Tall Tale

ダニエル・ハケットは父親からアメリカの伝説的な英雄の話を聞いて育ったが、彼らの話を嘘だと考えるようになった。
当地では悪徳開発業者が強引に開発を進めていた。住民は反対運動を進めていたが、英雄たちが助けに駆けつけた。


映画関連目次(闇雲映画館)

製作年:1995,監督:Jeremiah Chechik,脚本:Steven L. Bloom,Robert Rodat


■ はじめに

◆ 登場人物(キャスト)

ダニエル・ハケット(ニック・スタール)
ジョナス・ハケット(スティーヴン・ラング) 父親
サラ・ハケット(モイラ・ハリス) 母親

J.P.スタイルズ(スコット・グレン)
ペコス・ビル(パトリック・スウェイジ)
ポール・バニヤン(オリヴァー・プラット)
ジョン・ヘンリー(ロジャー・アーロン・ブラウン)
カラミティ・ジェーン(キャサリン・オハラ)

◆ 補足

ペコス・ビル、ポール・バニヤン、ジョン・ヘンリーはアメリカの伝説上の人物。

カラミティ・ジェーンは実在の女性。ストーリーは架空だが何度も映画化されている。「カラミティ・ジェーンの映画」。

ジェーンの登場場面は少ないが、この時に二挺拳銃を使う。「女性が二挺拳銃を使う映画」。
 


■ あらすじ

◆ アメリカの英雄

ダニエル・ハケットはパラダイス・ヴァレーの農家に生まれ育った。

小さいころから父親のジョナスからペコス・ビル、ポール・バニヤン、ジョン・ヘンリーなどの英雄についての話を聞いて育った。

だがあまりに、そのような話を聞いたためか、ダニエルは逆に彼らが実際には存在せず、父親の創作ではないかと疑うようになった。

◆ 父親が撃たれた

パラダイス・ヴァレーでは強欲な開発業者J.P.スタイルズが進出してきて、強引に開発を始めた。

スタイルズはハケット家を含めて農民たちに土地を売るように脅迫した。

ジョナスは要求を拒否したため、スタイルズに撃たれて大怪我をした。

ジョナスは農作業ができなくなり、寝たきりとなった。

◆ 伝説の英雄に出会った

ダニエルは川岸に留めてあるボートに乗り込んだ。

いつの間にか眠ってしまった。ボートは自然に岸を離れて流されていった。

ボードが流れ着いたのは、川岸ではなく砂漠の中であった。

盗賊に襲われたダニエルは、伝説のカウボーイ、ペコス・ビルに助けられた。

その後二人はポール・バニヤン、ジョン・ヘンリーと出会った。

彼らは酒場に行って喧嘩に巻き込まれたが、ペコスの恋人カラミティ・ジェーンが二挺拳銃を撃ちまくって助けてくれた。

◆ 目を醒ました

ダニエルと三人はパラダイス・ヴァレーに戻ったが、スタイルズは相変わらず悪事を働いており、スタイルズと対決をするが、戦いは泥沼化してくる。

ここでダニエルズは目を醒ました。彼は元のボートの中で眠っていたのだ。

◆ 英雄たちに助けられた

夢の中と同様にスタイルズは相変わらず、強引に開発を進めていた。

ダニエルはスタイルズが物資を運んでいる列車の前に立って両手を広げて阻止しようとした。

スタイルズは列車を前に進めるように命令した。列車が近づいてきて、ダニエルの前に迫った。

そこにジョンが現れて怪力で列車を押しとめた。手下たちがジョンを撃とうとする。今度はペコスが現れて拳銃で手下たちを次々と倒した。

それを見た住民たちも加わって、スタイルズ一味と戦った。ポールも現れて工事のための柱を次々と切り倒した。ダニエルが最後の柱を切り倒した。

住民たちはスタイルズ一味を滅ぼした。

◆ ラスト

ダニエルは家に戻って、父親に伝説の英雄の話を本当だったと話した。

ジョナスの傷も回復した。三人が現れてジョナスやダニエルに別れを告げた。