【行政書士独立術】バリュー・ポジションを明確にする。 | 行政書士資格者のための、最小リスク開業術

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現役行政書士で、1年で年収を3000万円アップさせた元医療法人理事が、行政書士資格者に向けて、”顧客が押し寄せてから開業するための方法”を、わかりやすくお伝えするブログです。

 バリュー・ポジションは、

 

 マーケティングの土台です。

 

 

 

 バリュー・プロポジションは、

 

(1)あなたが提供できる価値で、

 

(2)顧客が望んでいる価値であり、

 

(3)他社が提供できない価値、

 

 ことです。

 

 

 

 これは、言い換えれば、

 

 顧客が、あなたから、商品・サービスを購入しなければならない理由、

 

 のことです。

 

 

 

 この購買動機を探すために、

 

 価値を自社、他社、顧客の3側面から眺めるのが、

 

 バリュー・プロポジションです。

 

 

 

 問題は、どうやってそのバリュー・プロポジションを明確にするか、ですが、

 

 私は、上記の順番で考えるのがよいと思っています。

 

 つまり、まずは自分が提供できる価値を探り、

 

 次に、その中で顧客が求めている価値を探り、

 

 最後に、あなたが提供できて、顧客が求めている価値を、

 

 他者に提供できるかを考えるのです。

 

 

 

 たとえば、あなたが医療機関で事務をしてきたなら、

 

 医療機関における事務手続代行という価値を提供できるでしょう。

 

 

 

 そして、医療機関は、行政機関への膨大な申請手続きに、

 

 困っているのかもしれません。

 

 つまりは、そこに価値を感じているとします。

 

 

 

 そして、あなたの地域に

 

 そのようなことをしている行政書士がいなそうであるなら、

 

 あなたが医療機関に提供することができる価値は、

 

 とても大きいものになります。

 

 

 

 もちろん、

 

 ほとんどすべての医療機関は、

 

 自前でその手続きを行っているでしょうから、

 

 その部分の検証は必要です。

 

 

 ただ、分かっていただきたいのは、

 

 今回、例に出したのは、

 

 こういうふうに考えるということです。

 

 

 

 まずは自分が提供できる価値を考えて、

 

 その価値は、どのような顧客にとって、どのような価値を持つかを考える。

 

 そして、最後に他社が提供できる価値で、カバーされていないかを考える。

 

  

 

 厳密な意味で、

 

 あなたしか提供できない価値、というのを作るのは大変です。

 

 しかし、この3つの自社、他者、顧客という3つの視点で確認をするという習慣は、

 

 つけておいたほうが、よいですよ。