以前訪れたイタリアのアレッツォをいまさら投稿するには理由があります。
現地で確かに見ていたのに、完全に頭から抜けていたあることに気づいたから。
キッカケは、あきさんのブログにあったイタリア・アレッツォ紀行。
私もかつて2泊した場所なので興味深く見ていたら、この地が「Life is beautiful (ライフ・イズ・ビューティフル)」の舞台だった、という書き込みが。
しまった、それ見損なった、、、と思ってデータを見返していたら、なんと自分も事前にチェックして写真まで撮っていたことに気づきました。
わずか4年前のことなのになぜ完全に忘れていたのかというと、アレッツォの前に寄ったスポレートで、散策ルートがもろ人気TV番組の撮影と重なっていて、大聖堂から出られなくなったりしたため。
(大聖堂の中にいたら、いつの間にかこの場所を背景にしたロケが始まり、撮影が終わるまで出ないでくれと言われ。)
その記憶が強烈すぎて、アレッツォのロケ地巡りはスコーンと抜け落ちていたようです。
参考)以前の投稿(スポレートの話は書いていませんが):
まずはアレッツォのお祭り風景。
カメラを構えたら、徐々に盛り上がり、こんな感じに。
最初はこんな感じだったのですが ↓
写真を撮り始めたら、カメラの前に寄って来て、団体写真を撮ってもらう気満々になり↓
そして女子もジョインして一番上の写真に。
イタリアの人って写真好きが多いなぁ。
カメラを構えていると、寄ってくる、写っていく、でも写真送ってとも言わず、
ただどこの誰だか知らない人のカメラに収まって満足気に去っていく・・不思議な人々^^*)。
さて上述の「ライフ・イズ・ビューティフル」ですが、原題は「La vita é bella」。
街角のあちこちに、立て看板。
この場所で撮りました、といった内容。
この立て看板があるのは人通りの多い広場。
私が行った時はお祭り準備で、作業中。
他にも、古びた石壁のロケ現場にもバス停のような看板が。
映像はこんな感じだったようですが、
これが実物。ちょっと撮影する位置を左にズラすべきでした。
撮影の時は壁に掛かれた「4」↓という地番表示を外したようです。
アレッツォ探索紀行として、こちらも挙げておきます。
図書館なのですが、紋章の館とも呼ばれていました。
なかなか壮観。
ヴァザーリ、ペトラルカの家だけでなく、宇宙飛行士がかつて住んでいた家もありました。
壁がオシャレ。
ライオンに似た街のシンボル キメラも存在感あり。
エトルリア文明のキメラの彫刻がアレッツォから出土したため、町の象徴になったとか。
(下の写真はその際の出土品ではなく、後世の再現。)
出土当初は、しっぽの部分が切れていたためライオンとみなされたようですが、、、
原形のしっぽが蛇になっていたとわかり、キメラと判明。
ごっつい顔をしています。
以下サラセン人・馬上槍突き祭り前夜の風景。
町ごとの紋章入り旗を携えて行進が行われます。
地区ごとに一体化して、なるほどこういう争う相手がいるお祭りって、
仲間意識・団結心が強くなるなぁとつくづく。
お隣の人の顔を知らない都会とは違い、人間味を感じるアレッツォ。
人と人との結びつきがなかなか濃いのは、こうしたふれあいが定期的にあるせいなんでしょうね。
それにしても夜を徹して歌声が響き、寝不足の私でした。