自分の資源の棚卸を行い、
自分が提供できる価値を明確にしたら、
次は利害関係者と先につながることを考えます。
利害関係者とは、
あなたの商品・サービスによって、
影響を受ける人達のことです。
この利害関係者とのつながりを先に作ることを、
エフェクチュエーションとは、「パッチワークキルトの原則」と呼びます。
連続起業家は、利害関係者と先につながりを持つことで、
リスクを最小限にするとともに、
自分が提供する商品・サービスの価値を高めます。
たとえば、特定調停の仕方をパッケージ化して販売するときに、
かの有名な先生は、
先に司法書士とのつながりを作ったと書籍に書かれています。
特定調停手続きについては、
司法書士はいわば競合他社です。
しかし、だからといって競合他社を無視したり、
排除するのではなくて、
司法書士と連携を組むことによって、
自らの商品・サービスの価値を格段に高めたわけです。
他にも、会計業務をするにあたり、税理士と連携を組む方も多くいます。
少額債券回収業務についても、特定司法書士との連携を考えることができます。
このように、
自分が提供する商品・サービスの競合他社を考えて、
その競合他社をパートナーにすることを考えることで、
自分の提供する商品・サービスの価値を高めるのです。
あなたの競合他社は誰でしょうか。
そして、その競合他社をどうすればパートナーにできるでしょうか。
一度、考えてみて下さい。