う『第2ターミナル』で有り、此処に移動するには、無料のシャトルバスを遣うしか無いのだが、その前に、新札幌で預けた手荷物2個を、あの回転ずしの化け物みたいなコンベアで受け取る一仕事が有るし、その前に、到着ゲートから、この到着ロビーまで歩かなければならない訳で、その移動と受け取り時間を入れると、1時間と云う時間は、
『かなり怪しい(=危ない)時間だな・・・?!』
と想わなければ為らなくなった訳だ・・・(汗)
ところが・・・、急ぎ足で回転ずしの化け物コンベアに駆け付けても、このコンベアが、なかなか動き出さない・・・(笑)
考えてみれば、この日の羽田の強風で大混乱して居る手荷物係も、大忙し状態なのは当然で、ジジイ等の預けた手荷物受け渡しが遅れるのも、当然の話だ・・・!
最終的に、ジジイ等の手荷物コンベアが動き始めたのは、14時を少し過ぎた時間だっただろうか・・・?
最早、
『間に合わない・・・!』
と覚悟を決めたジジイは、回転し始めたコンベアに眼を遣りながら、片方の手にスマホを持ち、ソラシドエアの予約センターへの電話を掛けるしか想い着かなかったが、これがまた、ジジイのような間の悪いお客人が多いようで、
『只今・・・、電話が大変込み合って居ます・・・。順番にオペレーターにお繋ぎしますので、そのままお待ち頂くか、暫くしてから、お掛け直しください・・・!』
の繰り返し・・・(笑)
折角繋がって居る回線を、暫く待って掛け直す余裕など無いジジイは、片方の手で、廻って来た手荷物をフロアに放り取りながら、相手の声を待つこと10分ほど有ったと想うが、既に、その時には、搭乗締め切りの
『出発20分前・・・!』
を完全に切る時間・・・!
しかし、どうにかやっと繋がったオペレーターさんが好い人で、
『哭檄さま・・・、今日の羽田の混雑は悪天候に依るアクシデントですから・・・、キャンセル料無しで、次のどの便に空席が在るか今お探ししますので・・・、暫くお待ちください・・・!』
と云って頂いた後、2分も待たない内に、
『1時間後の、15時30分の便に空席が在りますので・・・、此方をご用意させて頂いても好いでしょうか・・・?!』
と云って貰った時には、一気に腰が抜けて床に座り込みそうな安堵感に襲われた・・・(汗)
さあ・・・、あと1時間有れば、15分ほど掛かる第2ターミナルに移動して、
『重たい手荷物を預ける時間も確保出来る・・・!』
と想って、シャトルバスの停留場(=No.8)までキャスターを転がし、順調に、第2ターミナルに辿り着き、2階の出発カウンターに駆け上がったが、この『ソラシドエア』と云うLCCのカウンターは、ターミナルビルでも、隅っこの隅っこにチョコンと設けられて居る肩身の狭さだから、これが、なかなか見つからない・・・(笑)
そこで、些か焦ったジジイは、フロアの半分以上を占めて居る全日空のフロアサービス員を捕まえ、
『ソラシドエアのカウンターは何処だ・・・!』(=本当は『何処ですか・・・?!』と云ったが・・・汗)
と訊くと、対応して下さった職員さんが、涼しい顔で、
『宮崎便なら・・・、ANAのカウンターでも受け付け出来ます・・・!』
とは、何と有難いお言葉・・・!
結果、ジジイは、目に前の受付カウンターに走り、
『斯く斯く然々で・・・、15時30分発の宮崎便に変更して有ります・・・!』
と申し出、ソラシドエアの予約センターで告げられた予約番号を告げると、対応してくれた男性社員さんが、空かさず
『ハイ・・・、確かに変更で予約を賜って居ります・・・!』
と云いながら、手際よく搭乗券をプリントアウトしてくれたが、渡しながら、ジジイに向かって申し訳無さそうに、
『哭檄さま・・・、本日は、このような状態ででして・・・、この便も、使用機が到着が遅れて居りまして・・・、40分遅れの出発に為ります・・・!』
と云いながら、渡す搭乗券の出発予定時間を、ボールペンで書き換えてくれながら、
『お急ぎのところを・・・、誠に申し訳ありません・・・!』
と云ってくれたから、捻くれジジイは、空かさず、
『天気の所為なんだから・・・、あなた方が謝る話じゃ無いですよ・・・!』
と、要らぬ一言を添えたてしまったのだが、この日、羽田空港着陸時から、宮崎空港に着くまでに、この
『お急ぎのところを・・・、誠に申し訳有りません・・・!』
と云う言葉を、ジジイは、一体何十回聴かされただろうか・・・?!
結局、40分遅れどころか1時間半近く遅れて離陸した宮崎便が、宮崎空港に着いたのは、確か午後8時に近かったが、その機内でも、キャビンアテンダントに加えて、機長までもが、
『使用機到着遅れの為に・・・、皆さまの宮崎空港到着が大幅に遅れましたこと・・・、誠に申し訳有りません・・・!』
と謝るアナウンスを流されたが、Nippon の航空会社は、何と低姿勢なことかよ・・・!
これが、今回彷徨ったロスから南米の空港では、勝手な時間変更も出発ゲートの変更なども平気で遣るし、言葉が通じないジジイは、引っ切り無しに大型スクリーンに映し出される予定便の表示板の確認に走ったことか・・・(笑)
余談だが、ジジイは、最初に渡ったロスの空港で、この平気で搭乗口を変えるのを見落とし、結果、危うくチリのサンティアゴ行きに乗り遅れ寸前になり、重い荷物を抱えて走りに走って、搭乗口閉鎖のドアを開けて貰って駆け込んだと云う綱渡りを演じたので、それ以降は、
『コイツ等は、信用できん・・・!』
との不信感を抱き、最終案内寸前まで、この『大型スクリーン』から眼を放さない癖が着いたほどで、冷汗を掻いた経験も汗て貰ったのですぞ・・・(笑)
尤も、向こうのKATAMU Air の受付単担当など、
『間に合ったからには、乗せねばなるあい・・・!』
と云う実にでデカい態度だし、事実体はでかいし・・・(笑)
っちと、ホウホウ態で辿り着いて,ジジイはチケット検査志摩の後で、まるで護送犯人の如き扱いで、一旦と閉じらて居た閉まっドアをキーで空けて貰った座席に、積み込まれたしな・・・(笑)』
その顔は明らかに、
『来たからは、使用がねえべなあ・・・?!』
と云う顔付だで、タダ嘲笑ってん要るだけだじゃらな・・・(笑)
外国区の航空便とは 所詮、そのLvelと心して向き合うべきだと、今回、つくづく想い識らされた・・・」!
駆け込み予約変更だったジジイは、当然、最後尾席だったから、ほぼ最後に乗降口に進みながら、
『ありがとうございました・・・!』
と笑顔で見送ってくれるキャビンアテンダントさんに、
『天気が原因で・・・、遅れたことは、あなた方の所為では無いのだから・・・!』
と告げ、一番最後の出入り口付近に立って居たチーフパーサーと思しきアテンダントさんに、
『機長に、無事に宮崎まで運んで下さって・・・、有難うございましたとお伝え下さい・・・!』
と、これまた余計な一言を云って降りたのだが、その要らぬ一言に、当のアテンダントさんが、一際笑顔を輝かせて、
『ありがとうございます・・・、必ず伝えます・・・!』
と応じて下さって、ジジイの気分も快く、もうすっかり暗くなった宮崎空港から、都城往きの空港バスを待ち、何とか三週間半ぶりに観る
『News Wach 9・・・』
に間に合ったが、
『泣く子と天気には勝てない・・・!』
のだから、そんなに低姿勢過ぎる必要は無いと想うがなあ・・・?!
などと云う、誠くだらぬ駄文を長々と綴ってしまったが、若し読んで頂いて居りましたら、心よりお詫び申し上げます・・・(謝&拝)