新アゲハ ~第68話 星夜祭4~ | 創作小説「アゲハ」シリーズ公開中!

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「アゲハ族」それは現在の闇社会に存在する大きな殺し屋組織。しかし彼らが殺すのは「闇に支配された心」。いじめやパワハラ、悲しみ、怒り、絶望して命を絶ってしまう…そんな人々を助けるため、「闇に支配された心」を浄化する。
※趣味で書いてます。※誤字脱字多いです。



エクリプス「…いよいよ、この時が来たか」

ゾディアックのアジト、エクリプスの部屋
エクリプスは正装に着替えていた

メテオ「とてもお素敵ですよ」

エクリプス「ありがとう、そういえば黎は?」

メテオ「…今はメテオガールズに任せております。最初は抵抗もありましたが、今は大人しくしております」

エクリプス「そう、良かった」

鏡で服装をチェックする
納得したのか、部屋から出る

エクリプス「…パーティーのお客は揃ったのかな?」

メテオ「えぇ…ですが、1名だけ欠席の連絡が今朝ありました。他の用件があると」

エクリプス「そうか、まぁ仕方ないね」

メテオ「それ以外のお客様は既にパーティー会場に揃ってます」

エクリプス「…“あれ”は射ってもらった?」

メテオ「はい…パーティー会場の前に」

エクリプス「流石だね、仕事が早い」

メテオ「いえいえ、“適合者”が現れるといいですね」

エクリプス「そうだね。あとは…」

ジャック「よぉ、エクリプス」

そこにジャックが現れた
ジャックも正装だが、少し着崩している
手には自分のエスポワールの弓矢を持っている

メテオ「あら“サジタリウス”、エクリプス様に失礼な挨拶を…しばかれたいの?」

ジャック「あ?」

エクリプス「いいよ、メテオ。ジャック、私の“お願い”、やってくれたかな?」

ジャック「あぁ、もう終わった」

エクリプス「…ありがとう、朝食もそれぞれ部屋で済ませたみたいだし、じゃあそろそろ指定の場所に集まってもらおうか」

ジャック「あぁ……」

返事をして、ジャックはある場所へと向かった

エクリプス「…気に入ってくれるといいな、“私からのプレゼント”を……」


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雄一「…え!?先生の居場所が分かったかも知れない!?」

雄一達と合流して、タテハは言った
天真から少し情報を聞き出して、居場所を突き止めたのだ

タテハ「あぁ、天真が言うには、福島市に外国人が参加するパーティーが朝から開催されるんだって。もし予定なら9時頃だと思う」

仁「まさか九条に救われたとはな」

竜也「大きな屋敷だと言ってたから、もしかしたらそこに」

聖「でも、福島市のどこにあるか分からないぞ?場所とかって聞いてないか?」

タテハ「それが招待状は天真の父親がビリビリに破いたみたいで…」

淳之介「ダメかぁ……」

しのぶ「はい、こーゆー時はしのぶの出番だよ~w」

しのぶがスマホを触る
いつも以上に集中している

雪音「これで分かればいいけど…」

未来乃「…」

タテハ「未来乃、大丈夫か?」

タテハは未来乃に声をかける
フェリックスの正体を知った未来乃が落ち込んでいると思い、心配した
だが、未来乃は答えた

未来乃「大丈夫だよ。現実を知って、辛いことでも乗り越えなきゃ。それに昨日はしのぶや雪音に元気をもらったから。後は…自分自身にけじめをつけに行く」

タテハ「そうか」

しのぶ「あった!」

しのぶはあるSNSを見せた
そこには『福島市なう!皆既日食楽しみ!』と書き込みがあり、自撮りの動画が載っていた
しのぶは再生する

『イエーイ!皆既日食楽しみ~!』

雄一「え…?」

聖「これのどこにあるんだよ」

しのぶ「確かに一見見ただけでは分からないよね。でも、ここを拡大するとね…」

しのぶは動画を止め、動画を拡大する
すると何やら、背景にドレスコードの外国人の姿が入った

雄一「ドレスコードだ…」

しのぶ「この建物に入っていくところを見ると、ここがアジトっぽいね」

淳之介「ここがアジト…?」

ドレスコードの外国人が入っていく建物を見ると、それは、屋根の上に大きなドーム状の窓がある大きな屋敷だった

仁「ここがそうなのか?」

雪音「でも教会とかじゃないかな?ほら結婚式とかで呼ばれたかもしれないし…」

しのぶ「いやそれはないね。教会なら十字架が必ずあるはずだし、何よりこのドーム状の窓がある教会なんて見たことないからね」

竜也「見たことないって…分かるのか?」

しのぶ「しのぶは福島市出身って忘れてるかな?小さい頃から福島市の色んなところを見てるし。それにお母さんが結婚式関係の仕事をしてるから、福島市内の教会は付き添いで全部回ったよ。だからこの建物は見たこともないし、行ったこともないからね」

タテハ「何その情報…めちゃくちゃ運良くない?(・・;」

しのぶ「自撮りの動画のアップは気を付けて欲しいけど…このドーム状の窓は天窓みたいな役割だね。それもあえてドーム状にしてるってことは、東から西に太陽が動いても、光がよく入ってくる事になる。こんな窓で皆既日食を見れるとしたら…いいところだね(笑)」

淳之介「すごいね!しのぶちゃんナイス!」

雪音「じゃあすぐに行こうよ!私、ワープ作るね!」

雪音は強化アイテムを手にして、エスポワールにはめようとする
だがそれをタテハが止めた

雪音「タテハくん?」

タテハ「いや、今強化アイテムを使うのは止めよう。もしかしたらゾディアックは更なる手を使ってくるかもしれないし、強化アイテムをすぐ使ったとしたら、体力回復まで時間がかかることもあるだろう?ここぞって言う時に、使った方がいい。皆も…それでいいよね?」

雄一「そうだね。誰と当たるか分からないし…」

仁「よしっ!じゃあ早速助けに…」

黎を助けに行こうとしたその時だった

「キャアアァァァァアッ!」

タテハ「なんだ!?」