・ Flying 寸前・・・ | 日本哭檄節

日本哭檄節

還暦を過ぎた人生の落ち零れ爺々の孤独の逃げ場所は、唯一冊の本の中だけ・・・。
そんな読書遍歴の中での感懐を呟く場所にさせて貰って、此処を心友に今日を生きるか・・・⁈

『Flying ・・・!』

と来れば、今、真っ最中のParalympic Games ネタかと想われるかも識れないが、まったく関係無い・・・(汗&笑)

 

 超記録的だった

『長雨お盆・・・』

もどうにか治まり、一気に、嫌な残暑が戻っては来たが、朝夕の空気(かぜ)には、どうやら

『秋の匂い・・・』

も混じり始めたようなので、此処は一つ、連れ合いBike を、猫撫で声で煽てて、

『一丁、遠出を・・・!』

と企んでみたのだが・・・(汗)

 

 目論んだのは、ジジイの安宿(やさ)から、南に些か下った、鹿児島県は大隅半島に在る、斯様な処で・・・(笑)

 

 

 何処有ろう・・・!

『Nippon 宇宙開発・発祥の地・・・』

とも謳われる、

JAXA:内之浦宇宙空間観測所・・・

である・・・!

 

 数年前に、あの

『イプシロンロケット打ち上げ・・・!』

で、一時、脚光を浴びた処だが、場所は、

『お隣、鹿児島県・・・』

で在らせられれば、現下の

『県跨ぎ往来自粛・・・』

のお達しの中では、明らかに

『御法度遠出・・・!』

で有ることは百も承知の上での、

『ジジイの悪企(だく)み・・・』

なのだが、何せ、完全Open Car (=Bike)な上に、

『完全、屋外単独行動・・・』

でも有れば、

『これくらいの企みは、お目溢しに与(あずか)れるだろう・・・?!』

との横着を定(き)め込んで、あの長雨中から、密かに目論んで居たのだが・・・(汗)

 

 だから、事前に、JAXAのホームページをご訪問して、見学可能時間や休館日も確かめて居た訳で、この遠行をネタにしたBlog のタイトルまで、密かに用意して・・・(汗)

 

 で、だ・・・!

 

 天気も、いよいよ落ち着いて来たと想った故に、

『いよいよ敢行・・・!』

とばかりに、甲子園の準決勝を反故にしてでも、敢えて

『けふの決行・・・』

を目論んだのだが、昨夕のNews で、

『宮崎県も、けふから「まん延防止等適用措置」が適用された・・・!』

と盛んに煽って来るので、

『ムム・・・、これは、若しかしてー・・・?』

と想い、

『そう云えば、お隣薩摩も、何やら云ってたような・・・?』

と想った老い耄れ脳が、

『こりゃあ、もう一度、確かめて行かねば・・・!』

との仕儀に及ぶと、案の定、そのご案内(=お知らせ)に、

『8月16日から9月12日までは、来ても会えないわよ・・・!』

との、何ともつれないお返事である・・・(汗)

 

 

『ウーン・・・、やっぱりなあ・・・!』

と唸り込むしかないジジイ・・・(汗)

 

 折角の、ジジイ憧れの

『宇宙への入り口探訪・・・』

は、憎っくきコロナ野郎の所為で、当分の延期を余儀なくされた次第で・・・(涙)

 

 ジジイが、この

『宇宙への入り口・・・』

を初めて訪なったのは、もう今から52年も前の、小学校六年生の夏休みであった・・・(笑)

(=その後も、二度ほど訪なっては居るが・・・)

 

 当時、この施設は、まだ、

『東京大学・宇宙空間観測所・・・』

と云うお名前であって、

『κ・Κ・kappa(カッパ・・・)

 λ・Λ・lambda(ラムダ・・・)

 μ・Μ・mu(ミュー・・・)

などと銘打った小型ロケットを、数々打ち上げ、その度に、

『また、失敗しましたー・・・!』

を繰り返して居た頃だった・・・(笑)

 

 

 既に、ジジイが此処を訪なった頃には、彼のアメリカは、アポロ計画で月面着陸に成功し、

『月の石・・・』

なるモノを持ち帰って来た頃だから、その技術力の差は、眼を覆うほどに大きかったのだが、それでも、ジジイの眼は、この極めて辺鄙な片田舎の、海岸沿いの断崖の上に立つ

『発射台(=打ち上げ台)・・・』

に釘付けになり、炎天下をモノともせずに、見学コースを辿ったものだったのだが・・・(笑)

 

 

 その後、Nippon の宇宙への入り口のご本家は、更に南の『種子島』へと移され、今や、

『H-ⅡA型やH-Ⅲ型ロケット・・・』

へと大型化して、Nippon のロケット打ち上げ技術も、次第に

『成功の繰り返し・・・』

へと転じて大きく信用を上げたが、未だ

『有人ロケット・・・』

を打ち上げるまでには届いて居ないのは、やはり、少し寂しい気もするが、果たして、いつかはそんな日が来るだろうか・・・?

 

 要らぬ詮索をすれば、アメリカさんの子分に甘んじて居る内は、そんな大それた日は、来ないだろうが・・・(笑)

 

 何せ、宇宙開発なんて技術は、

『軍事技術の塊・・・』

だからなあ・・・。

 

 てな訳で、

『憎っくきコロナ野郎・・・』

に邪魔されず、ジジイが、もう一度、50年前の郷愁に浸れるのは、もう少し先になりそうだ・・・(汗)

 

 内之浦には、美味い海鮮を食べさせてくれるお店も、在るのだがなあ・・・(笑)

 

 と云う訳で、Paralympic Games とは全く関係無い、ジジイの

『Flying 寸前ボヤキ・・・』

だっただけだが、またけふも、面白くも無い駄文にお付き合い頂いて居りましたら、御礼を申し上げます・・・(謝&拝)

 

(画像は、すべて『JAXA ホームページ』からの拝借です・・・)