毎日の日課、四季報分析から、エスケイジャパン、をピックアップ
(7608)エスケイジャパン
時価127億円。PER12。営業利益率9%。卸売業の割に、利益率がいい。株式保有ラウンドワン31%。ラウンドワンの好況を間接的に得られるかも。ラウンドワンはPER18%と適正水準だが、エスケイジャパンは割安。
個別分析
(1)エスケイジャパン分析
VE投資一覧表
あるべきPERの基準表
<VE投資対象>現在のPER9.5%に対して、あるべきPER20%(株価2倍)。利益計画上方修正が何度かある保守的な会社。クレーンゲーム・カプセルトイブーム、及び、米国事業の拡大可能性に期待。
現在の株価777円 PER9.5割安
↓
あるべきPER20から、株価を逆算すると株価1,636円。現在の株価2倍。フル投資。勝負銘柄。
投資対象の理由:
・保守的な予想をする会社。今後も、売上・営業利益20%増が期待できる。
・時価総額127億円、中小規模会社。業績の上昇が、株価に連動しやすい。
・同業他社に比べると割安。フリューPER13、バンダイナムコPER18。
・会社の競争力の源泉である、営業力に期待。大阪から全国、海外へ販路を拡大した営業力に期待。
・卸売業としては、高めの営業利益率10%超。版権を持っており、かつ、BtoBの割合が高いため、利益率の高い商品を扱える。
・筆頭株主であるラウンドワンが米国で店舗数を拡大し、米国事業の成長続くことへの期待。
・クレーンゲーム機市場の活況。また、インバウンドの恩恵も受けられる。
特徴
・八百社長が、株式3%を保有している。八百社長は、勤続35年、社長就任は、2014年。社長を12年努めている。
・社長の株式保有3%のため、オーナー色は薄めかも。創業者久保敏志2014年に逝去。同年に八百が社長就任。
・創業者久保敏志と、現社長の八百は、同級生。久保のスカウトで、八百は、エスケイジャパンに入社。
・創業者「久保」一族が、10%株式を保有している。久保泰子は創業者の妻。
・ラウンドワンの株式保有31%。1991年ラウンドワンが主要株主となる。
・ラウンドワンの本社は、エスケイジャパンと同じ、大阪。
・親会社のラウンドワンが、米国で店舗数を拡大し、米国事業の成長は続く。
・従業員145名。少数精鋭という会社。
・会社のベンチャー物語や、開示資料の簡素さから推し量るに、営業力のある会社。
・会社を上場した目的も、会社の知名度を上げて、営業に役立てるためと思われる。
・競争力の源泉としては、①営業力、②版権のある利益率の高い商品を保有(版権があれば、原材料高騰についても、価格転嫁で吸収できるはず。)の2点。
・大阪本社。沿革によると、大阪から全国へ展開。アメリカ、中国にも進出している。
・卸売業の平均PERは、16~17%。当社は割安。
・当社の営業利益率は、10%以上。キャラクター版権ビジネスが主要売上のため、利益率が高い。
・キャラクターエンターテインメント事業(クレーンゲーム等)、キャラクターファンシー事業(量販店への販売等)があり、キャラクターエンターテインメント事業が主要な事業、かつ、営業利益率が高い。
・キャラクターエンターテインメント事業は、クレーンゲーム活況、+、カプセルトイ売上の拡大と、今後も好業績が期待される。
・また、現在海外売上高は、10%程度。海外売上高の今後の増加により、さらに好業績となる期待。
・米国事業については、ラウンドワン以外にも、販路拡大を狙う。
プラス評価
・保守的な予想をする会社。今後も、売上・営業利益20%増が期待できる。
・関西から日本全国、海外と販路を拡大している会社。このため、米国事業での販路拡大にもノウハウをもっているはず。
・間接的にインバウンドの恩恵をうける。インバウンドについて、直接恩恵を受けている業界でないため、まだまだ、株価が割安で評価されている可能性。
マイナス評価
・クレーンゲーム、カプセルトイのブームが過ぎる可能性。
・同業他社との競争激化の可能性。
・エンターテインメント事業は、好況不況を受けやすい業界。
・米国事業についても、トランプの政策や、イラン情勢にも影響を受ける可能性。
●株探抜粋 業績
● 2024.02
・売上高9%増、営業利益71%増の理由。売上高増<営業利益増の理由
・期初の利益予想(売上10,000、営業利益600)。営業利益増が予想を上回っている。
・キャラクターエンターテインメントが売上・営業利益の7割を占める。
・キャラクターエンターテインメントが売上・営業利益の損益分岐点を超えたため、営業利益増となった。
・この時点では、国内売上が90%以上。中国の現地法人にも3名しかいない。
・決算説明会資料が簡素。IR資料の不足が、割安の要因か。
● 2025.02
・売上高25%増、営業利益23%増の理由。売上高増=営業利益増の理由
・期初の利益予想(売上11,000、営業利益1,000)を上回っている。期初の予想を、ほぼ現状維持と予想している。保守的な予想をする会社。
・25年1月14日利益計画上方修正。活況な市場環境により定番キャラクターの受注が引 き続き堅調に推移することが予想のため。
・クレーンゲーム活況+カプセルトイへの企画受注強化の結果、キャラクターエンターテインメント事業の売上32%増、営業利益34%増。
・反面、キャラクターファンシー事業は、売上増だが、利益率の低い商品が増えたことにより、営業利益減。
● 2026.02
・売上高22%増、営業利益51%増の理由。
・期初の利益予想(売上13,600、営業利益1,300)を上回っている。期初の予想を、ほぼ現状維持と予想している。保守的な予想をする会社。
・25年10月14日利益計画上方修正①。活況な市場環境により商品受注が引き続き堅調に 推移することが予想されたため。
・26年1月14日利益計画上方修正②。活況な市場環境により商品受注が引き続き堅調に 推移することが予想されたため。
・クレーンゲーム活況+海外事業の人員増員による海外需要の取り込みの結果、キャラクターエンターテインメント事業の売上26%増、営業利益54%増。
・地域売上比率:日本88%、アメリカ10%、他2%。アメリカの売上増加の余地あり。
● 予 2027.02
・売上高4%増予定、営業利4%増予定の理由。
・期初の利益予想(売上17,000、営業利益1,950)ほぼ現状維持と予想している。保守的な予想をする会社。
・保守的な予想をする会社のため、達成可能、かつ、上方修正(期初予想売上、営業利益、ともに、20%増)が予想される。
・25.2上方修正(期初売上予想20%増、営業利益予想22%増)、26.2上方修正(売上19%増、営業利益43%増)と上方修正する保守的な会社。
以上になります。


