【デヴィッド・ボウイ】No.10 ステイション・トゥ・ステイション 紹介 | アート荘DayDream事務所

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ゴールデンウィーク真っ只中。
皆さんはどうお過ごしでしょうか?

どうも、今年のGW、僕は風邪を引いて家に引きこもってます。
ゾウイこと敦獅ですw
 
今年のGWはね、ちゃんとカレンダー通り仕事が休みになりましてね。
 
かと言って、どこに行っても人混みにまみれる大型連休ですので、
 
そもそも家に引きこもるのですが、
 
風邪は困りましたね。
 
まあ、なんとか治りかけまでもってこれましたが、
 
いい加減ポケモンスカーレットを進めたいのですよ。
 
でも、所見プレイを貫きたくて、ビックリする様をとっておきたくて、
 
ポケモンをやる時は機材をセットして実況プレイ風に映像を残す
 
ってことをしてたら、全く進まなくてwww
 
まだジムバッヂ1個しか取って無くて、1年くらい放置してますからwww
 
これはいかんwww
 
早くクリアしないと新作出てしまうwww
 
 
ってことで、今回は
 
デヴィッド・ボウイの10枚目のアルバム 
【Station to Station(邦題:ステイション・トゥ・ステイション)】
 のアルバムの中身を紹介していきます!
 
そうなんです。全く関係ない話から始めてしまいましたが、
 
Bowieのアルバム紹介記事も進めたいってことでね。
 
今日はこっちやります。
 
ポケモンは明日かな~。
 
 
ではいきましょう
 
 
まずは概要から
 
ステイション・トゥ・ステイションは、1976年1月23日に発売された、10作品目のアルバムです。
 
イギリス5位、アメリカ3位
 
このアルバムからのシングルは、
 
ゴールデン・イヤーズ
TVC 15
ステイ
の3曲です。
 
プロデュースは、前作に引き続きハリー・マスリンとBowie自身が関わっていて、
 
ギターも前作に引き続きカルロス・アロマー(盟友認定w)とアール・スリック。
 
ピアノは、マイク・ガースンからロイ・ビタンに替わっています。
 
 
このアルバムも前作とはまた毛色が変わります。
 
というのも、次作は神アルバム、ロウヒーローズですよ!
 
前作の実験的なソウル・ミュージックと次作の実験的なテクノ系ニューウェイヴの中間!
 
本当に中間的なアルバムで個人的にメチャクチャ面白いアルバムだと思っています。
 
 
ステイション・トゥ・ステイション(以後略してステステ)を隠れ名盤と推す人も居ます。
 
 
制作当時、Bowieはマリファナにハマっちゃってて、
 
アルバム発売後の1976年3月22日にニューヨークでイギー・ポップとマリファナ所持で逮捕されました。
 
その時のマグショットが ふつくしい(*´ω`*) と言われて少し有名ですw
かっけぇなたしかにw
ヤンメリの時の方が酷かったぞw
目の隈すごいけどなァッ!
 
そうそう、検挙された後に制作されたアルバムだと勘違いしてましたが、
 
完全にラリってる期間真っ最中での制作だったようですw
 
 
で、この少し前の日に、Bowie初主演映画地球に落ちてきた男が公開されています(えw)。
 
ウィキでは、【映画の公開後に、制作を始めた】とありますが、
 
多分これ、【映画の撮影後に、制作を始めた】が正解だと思います。
 
じゃないとそれぞれの発表日が意味わからないことになるのでw
 
 
まあ、映画に影響されてもいる作品ではあるとのことでねー。
 
アルバムジャケットも【地球に落ちてきた男】のものになっております。
 
映画の紹介はまた後でしますね。
 
そんな感じでとにかく、前作のソウルと次作のニューウェイヴの中間さを存分楽しめるところが
 
本作の一番の魅力かと思います。
 
 
では、曲紹介入りますー。
 

※僕は基本的に歌詞を見ないので、歌詞無視した解説してるものもありますのでご了承ください。

基本的には歌詞よりも、音の解説に傾くと思います。

 
1.Station to Station(邦題:ステイション・トゥ・ステイション)

10分超えのこのアルバム同タイトルの楽曲でスタート。
まずイントロ(前奏)が3分もありますw
でもこのイントロが大事なんですよねー。この長さが大事です( ー`дー´)キリッ
タイトルが【駅から駅へ】なだけあって、
汽車の音を見事にエレキギターで表現。音とリズムで列車を表現するあたり◎です!
そして印象的なメロディーでBowieのヴォーカルが乗っかってきます。
とても美しい流れだと思います。
そして半分まで来ると曲調がアップテンポポップで力強いものに移り変わります。
列車が加速をつけて、スピードに乗って窓から見える風景が移り変わっていく光景が見えますね。
とても素晴らしい表現で評価されるべき楽曲だと思います。
また1曲目ともふさわしい構成。
前作というよりも次作寄りで、本当大好きな楽曲です。
Bowieのこういう表現力が僕は一番好きです。
 
2.Golden Years(邦題:ゴールデン・イヤーズ)

からの2曲目は、シングルカットもされたこの楽曲です。
曲調はどちらかというと前作のソウル寄り。
この楽曲にはちょっと思い出がありまして、
僕はそれまで飛ばして聴いてた楽曲でした。
2016年1月10日。Bowieの訃報が知らされ、僕は日本一早かったであろうBowie配信を
ニコニコ生放送で枠を取り、配信しました。
涙が止まらないまま翌日の早朝まで配信し、そのあとも3日間ほど寝て起きては涙が出てきちゃって、
配信をしたりして乗り切りました。
その間、涙が少し止まったタイミングで、近くのハードオフになんとなく行ったんですよ。
そしたら、入口にあるオーディオコーナーでこの楽曲が響き渡ってて
やっと止まった涙がまた出てきちゃって、座り込んじゃってもうボロボロですよ。
この楽曲がこんなにオシャレでこんなにかっこよかったなんて、その時始めて思い知りました。
Bowieが亡くなった悲しみとこの楽曲の良さが上手いこと混ざり合って、涙が止まりませんでした。
という、僕にとってはそういう楽曲になりました。
Bowieの歌の技術が本当にかっこいい楽曲であります。
 
3.Word on a Wing(邦題:ワード・オン・ア・ウィング)

からのこの優しげな楽曲です。
A面はこの楽曲でラストとなります。
とてもBowieっぽい曲で、60年代にもベルリン期にも90年代以降のBowieの楽曲とも繋がりを感じます。
ピアノのメロディーラインも美しくて切なげでノスタルジックです。
ベルリン期寄りでもある感じはしますが、この時期にしか出せない味の楽曲になってると思います。
デヴィッド・ボウイというよりもデヴィッド・ロバート・ジョーンズ(本名)の一面なんでしょうね。
孤独感を抱いてた人でもありロマンチックな人なんだと思います。
 
4.TVC 15(邦題:TVC 15(ワンファイヴ))

出たこの曲www
この曲はクラウス・ノミとのコラボ映像の印象が強すぎて面白いんですよね、なんかw
気になる人は検索して観てみてください。
サックスは多分Bowie本人による演奏だと思います。
(こういうプオォォォォプォォォオオオン(フニャフニャ)って来たと思ったら、
ド低い音でブオオオオオオオオオオっていうのでも来るっていう感じがBowieっぽいです。
独特なんですよね。Bowieは子供の頃からサックス奏者でした。
前作というよりも前々作のダイアモンド・ドッグス風でもありますし、
それ以降っぽくもあって、本当に聞きどころが沢山あって面白い楽曲だと思います。
 
5.Stay(邦題:ステイ)

さて、やっとここまで来ましたぜい。
というのも、この楽曲の記事を書く直前に間違えてF5キー押しちゃって、
それまで書いたものが全て消し去ってしまうという事故が起きましてwww
なのでここまでの記事一回書き直してますw苦労しましたw
それはさておき、この楽曲ですよー。
メチャクチャかっこいいです。このアルバムの中でも3本の指に入るぐらい好きです。
曲調は前作のソウル系強めです。
僕はBowieのバックバンドのギターはミック・ロンソンが一番好きなのですが、
このカルロス・アロマーの最高のギターセンスも好きです。
そして今注意深く聴いてたら、これはもしやメロトロンを使っているのではないか?
当時のシンセやキーボードの音ではないよね。メロトロンっぽいよね。
こういう楽曲にメロトロンとはまた実験的な。
テクニカルでR&Bなリズムで力強いところにノスタルジー入れちゃったよ!みたいな。
今まで気にしてなかったくらい自然に溶け込んでますね。
全部ひっくるめてテクニカルな楽曲です。
 
6.Wild Is the Wind(邦題:野性の息吹き)

ラストはこの渋い曲で締めくくられます。
ちょっと歌詞を見てないのでなんとも言えないのですが、列車の旅の終点はこういう感じということでしょうか。
なんで、そんなに苦しそうで切なげなんだろう?
ひょっとしたら映画とリンクしてるのかもですね。
それだったら「あ、なるほどな!」って感じです。
【地球に落ちてきた男】とよく合いますね、この楽曲。
と思ったらこの楽曲、Bowieの曲ではなくカヴァーで、
1957 年の映画「 Wild Is the Wind 」ディミトリ・ティオムキンネッド・ワシントンによって書かれた曲
なんだそうです。
全ての合点が繋がったw
色んな人がカヴァーしてるようで、その代表にBowieも入ってるみたいですね。
Bowieの曲かと思っちゃうくらいモノにしちゃってるもの。
なるほどですねー。
 
 
 
はい、以上です。
 
 
まとめ
 
このアルバムも収録曲数が少なかったですね。
 
量より質で勝負です( ・`д・´)キリッ
 
Bowieの持ち前の想像力と表現力に加えて、
 
前作で培われた技術もふんだんに発揮されてたアルバムだったんじゃないかと思います。
 
薬物に頼ってた部分もあるかもしれませんが、
 
それは次作以降の薬物を断った時のものを聴いていただければ、
 
薬物なんか無くても素晴らしいものは作れているということに気づくかと思います。
 
このアルバムにも一応キャラクターを作って反映させています。
 
ジギーのようにコンセプトアルバムってわけではないのですが、一応
 
シン・ホワイト・デューク(痩せた青白き公爵】というキャラクターをBowie自身が作り出して投影しています。
 
まさに自身のことのようですが、黒人さんの音楽を白人さんが頑張って真似してやった成れの果てだったり
 
または、ネオナチのような危険な存在としてのキャクターを想わせたり、
 
映画【地球に落ちてきた男】とリンクしてたりと。
 
歌詞は見ていませんので、それらと【列車】【人種差別】がどうつながっているのかって感じですが。
 
これは歌詞の解読と皆さんの考察がまた面白い展開を見せてくれるのではないでしょうか。
 
 
~おまけ~
 
はい、やってまいりました、おまけコーナー
 
今回は楽曲の紹介はありません。
 
ボーナストラックが収録曲のライブバージョンとのことでして。
 
 
紹介できるのは、この頃のライブ音源ですかね。
 
と、思ったらこれも公式発表はまだか💦
 
ライブツアー名は【アイソラー・ツアー
(【シン・ホワイト・デューク・ツアー】【ステイション・トゥ・ステイション・ツアー】【ホワイト・ライト・ツアー】とも言われてます
 
このツアー名はベルリン期の1978年のツアー名にも使われててややこしいのですが、
 
あっちはアイソラーIIツアーで、若干違いますw
 
 
ライブ音源はちょいちょいボーナストラックで収録されてるのですが、
 
ライブ全曲のライブCDは公式では出てないようですね。
 
映像もYouTubeには結構転がっているので、気になる方は探してみてください。
 
ちなみに僕は音源は持ってないのですが、
 
リハーサル映像(88分)の海賊版DVDなら手元にあります。
 
なぜリハーサルwww
 
これでも面白いんですよ。ちゃんと一曲一曲本番のようにやるんです。
 
ただ歌詞は飛びまくるし、挙句の果てには足元に歌詞置いてそれ見ながら歌ったりするのでw
 
メチャ貴重な映像だとは思うのですが、
 
今はYouTubeでいくらでも観れるんじゃないかな?
 
こういうブートレグは、YouTubeとかまだ出たてか、なかった頃に入手してますので。
 
僕にとってはお宝です。
 
 
さて、紹介ができないので、公式発表が待ち遠しいところなんですが(^_^;)
 
映画
 
これなら紹介できますね!
 
最初の方にも紹介した【地球に落ちてきた男】
 

 
ここでやっと当時のBowieさんの姿を拝めるってわけですがw
(MVがね、音源の縮小版しかなかったり極端に無かったので)
 
一応僕もね、DVD持ってます。
 
僕が持ってるのがこれがまた、Bowieの息子さんのゾウイ・ダンカンさんが監督した映画
 
月に囚われた男】とのBoxセット品なんですよw
 
今探しても売ってない抱き合わせ品w
 
一応ゾウイ監督の映画も貼っとくね。

 
これもう14年も経つんですね。
 
当時、ネットで知り合ったBowieのファンの女性と映画館へ観に行ったんですよ(・∀・)
 
懐かしいなぁ。
 
面白い作品でした。
 
僕はこういうの好きです。
 
 
で、【地球に落ちてきた男】の話にもどるのですが、
 
これが一体どういう映画なのかですが、
 
正直覚えてませんwww
 
とにかくBowieが美人で、なんか長くてかったるい印象しか(^_^;)
 
また今観ると楽しめるかもしれませんね。
 
どんな話なのか気になる人は、ウィキ載っけとくので見てくださいね。
 
そんなところですね。
 
 
すみません、今回おまけコーナーがだいぶ薄い感じにはなりましたけども(^_^;)
 
次作とその次のアルバムは、先行して記事書いてるので、すぐにリンクできると思います。
 
今の僕が次書くのは、【ロジャー】からとなります。
 
 
次作は神作と言われている【ロウ】。
 
その次は、名盤の【ヒーローズ】です。
 
名盤が続くベルリン期に入っていきますね。
 
 
盟友ブライアン・イーノにドイツに連れられた、薬物仲間でもあるBowieとイギー・ポップ。
 
果たして彼らは薬物脱却できたのか、そして何を見て何を感じて何を経験して傑作を生み出したのか。
 
行き着いた先は、新しい音楽の形【ニューウェイヴ】。
 
どんな音楽?
 
早速解明してこよう💨
 
 
ではでは。