Massacre River

二人の中尉フィルとラリーはキティが好きだった。キティはラリーを選択した。
セントルイスに来て、ラリーはローラという女性と懇意になった。この状況においてローラと彼女の仕事のパートナーにトラブルが発生した。


映画関連目次(闇雲映画館)

製作年:1949、監督:John Rawlins、脚本:Louis Stevens、Otto Englander、原作:When a Man's a Man(Harold Bell Wright)


■ はじめに

登場人物(キャスト)
 ジェームズ・リード大佐(アート・ベイカー)
 ランディ・リード少尉(ジョニー・サンズ) 息子
 キティ・リード(キャシー・ダウンズ) 娘
 フィル・アクトン中尉(ロリー・カルホーン)
 ラリー・ナイト中尉(ガイ・マディソン)

 イエローストーン酋長(アイアン・アイズ・コディ)
 ローラ・ジョーダン(キャロル・マシューズ) 賭博場の共同経営者
 バーク・キンバー(スティーブ・ブローディー) 賭博場の共同経営者

ワチュピ川(Wachupi River)の場所が不明。架空の地名かも?ロリー・カルホーンとガイ・マディソンはどちらも善役も悪役もこなすアクション俳優である。

キャロル・マシューズはわりとストレートな役が多いが、今回は違っている。
 


■ あらすじ

◆ 「虐殺の河」

南北戦争が終わった後、イエローストーン酋長とジェームズ・リード大佐は、先住民と白人の居住境界をワチュピ河(Wachupi River)に定めた。

この河は何度も先住民と白人との戦いの場となっており、「虐殺の河」とも呼ばれている。

お互いにワチュピ河を越えることは許されない。だがイエローストーンは、彼らを完全には制御できておらず、過激な先住民が河を越えて攻撃する可能性を仄めかした。

◆ キティと二人の中尉

リード大佐には息子のランディ(少尉)と娘のキティがいる。また部下にはフィル・アクトン中尉、ラリー・ナイト中尉。

二人の中尉はキティが好きである。キティはフィルと婚約している。だが実はラリーが好きである。

◆ ラリーの前にローラが現れた

二人の中尉とランディはセントルイスに行くことになる。

この状況になってキティはラリーを選択する。フィルはその選択を受け入れた。

三人はセントルイスに来て、ブルースターホテルに泊まった。

だがラリーはホテルの共同経営者のローラ・ジョーダンを好きになってしまうという事態が発生した。

◆ ローラがランディを殺した

この事態にいたって、ランディは冷静さを失って、キティを守るためにラリーと対決した。

またバーク・キンバーがローラに事業を自分に譲るように要求したこともあって、事態は複雑化した。

事業の件でキンバーがローラに暴力を振るう事態になって、ラリーはローラを守るためにキンバーを殺してしまった。

ラリーは逃亡し、ローラもラリーを追いかけた。さらにランディは二人を追いかけた。

ランディはラリーと対決した。だがなんとローラがランディを殺してしまった。

◆ ローラは告白して死亡した

だがフィルは状況を誤解し、ラリーがランディを殺したと思ってしまった。

フィルはラリーとローラを追跡した。そして「虐殺の河」の近くまで来た。

ルール違反ではあるが、過激な先住民は「虐殺の河」を越えて三人を襲撃した。

結果、ローラがランディ殺害を告白して死亡した。ラリーはローラを抱きしめた。

ラリーは一人で旅立った。フィルとキティは結ばれた。