新任管理職がつまずく「部下との距離感」―近すぎても遠すぎても難しい理由
新任管理職として多くの方が悩むのが、「部下との距離感」です。近づきすぎると指導がしづらくなり、逆に距離を取りすぎると信頼関係が築けない。このバランスに戸惑う方は少なくありません。私自身も管理職になりたての頃、「どこまで踏み込んでいいのか」「厳しく言って関係が悪くならないか」と迷った経験があります。距離感のポイントは、大きく3つあります。まず1つ目は、「役割としての立場を意識すること」です。上司と部下は対等な関係ではありますが、役割は異なります。業務上の判断や指示を行う立場であることを、曖昧にしないことが重要です。2つ目は、「人としての関係性は適度に保つこと」です。過度に距離を置きすぎると、相談しづらい空気が生まれます。雑談や日常的な声かけなど、小さなコミュニケーションが信頼関係の土台になります。3つ目は、「全員に同じ距離感を求めないこと」です。部下によって性格や価値観は異なります。自立型の人もいれば、サポートを必要とする人もいます。それぞれに合わせた関わり方が必要です。距離感に正解はありませんが、「役割」と「人間関係」 の両方を意識することで、バランスが取りやすくなります。次回は、「指示と任せるのバランス」についてお伝えします。にほんブログ村にほんブログ村