コートニーは裕福な両親がいて、自身はソングライターをしているが、足に障害があり、独身で恋人もいない。
弁護士のマーカスと知り合って付き合い始めた。
製作年:1973,脚本:Barbara Turner,監督:Gilbert Cates
■ はじめに
登場人物(キャスト)
コートニー・パターソン(ナタリー・ウッド) ソングライター
ジェミー・パターソン(ブルース・デイヴィソン) 弟
パターソン氏(ケント・スミス) 父親
パターソン夫人(フランシズ・リード) 母親
マーカス・サイモン(ロバート・ワグナー) 弁護士
アニー・サイモン(アンナ・アリーズ)
ジェニファー(ジェイミー・スミス・ジャクソン) ジェミーの恋人
わりとあっさりした映画。ロバート・ワグナーとナタリー・ウッドは二度結婚している。(1957-1962、1972-1981)。本作当時も夫婦。彼女は不審死したが、真相は今でも解明されていない。
邦題は「愛ふたたび」となっているが、無関係の同名の小説や歌などが多数ある。
パーティで初対面の女性から「仕事は?」と聞かれて、コートニーが「テニスのコーチ」と冗談を言う場面がある。相手は不思議な顔をする。
■ あらすじ
◆ コートニーの状況
コートニー・パターソンは32歳のソングライター。ポリオのために足が不自由である。
歩くには杖(ロフストランドクラッチ/前腕部支持型杖)が必要だが、車の運転はできる。補足。馬に乗る場面もある。
両親は裕福で、弟のジェミーは芸術家(?)志望だが、親の財産を当てにせず独自で道を切り開こうとしている。ガールフレンドのジェニファーと一緒に暮らしている。
コートニーは足の障碍があることを除けば、さほど問題もないようだが、本人は引っ込み思案になっている。恋人もいない。
◆ 弁護士との出会い
マーカス・サイモンという弁護士が仕事の関係でパターソン家を訪れた。
マーカスは結婚して子供が二人いたが、離婚して妻が子供を連れて出て行った。
マーカスとコートニーは惹かれあう。マーカスは積極的にアプローチする。
だがコートニーはやはり引っ込み思案であり、また家族も積極的に応援しようとしない。つまり二人の関係は、ほとんと進展しない。
◆ マーカスの前妻の結婚
二人はコテージを借りて、そこでデートするようになる。
コートニーの気持ちも次第にほぐれてくる。
マーカスは前妻の結婚式に出席した。だがそこで新郎とのトラブルが発生してバカにされる。
動揺したマーカスはコートニーから距離を置くようになる。
補足。前妻やその新郎は、コートニーのこととは何の関係もないはずだが、そのようになっている。
◆ コートニーは手首を切った
このような状態となって、コートニーは悲観する。
コートニーは台所でワインのグラスを割って、それで手首を切る。
入院したコートニーを弟のジェミーが訪ねてくる。
退院した後もジェミーがコートニーをサポートして公園で話したりしている。コートニーの気持ちは次第に和らぐ。
補足。この時点ではマーカスや両親は出てこない。それがおかしいような。
最後の雰囲気は不透明ではあるが悲観的ではない状況。
■ 出演作
◆ ロバート・ワグナー
(1953)十二マイル暗礁/Beneath the 12-Mile Reef
(1954)折れた槍/Broken Lance
(1954)炎と剣/Prince Valiant
(1955)白い羽根/White Feather