ちょっと遅くなりましたが、みなさん新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!!
円山応挙 重要文化財 雲龍図屏風 安永2年(1773) 右隻
今年の干支は辰年ということで、みなさんに送った年賀状の絵は円山応挙の「雲龍図屏風」の右隻でした!
重要文化財だそうですよ!!動いているように感じますねー!
円山応挙 重要文化財 雲龍図屏風 安永2年(1773) 左隻
こちらは教室のHPに載せた、これまた円山応挙の「雲龍図屏風」左隻です。かなりの眼力ですよね!!
並ぶとこうなります!物凄い迫力!!!
さあ!応挙はさておき、下落合アトリエ新年最初のカリキュラムは「インスタレーション演習」です!!
・・・・がしかし、昨年末の「静物着彩」(基礎コース)「自由制作」(上級コース)の紹介をまだしていなかったので、今回はその様子をお伝えしたいと思います!
基礎コースの方々は前々回の「キュビスム演習」を経て、「再構築」というキーワードを基にみなさんそれぞれのスタイルの模索が始まりましたよ!見たままにとどまらず、感じたままをどう表現したのでしょうか!!
「静物着彩」のモチーフはこちら!!
ドーーーーーーン!!!これ実際見るとかなりでかいです。。。
みなさん思いのままに筆を走らせていますねー。
子供クラスから見ていきましょう!
大人たちにまじって頑張りました!はじめて1ヶ月もかけて描いたんですよ!すごいでしょ!
絵が完成したら並べてみましょう。自分の絵やお友達の絵についてみんなでお話し合いをします!
最近は自分の絵の良いところをみんなに発表もできるようになりました!
こちらは午前クラスの講評会です!
朝の光がサンサン
そしてこちらは午後クラスの様子
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の模写が完成し、グロッシーバニス(完成ニス)を塗ってるところです。目に輝きが宿り命が吹き込まれます。今年6月に東京都美術館で本物が公開されます!必見です!!
講評会です
上級コースの立体作品もありますよ!
ここからは上級コースの作品です。すでに自分の表現スタイルを見つけ磨きをかけている段階です。
世界を●で捉え、重層的に構成した作品です。
こちらの作品は・・・箱を開けると・・・・
体が半分ピンク半分グレーに分かれたカメレオンや砂時計が出てきました!女性を表現した作品です。
みんなで作品をのぞき込みながら作者のコンセプトを聞いています!
こちらは昨年末に銀座の画廊でアーティストデビューを果たした生徒の絵画。動物達のアンニュイな表情が印象的ですね!
この日はクリスマス・イブだったので、クリスマスをテーマにした作品もありました!
灯りを消すと・・・
ワオッ!!夢のような世界が現れました!!
すごくきれい!!!!
こちらは先程二スを塗っていたフェルメールの模写です。古典技法で描いたんですよ!
さあ!そして今度は夜間クラスの講評会!
この日は何回も講評会がある日です!
これでこの日の下落合アトリエの朝から夜までの様子をすべてお見せしました!ふ~っ。
いかがでしたか?基礎コースの作品は一生懸命自分の表現を模索している痕跡が見て取れますね!
上級コースの作品は、まさに上級者と呼んで恥ずかしくないクオリティーの高さでした。表現することを楽しんでいる様子が分かります!
さてさて、現在行われている「インスタレーション演習」が終わるといよいよ年度末コンクールです!今年度の集大成に向けて益々テンション上げて行きましょう!
絵画教室 下落合アトリエ
講師 村尾 成律
www.shimorie.com