あなたの15歳の頃の思い出教えて!
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15歳の今ごろというと、中学校の軟式野球の最後の大会が終わって、ようやくクラブ活動から解放されたころかも。
最後の大会は確か2回勝った記憶があるんだけど、今調べたら、たぶん泉南地区ベスト8で負けてるみたい。
当時はとにかく練習がきつくて、試合でどこまで勝ち抜こうとか、そんなことは頭の中になかった。
苦しさから解放されることで頭がいっぱい。
あの時代は、しごきとかケツバンとか当たり前やったからね。
もうちょっと目的意識をもってたら、もっと野球うまくなれたんちゃうかなって思うねんけどな。
「・・・」
『ねぇ、カエルおじ。あの人、いったい何なの?』
『さっきからブツブツひとりでつぶやいてて、なんかヤバいんですけど』
「あいつはな、日本プロ野球界初のカエルになりそこねた男よ」
「以来、ああやって高いところに登っては、当時の思い出にひたっているというわけなんや」
『あの人、なんで、ドラフトから漏れたんやろ?』
「プロ志望届け、出してなかったんや」
「カエルやからな」
『アホくさ』