突然大きな悲鳴が聞こえたタテハ達は、すぐその場に駆けつける
そこには
『うおおおお…!』
『グギギギ…!』
「きゃあぁ!」
「ば、化け物だぁあっ!」
見た目が木や岩、土で出来た怪物が現れた
生徒達を襲っている
タテハ「あれは…ハートレスの軍団!?」
雄一「待って、あれはハートレスじゃない。フォーカスズキリュウでスキャンしたけど、反応が無いよ」
竜也「それにハートレスにしては雑魚っぽい…」
雪音「見たところ、自然の木や岩で出来てるみたいだよ」
仁「そういや前に雪で出来た怪物を操っていたゾディアックの幹部がいたな」
聖「ジャックの仕業か」
すぐにハートレスではないと分かり、ジャックのエスポワールの能力だと判明した
未来乃「なるほど、私達の事をアジトに向かわせないつもりね」
しのぶ「しのぶ達相手にあんな雑魚を送り込むなんて」
淳之介「アゲハ族も舐められたもんだね!」
タテハ達はすぐに怪物達に攻撃を開始した
アゲハ族の事がバレているため、いつもより遠慮無く戦える
亜理沙「うわぁ!」
雄一「亜理沙!」
木の怪物が亜理沙に襲いかかろうとしたが、雄一が前に出て倒した
亜理沙「雄一…!」
雄一「亜理沙、早く逃げて。それと皆を安全なところに避難させて!」
亜理沙「あ…あぁ!わかった!」
雄一「気をつけて!」
宏未「わぁ!あ、あっち行って!」
生流「来るなぁ!」
未来乃「はぁ!」
雪音「2人とも大丈夫?」
宏未「う、うん…!」
未来乃「早く逃げて!」
怪物に襲われそうになる生徒達はアゲハ族が守る
アゲハ族に助けられる生徒もいるが、自分の身は自分で守る生徒もいる
自分の拳で戦う生徒もいれば、箒やボールなど、戦えそうな物を持って戦う生徒もいる
豪「おらぁ!」
大志「せいやっ!」
千尋「はぁっ!」
つかさ「このぉ!」
聖「おおっ!さすが体育会系!」
あおい「この野郎!」
景都「あおいくんナイス!おっと!」
竜也「よし、大丈夫そうだな…!」
天真「この野郎!」
弦也「て、天真!助けてぇ!」
天真「モタモタすんな!ほら行くぞ!」
かすみ「ひゃあぁ!」
凛「こ、来ないで!」
樹「止めろ!この怪物!」
三田「女の子に手ぇ出すとは許せないな!」
杏奈「きゃあぁ!」
レミ「先生!」
華林「こら!あっち行きなさい!」
華林は生徒達を守るように怪物を祓う
その前にタテハと仁が入る
タテハ「おりゃ!」
仁「よっと!」
華林「瑠璃川くん!内海くん!」
タテハ「大丈夫ですか!?」
仁「先生、安全なところに逃げてくれ!」
華林「2人とも…っ」
タテハ「それとすいません…!俺ら登校して間もないんですが、早退します!行かなきゃいけないところがあるんで!」
仁「俺らアゲハ族9名、早退します!」
華林「え…!?」
こんな騒ぎの中だが、タテハと仁は早退することを報告した
これも黎を助けに行くためだ
伊達「こらぁ!うちの生徒に手を出すなぁ!」
真田「生徒達はこっちに!早く!」
堂島「校長がいない間、我々が生徒達を守るんだ!」
華林以外にも、教師達が生徒達を助ける
アゲハ族に任せるのではなく、こうして動いてくれる生徒達もいる
その様子にタテハと仁は心強く感じた
タテハ「皆…!」
仁「戦ってくれるなんて…!」
華林「…分かったわ!」
タテハと仁、そしてアゲハ族全員の様子を見て、華林は理解した
華林「瑠璃川くん!内海くん!行ってきなさい!ここは私達に任せて!負けたら承知しないわよ!」
タテハ「!…はい!」
仁「流石俺らの担任だ!」
華林から了解を得て、タテハ達は走り出す
雄一「先生!行ってきます!」
未来乃「皆を…お願いします!」
華林「えぇ!元気な姿で帰ってきなさいよ!」
そう言って華林は岩の怪物相手に強い蹴りを入れる
タテハ達は華林に押され、学校を飛び出した
タテハ「皆既日食まであと3時間ちょっと…!」
仁「ぜってぇに止めてやる…!そして先生を助け出す!」