スリジャヤワルダナプラコッテ
スリジャヤワルダナプラコッテ
スリジャヤワルダナプラコッテ…
中学生時代、さらっと言えるとカッコいいと思い、スリランカの首都を呪文のように繰り返して覚えた。
しかし首都の機能を持つのはコロンボであり、現地の人も「あそこには野原しかないぞ!」と言っていたので、結局足を踏み入れることはなかった。
スリジャヤワルダナプラコッテ。
いつかこの街が首都として栄える日が来たら、絶対に訪れたい。
だって、スリジャヤワルダナプラコッテっていう名前が好きだもん。笑
えーっと、コロンボはイギリス植民地時代のコロニアルな街並が残る、可愛い街でした。
はい、コロンボ編終わり!笑
コロンボについては滞在時間も短かったので、気分が乗ったらもう少し書きます。
次に向かったのは、古都キャンディ。
仏教の聖地として、「聖地キャンディ」の名前で世界遺産に登録されている街です。
僕は新しい街に着いたら、必ず最初に市場に向かう。
野菜や果物、香辛料、そしてガラクタなど…
全ての物から無限大のワクワクをもらえるから。
そして話す。
「うわぁ~、なんじゃコレ!?」「ちょっとだけ食べさせて!」「もっと安くしてよ!」
ひとりで、店の人と、地元の人と。
こんなコミュニケーションの中で、その土地の人、特産品、物価などの多くを知ることができる。
何より人々から放たれる熱気。
これが僕は大好き。
僕は人々からエネルギーをもらい、これから始まる旅の最高のスタートを切るんだ。
僕、何も買ってないのに、市場を出る頃にはお腹いっぱいになっちゃった。
いや、果物とか買うつもりで来たんだよ…
ここの人はみんな、「あれ買え、これ買え」じゃなくて「あれ食べろ、これ食べろ」って次々に色んな物を持って来てくれる。
そして「美味いか?」と一言。
本当に美味しいから、僕は満面の笑みで「美味い!」と言う。
すると相手はそれ以上の笑顔を返してくれる。
何か商売っていうよりは、自分の店の物は最高に美味いんだと知って欲しいだけなのかもしれない。
キャンディの魅力が人だってことは、市場に来たらすぐに分かった。
今日も市場は平和だぜ!!!