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3歳の女の子は、お母さんに見守られつつ、
ときに手伝ってほしい事(ボンドをつける、素材を一緒に素材ボックスに探しにいく、等)をお母さんに伝えつつ、1時間半ずーっと集中して作品作りに取り組んでいました。
お母さんが、ほんとうに とことん 手をださない、こうしたらいいんじゃない、という意見を言わないでいてくださったのは、とても素晴らしいことです。
手や口をださずに、でも見守られることで、子どもたちは、自分の創造性に自信を積み上げ、自分の感性を信じていくことが出来ます。

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手前は自分で、ピンクの髪のがお母さん、そして、オレンジのフェルトで猫。
目はボタン。髪の毛には、リボンなどをトッピング。
下の方には、枝を立体的に重ねるという独創的なアイデア。

最後の作品発表の時には、他の参加者の4~6歳の子どもたちに、頑張ったところ、気に入っているところ、を指さしながら自分の作品について、その過程について3歳児が持ちうる語彙,
限られているけれど、精一杯それをつかって伝えていました。 また他のこどもたちも、髪かざりがかわいい、ボタンの目がいい、とステキなところ、その作品をみて”心に響いたこと” を言葉にしてつたえていました。

後日談ですが、おうちに帰って家族にこの作品をみせたら、ジョン&レノンみたいだね! といわれたとか。

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先生や大人が喜びそうなお決まりのセリフをいうんじゃなくて、

見ている子どもたちが作品から ”自分の心をつかって何かを感じ” 
それを ”言葉にする” 機会は大事にしていきたいことです。



そしてこちらは、4~6歳のグループ、昼の情景。


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お昼の町には何がある?
デパート! 道! 公園! 木! トラック!
じゃぁ、それをどんなふうに配置する? 
大人のように、おとなしく 理路整然と対話をして役割や配置を決めていく、というよりは
とにかくそれぞれが書きたいものを、描きたいところに描きたい大きさで描いていっていました。
兄弟もそのグループ内に含まれていたのですが、おこられるからもうやらない~、
あんたはいつも邪魔してばっかり!

等、日頃の兄弟関係が、自由にやってもいい、間違いはないはずのアート制作の場面でも再現されているのを興味深く見守っていました。これは、お友達と一緒に参加した子どもたちの様子にも見られました。

例えば、日頃の遊びの中でなんとなく決まっている強いものと弱いもの、リーダーと従うような配役。

でも、アートの世界では日常生活での強さとか得意さなどが、そのままセンスのよさや、独創性に反映するはけではありません。 でも、やっぱり日常の役割に無意識にはまってしまうのは、人間だから当然のこと。

でも、少なくともこの場は、ほんとうに自由でいいんだ、色んなことを試していい、間違いはない、強いのがいいことでも、弱いのが悪いことでもない、ということを、私たちが ”見守る”中での制作の過程で子どもたちが感じることができたら、と思います。

日常、友達や家族との関係の中で辛い思いをしている子どもが解放される、シンプルに自分に戻れる場にもなれたら、とも思います。

アートベース体験を重ねていくことで、自分の主体性をはぐくむとともに、相手を許すことや、相手の違いを面白がったり、ハプニングを楽しんだり、予想外の展開に興味をもったりする視点の発見につながるといいな、と思います。


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今回は、昼と夜の世界、というのがテーマでしたが
3つあったグループ全部が、夜の世界では、絵に 上、下、という概念を持ち込まず、様々な方向から色や落ち葉やどんぐりなどを画用紙にのせていったことです。
お昼間は、”上”から太陽がふりそそぐ。 でも 夜の暗闇では、上もなにもなくなる。
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夜のお祭り、と キラキラしたレースを画用紙のはしっこに丁寧にくっつけていく男の子。
ふだん、こんなキラキラ系のリボンなんて男の子は目にくれないし、興味もないのだしょうけど、
アート制作の素材としてなら、自分が表したいイメージを作るための素材という視点でみたら、
なんのためらいもなく自分の作品につかえる。 自分が男だからリボンなんて関係な、とかそういうのを超えて、感性がもとめるものを素直に手に取ることが出来る機会って意味があるとおもう。



最後は、作品を電気の下において、偶然できた影と、自分達の手で動物の影などをつくって、作品の上に影をおとして、動かして、遊んでいるうちに、誰かが動物の鳴き声をして、そうしたら、ファンタジー、お話しがはじまる。どこからともなくキツネがやってきて、大鷲がとんできて狙っている、、、わーー逃げろー!!逃げるんだー! 

作品と、影と、お話しの三位一体を楽しむ。
ただ一枚の作品を作るだけじゃない、作品は永遠に完成するものではなく、見るもの扱うものによって、どんどん進化していけるものなのだ。

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自分たちの作品をうっとり眺めるこの子は、何をかんじているのだろうか?


そして子どもたちは気づく、夜の世界をかいた黒い紙では、暗闇の世界では ”影”が存在しないことを。
影は、太陽がないと存在できないのだ。
言い換えれば、影がある、ということは 
どこかに必ず”太陽” 世界を照らす 光 
があるということだ。
 
こんな哲学的なことに、アートは自然にあたりまえのごとくに私たちが気づく機会を与えてくれる。

最後は、作品発表。
頑張ったところ、気に入っているところ。

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そして、見ている人からのコメント。




今月もWSやってよかった!
私たちにとっても、予想外の子どもたちの反応や動きに学びのおおいセッションでした。


12月は10日(土)1部13時ー15時、 2部 15時15分~17時15分
お問い合わせ、ご予約は artbase.ka@gmail.com か、塚田&灘田の連絡先をご存じの方はそちらへ~。

12月は生の葉っぱをつかったリースなど、年末年始に飾れるオブジェを個々人で制作します。
個々人の制作プロセスで、どれだけお友達に兄弟児に引っ張られるのか、引っ張るのか、停滞してしまうのか、アイデアが爆発して熱中していくのか? こどもたちの変化の過程と、彼らの独創的な取り組み、楽しみです。

これからもどうぞよろしくお願いします!

1月2月は、今のところ影をテーマに行おうか、という話を恭子さんと行っています。

ではまた!