職業としての行政書士の知名度は、
ほぼゼロだと考えましょう。
「行政書士です」というアピールは、
ほとんど意味がないのです。
特に、
個人の顧客を対象とする場合は、
「行政書士」は検索ワードにはならない、
ということです。
通常、「地名+職業」は、検索ワードになりえます。
たとえば、「福井市+弁護士」のように調べる人はいます。
しかし、「福井市 行政書士」と調べる人は、まずいません。
そもそも、行政書士を知っている人が少ないのです。
「地名+弁護士」で検索した結果、
そこに書かれている業務内容が複数あっても、
問題はありません。
その業務の中に、自分が相談したい業務があれば、
依頼に至るかもしれません。
しかし、行政書士は、
そもそも行政書士で調べてくる人はいません。
たとえば「地名+相続」「地名+遺産分割」などの困りごとなどが、
検索ワードになるのです。
そのような困りごとについて調べてきたのに、
「許認可」、「相続」、「契約書」のように網羅的に書かれていたら、
あなたはどう思うでしょうか。
それなら弁護士に依頼しようとするのが、通常でしょう。
そもそも行政書士に依頼するという動機は少ないのですから、
私たちは顧客対象に対して、
専門家であるという位置づけが”必須”なのです。
もちろん、業務をたった1つに絞り込めという意味ではありません。
専門と打ち出す必要はなく、
専門家であると打ち出す必要があるのです。
ですから、
あなたがブログやHPで書くべきは、
基本的には1つの業種です。
もし複数の業種をする場合でも、
業種ごとにHPを分けるぐらいが、
ちょうどよいのです。
1つのHPに盛り込みすぎないように、
気をつけましょう。
このような行政書士特有の問題を含めて、
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