週末、観ました!
『すずめの戸締り』
※ストーリーのネタバレはしませんが、印象に残ったセリフについては書いています。
観てよかったー!!
上映終わって、次回に席の余裕があったので、
もう一度見たいと思ったほど。
悲しさが前面に出ている話ではないけれど、ずっと心がえぐられていて、痛い。
きれいな映像が思い浮ぶ。
最初に心を揺さぶられたのは、学校の扉を閉めるシーン。
泣くとこじゃない?と思ったが、早くも感情が揺れてダメだった。
今では廃墟となった土地。
何気ない日常があって、明るい光がさして、
「おはよう」「おはよう」の声をかけ合えて。
そこには大切な人がいた。
なのに、ある日突然、
人生が終わりになった人がいたんだ。
「生きるか死ぬかなんて、ただの運だから!」
主人公の強い意思。
大災害。
生死を分けるのはただの運。
明日、自分が生きているかどうか、保証なんてない。
そして、私は神戸に行きたくなった。
大学時代を過ごした神戸に。
いつも1月17日は心の中で祈っているけど、
行きたいな、神戸に。
環さん(すずめのおば)が胸の奥に閉まっていた感情をぶつけるシーンは、ザワザワした。
人っていろんな感情があるよね。
好きな人でも、好きばっかりじゃないから。
家族は、夫婦は、難しいよね。
そんな映画の余韻に浸っていたら今朝、
時間がなくてイラついていた娘むーちゃんにも、私はイラつかなかった。
生きたいのに生きられなかった人がいる。
だから、楽しみも悲しみも味わいながら、生きよう。
深い悲しみも、いつか自分で乗り越えて生きていく。人にはその力が備わっている。
『すずめの戸締り』
見るのを迷っている方がいたら、おすすめします。
ストーリー自体はすごくテンポが良くて、
「えー!どうなっちゃうの?」と興奮します。
猫のダイジンを追いかけるという分かりやすい展開なので、
一般的には小4くらいならストーリー自体も充分楽しめると思います