ハンガリー郊外のお城でピアノの発表会♫

このコロナ禍で、ピアノの発表会も無く、

人前で演奏する機会が全く無くなってしまったことを不憫に思い、

ピアノの先生が、お知り合いのお城のオーナーさんにお願いして、

お城を貸し切りにして、クローズドのミニ発表会を開いて頂けることになりました。

ブダペストから車で約２時間ほどのハンガリー郊外にあるお城。

お城といっても小さなお城かと思っていたら、、、

ナビに従いついたところは、、、

え？あれ？大きくない？

本当に大きなお城なんですけど！

Amadé-Bajzáth-Pappenheim Kastély

いや、オーナーさん、一人で住んでるって言うからもっとミニサイズかとおもいきや、立派なお城‼︎

広大な敷地で、中庭もあり、お城の中は広すぎて迷子になりそう。

とにかく芸術を愛するオーナーさん。

ブダペストにも画廊を持っているそうで、

若手のアーティストを支援するのが生き甲斐のようで、画家を目指す若者をこのお城に呼んで、合宿？のようなことをしたり、ブダペストにある彼のアパートメントを格安で貸したりしているそう。

ピアノの先生が「ウチの生徒が、発表の場が無くて可愛そうなんだ…」と話をしたら、

「ぜひ僕のお城を使ってくれて良いよ〜！」とのお話だったようで。

内装もまさにお城！

何部屋もあって、アップライトやグランドピアノもあちこちのお部屋に！！

ここに一人で住んでるの！？

まるでお話の世界のような生活にとにかくビックリ仰天！！

本番前に練習もさせて頂いて、

本番は上の階のサロンで。

古〜いグランドピアノ。ハンガリーの作曲家「コダーイ・ゾルターン」が弾いたこともあるピアノだそうです！

クローズドの発表会なので、我が家の娘と、もう一家族のみ。

観客はピアノの先生とバイオリニストの奥様、お城のオーナーさんとお手伝いさん。

でも、もう一家族のママはピアニストなので、

「至近距離でプロに囲まれて弾くの緊張するー」

と、青くなっている娘たちでしたが、

よーく響くサロンで、響きに助けてもらいながらなんとか弾き切りました

オーナーさんはとにかくとても喜んでくださり、

「昔はこのお城でもたくさん演奏会が開かれていたのだけれど、最近はほとんど開くことが無くなっていたので、このお城に音楽を戻してくれてありがとう！！」と大変喜んでいただき、私もとても嬉しかったです

お夕食のステキなレストランのお話も

夜のお城での二次会のお話も

ステキな１日すぎて、書きたいことは山ほどありますが、

とりあえず明日も早いので、今日はこの辺で。

今夜はお城のお部屋でお泊まりです

オーナーさんに、「ゴーストが出るかもね！」と散々脅されて、娘たちビクビクしながら寝ました

明日は村の人たちを招待してのマチネピクニックコンサート

娘たちも少し出演させて頂けることになりました

屋外で演奏するのは初めてなので、どんな感じになるのかな？

ドキドキ💓

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