・Coin 救助活動・・・(笑) | 日本哭檄節

日本哭檄節

還暦を過ぎた人生の落ち零れ爺々の孤独の逃げ場所は、唯一冊の本の中だけ・・・。
そんな読書遍歴の中での感懐を呟く場所にさせて貰って、此処を心友に今日を生きるか・・・⁈

 けのふ(昨日)の続きネタに為るが、案の定、天気は最悪で、合羽で連れ合いを転がせるような気も起きないので、早々、

『Bus にて参上・・・!』

を決め込み、午後になって、些か度を増した雨の中を、ヒヤヒヤしながら裁判所の事務室のドアを潜ると、最早、顔の売れてしまったジジイの顔を横目に視た事務官殿が、

『チョッと待っててください・・・!』

と申されるので、受付カウンターの前の椅子に失敬し、持参した力作(=証拠証明書)をカウンターの上に置き、待つこと5分・・・?

 

『お待たせしました・・・!』

と、透明パーティションの内側に腰を下ろされた事務官殿は、ジジイが差出した2枚を素早く捲り視られると、

『ハイ・・・、これで結構です・・・!』

とすんなりパス・・・(汗)

 

 一言二言のイチャモンは覚悟の上だったが、一発合格とは、当に目出度いとは想うが、些か拍子抜けのようでも・・・(笑)

 

 しかし・・・、一応O.Kを貰った以上は、こんな厳めしい空気の処に長居は無用だから、外の土砂降りなどモノともせずに、一目散に早々退散して、裁判所近くの駅構内に在る『宮崎交通』の営業所へ駆け込むと、今度は、待ち時間5分で、宮崎駅(=空港経由)行きが出発すると、既に構えて待って居るでは無いか・・・!

 

 まあ・・・、何と間際の佳いことか・・・!

 

 と、ところがー・・・!

 

 Busが出立するや否や、フロントガラスに掛かる雨の量が、一気に3倍くらいになり始め、

『🎵土砂降りぃの 雨のなかーをー・・・!』(=って歌が無かったっけ・・・?)

走ること20分ほどでジジイが降りる『(都城)高専前・Bus Stop』に着いた頃は、最悪のような状態の中を下車・・・(笑)

 

 何せ、ジジイの安宿(やさ)からは、下り線のBus Stopは、『歩いて3分』で十分足りるのだが、帰りは、片側3車線の道路の反対側に為るから、直近の横断歩道まで迂回しなきゃならない訳で、三倍の歩行を求められる上、此処は、大雨の時は水捌けが一番悪い地帯で、直ぐに歩道に近い一車線が冠水状態に状態になる・・・(笑)

 

 

 結果、こんな水溜まりの中を歩かなきゃならない羽目に・・・(笑)

 

 

 まあ、3cmほどの冠水歩道を歩かざるを得ないのだが、これだけの冠水を起こす降水状態ってことは、長靴などでは、足が濡れないだけで、靴口から膝上までは、当然ビッショリ濡れて、漸く

『安宿辿り着き・・・』

となる訳だが、けふは、その安宿敷地への到着寸前の路地で、何やら白く雨に沈んで居る怪しいモノが・・・?

 

 

 善く視ると、何と・・・、『One Coin(=500円玉)』くんが、

『オボレルー・・・、タスケテ-・・・!』

と訴えて居たので、早速、周囲に応援を頼もうと視廻したが、こんな土砂降りの中では、近くに応援者も居ないので、ジジイが、意を決して一人で救助・・・(汗)

 

 救助した以上は、再度『『One Coin』くんに命の危険が起きない様に、まだ濡れて居ないジジイのスラックスの右ポケットに緊急避難して頂き、ジジイの安宿に入って頂き、同居人を探して居た、ジジイのCoin Purse(=小銭入れ)へご入居頂き・・・(汗)

 

 これって、世間的には、

『ネコババ・・・』

って云うのか・・・(汗)

 

 まあ・・・、佳いでは無いか・・・(汗)

 

 

 膝下ビッショリになってまで、『裁判所ご参内』に勤しんだジジイへの、

『線状降水帯からの労賃だろう・・・!』

と想うことにする・・・(汗)

 

 以上・・・、ジジイの

『One Coin 水没緊急救助・・・』

と云うバカバカしいお話でした・・・(謝&拝)