こんばんは。
7日のブログで少し触れましたが、ユジョンちゃんの新ドラマ「ホンチョンギ（紅天機）」のティーザーが削除された件で、SBS側が「特別な理由はない」と回答したそうです。
本日、スポーツ京郷さんから出た記事です。
文中の青い文字は、ブログ管理者の注釈です。
[公式] 時代劇「ホンチョンギ」のティーザー突然削除…SBS側「特別な理由はない」
下半期放送予定のSBSドラマ「ホンチョンギ（紅天機）」のティーザー映像が突然削除されて気がかりなことをかもし出している。
去る3月SBS公式ホームページ（リンク先はこちら）と公式YouTubeに掲載された「ホンチョンギ（紅天機）」のティーザー映像が同時に削除されて、いくつかのインターネットユーザーが、その背景についての憶測の発言が続いている。
すっぽんを見て驚いた者が、釜の蓋を見て驚いたようなものだろうか？
※韓国の諺で、「すっぽんを見て驚いた者は、釜の蓋を見て驚く」とは、「何かに驚いたらそれと似た物だけを見ても驚く」という意味。日本の諺だと、「あつものに懲りてなますを吹く」に近いです。
「ホンチョンギ（紅天機）」も「朝鮮駆魔師」と同様に、資料に短く記録された素材でドラマを作ったファンタジーロマンスのジャンル時代劇だ。これを見たネチズンたちはティーザー映像に歴史や考証の誤りが含まれているのではないかという推測だ。
あるネチズンは「SBSの『朝鮮駆魔師』で大騒ぎが起きたので、その影響ではないか」と用心深く立場を伝え、別のネチズンは「まだ放映まで数ヶ月が残っているので、むしろ幸いである。誤った部分は直していけばいい」と安堵の意を伝えることもした。
これに対しSBS側は8日スポーツ京郷に「特別な理由はない」と線を引いて、「削除された映像は、「2020年演技大賞」授賞式の資料用に急いで製作されたものでこれから、放送のタイミングに合わせて完成度の高いティーザー映像を再掲載するために下げたところだ」と説明した。
キム・ユジョン、アンヒョソプ主演の「ホンチョンギ（紅天機）」は、朝鮮時代の唯一の女性画工の話に作家の想像力が加えられたファンタジーロマンスドラマで来たる8月編成予定の作品である。
イ・ユジン記者
「ホンチョンギ（紅天機）」のティーザーが消えた件については、私も気になっていましたが、変な憶測を広めてはいけないと思い、これまでブログに書きませんでした。
SBS側が、「これから、放送のタイミングに合わせて完成度の高いティーザー映像を再掲載するために下げた」と回答しているので、安心しました。
実際、「ホンチョンギ（紅天機）」の撮影は続いているので、心配していませんでした。
4月6日と7日のブログでも、撮影現場の写真と動画をご紹介しました↓
スポーツ京郷さんの記事の中にあるSBSの時代劇「朝鮮駆魔師」の騒動について、韓国ドラマ好きの方はご存じだと思いますが、ここで3月26日のKstyleさんの記事を引用させて頂きます。
”歴史歪曲で炎上”ドラマ「朝鮮駆魔師」わずか2話で放送打ち切りに…SBSが公式発表
「朝鮮駆魔師」が結局、廃止される。
SBSは本日（26日）「事態の深刻性を深く認識し『朝鮮駆魔師』の放映権購入の契約を解約し、放送を中止することを決めた」と明らかにした。
また「制作も中断された。作品に参加した全てのスタッフと関係者の方々の被害を最小化するために、最善をつくす」と付け加えた。
ドラマの海外版権については「契約解除の手続きを踏んでおり、サービス進行中だった海外ストリーミングはすでに中断、あるいは近日中に終了する予定だ」と説明した。
SBS月火ドラマ「朝鮮駆魔師」は初放送後、歴史歪曲論議に包まれた。制作支援や広告を撤回するなど広く影響を与え、わずか2話で放送が打ち切られる事態となった。
「朝鮮駆魔師」はカム・ウソン、チャン・ドンユン、パク・ソンフン、キム・ドンジュンらがメインキャストとして出演した。放送中止に伴い、ドラマホームページも削除された状況だ。
歴史歪曲論議の詳細については、こちらのKstyleさんの記事をよろしければご覧ください↓
ここからは私の個人的な見解です。長文ですので、お時間のある方だけどうぞ。
フィクションが前提の時代劇の場合、歴史歪曲とはどこまでを指すのか線引きが難しいところだと思います。
例えば日本だと、昨年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」では、最終回で本能寺の変の後、明智光秀（長谷川博己さん）が生きていて驚いたのは私だけでしょうか？
時代劇は、どう料理をするか（オリジナリティを盛り込むか）が腕の見せどころだと個人的に思っています。
史実の通りを見たいのであれば、「歴史秘話ヒストリア」（NHK)のような番組だけを見ればいいのではないかと思います。時代劇の視聴者は、その作品のオリジナリティに期待しているのではないでしょうか。
もちろん、日本と韓国では歴史歪曲の捉え方が違うと思います。
「雲が描いた月明り」のイ・ヨンは、孝明世子（ヒョミョンセジャ）がモデルだと言われています。しかし、イ・ヨンを漢字で書くと孝明世子は「李旲」ですが、「雲が描いた月明り」では「李韺」でした。
「雲が描いた月明り」のキム・ソンユン監督は、「どうしても漢字を変えなければいけなかった」とインタビューで話していましたが、まさに歴史歪曲論議を避けるためだったのだと思います。
でも、韓国の皆さんが「朝鮮駆魔師」の打ち切りを望んでいたわけではありません。
3月26日に韓国の方が投稿されているブログをご紹介します。
聞慶（ムンギョン）セジェオープンセット場で、「ホンチョンギ（紅天機）」のセッティング中に遭遇されたそうです。下に一部を引用させて頂きます。
※文中の青い文字は、ブログ管理者の注釈です。
慶北聞慶（ムンギョン）旅行 聞慶セジェ道立公園オープンセット場
足を運んで両班（ヤンバン）村に向かいましたが～
なにか賑やかな動きが目に入りました！ 撮影中かと思いましたが、残念ながら撮影ではなく、撮影のためのセッティング中ですよ！
調べてみるとアン・ヒョソプ、キム・ユジョン、コンミョン、クァク・シヤン出演の「ホンチョンギ（紅天機）」SBSドラマの撮影準備中でした～
SBSドラマといえば、「朝鮮駆魔師」というドラマが歴史歪曲論議中です（3月26日現在）。朝鮮駆魔師も聞慶セジェオープンセット場で撮影されたそうです。現在議論のために広告収入や撮影場所やサポートを撤回されましたが、聞慶市も支援を打ち切ったそうですよ！
こういうことが二度とあってはいけません。T T
（以下略）
「朝鮮駆魔師」の騒動について、「こういうことが二度とあってはいけません。T T」と、残念に思っている方もいらっしゃることを知って、個人的にほっとしました。
何はともあれ、最初にご紹介したスポーツ京郷さんの記事には、「ホンチョンギ（紅天機）」は「来たる8月編成予定」と書かれています。
ユジョンちゃんやドラマに関わっているすべての方の努力が報われるように、無事全話放送されるように応援しましょう
最後に、幼少期のユジョンちゃんの動画がSNSに投稿されていたので、よろしければ飛んで行ってご覧ください。昔の映像なので、画質が低いです。→リンク先
笑顔で一生懸命踊るユジョンちゃん
めっちゃ可愛いです！！
ここまで長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。
画像と記事を引用させて頂きました。ありがとうございました。