開業は、単なる手続きです。
しかし、独立はファイナンス活動です。
言い換えれば、投資をして回収するという活動です。
その意味で、リスクがゼロということはあり得ません。
また、資源が多ければ多いほど、有利です。
独立するまでに、いかに資源を増やしておくかが、
ものすごく重要になるわけです。
独立してから集客の方法を考えるのでは、遅いです。
集客は、そんなにすぐには成果は出ません。
特に、広告を書いたことがない人がつくる広告で、
すぐに反応があるということは、ありえません。
もちろん、そういう才能がある人はいます。
しかし、その才能があるかどうかについて、
独立してから試すのは、あまりにも無謀と言わざるを得ません。
たとえば、新聞広告を出すとしても、
最低でも1週間程度の期間はかかります。
地方のフリーペーパーに広告を出す場合なら、
もっと時間がかかるでしょう。
ですから、先に集客をしておく。
そして、集客についてしっかりと身に付けたら、
独立すればいいのです。
行政書士は開業をしないと、業務ができません。
ですから、業務をするために開業はしましょう。
しかし、独立する必要はありません。
独立派、
独立するのに必要な資源が整ってからでよいのです。