顧客対象をどこまで絞り込むか、
これは大きく悩むところでしょう。
先に答えを言えば、
顧客が、あなたから、
あなたの商品・サービスを購入したいと思うレベルまで、です。
顧客対象を絞り込むのは、
「なぜ、私が、あなたから、この商品・サービスを購入しなければならないのか?」に、
答えやすくするのが目的です。
たとえば、あなたのお勧めする商品・サービスなら、
必要がなくても購入してくださる方が1000人いるなら、
そもそも顧客対象の絞込みなど要りません。
何もしなくて、購買動機が生まれるなら、絞込みは要らないのです。
以前の記事でも書いていますが、
大切なことは購買動機を作ることです。
これはいやらしい言葉のように見えるでしょうが、
顧客を作るというよりは、まったくよいと思っています。
顧客は作ることができません。
購入したいと思っていただくことしか、私達にはできません。
ですから、購買動機を作ることしか、できないのです。
だからこそ、顧客対象をどこまで絞り込むかは、
あなたから買いたいという購買動機を作れるところまで、でよいのです。
たとえばあなたが探偵業をしたことがあって、
行政書士資格を持っているなら、
浮気の証拠収集の仕方や、離婚に関係する知識提供、
離婚協議書の作成などについて、
顧客からすれば、とても魅力的に映るかもしれません。
ですから、
夫の浮気、妻の浮気を疑っていて、
離婚を考えている人、
となるかもしれません。
ただ絞り込むのが目的ではありません。
絞込みの目的は、購買動機を作るためです。
ですから、どこまで絞込みばよいかは、
購買動機を作れるまで、となります。
ただただ、絞り込むのではないことに、
注意をしましょう。