新アゲハ 特別編 ~騎士の世代と暴走AI特急20~ | 創作小説「アゲハ」シリーズ公開中!

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「アゲハ族」
それは現在の闇社会に存在する大きな殺し屋組織。しかし彼らが殺すのは「闇に支配された心」。いじめやパワハラ、大切な人を奪われた悲しみ、怒り、人生に絶望して命を絶ってしまう…そんな人々を助けるため、「闇に支配された心」を浄化する。



騎士の世代の3人はスパムに突撃した
スパムとの最後の戦いだ

スパム「勝てると思います?この私に!」

菊乃「きゃあ!」

宏一「菊乃ちゃん!」

スパムは菊乃を前に出す
下手に攻撃すると菊乃に当たってしまう

隆聖「卑怯だぞ!女性を盾にするなんて…!」

スパム「そうでしょうか?私には分かりませんね。なんせ機械なもんで!」

スパムはそう言うと両手を3人に伸ばす
すると袖から数本のコードが飛び出してきた

宏一「うおっ!」

登志夫「ハッ!そんなもの!」

登志夫はベベンッ!とエスポワールの三味線を弾く
スパムのコードに雷が落ちる

スパム「ッ!」

宏一「よしっ!」

宏一はバチをスパムに向けるが

スパム「…なーんてね♪」

宏一「え?」

ビシッ!

宏一「うわっ!」

隆聖「宏一!」

スパムの袖から伸びるコードが宏一に当たった
感電してないみたいだ

スパム「貴方の攻撃はとっくに対策が出来てますよ。と言うか、私の体のコードはすべて感電しないように作られていますからね」

登志夫「マジかよ…!」

スパム「はぁ!」

スパムはさらにコードを伸ばす
3人の腕や脚、身体に巻き付く

隆聖「うわっ!」

宏一「くそっ…!」

登志夫「チッ…!」

スパム「それにしても珍しい武器ですね。この世のデータを全て読み込んだはずなのですが、その武器についてのデータはありませんね」

隆聖「当たり前だよ、これはただの武器じゃないんだから!」

登志夫「そう言うこと!ちなみに雷だけじゃないんだからな!」

登志夫はすぐに弦を弾く
今度はスパムの肩に火をつけた

スパム「っ!」

突然の火に驚くスパム
すぐに消火をしようと慌てて、手のコードを離してしまい、宏一達は巻き付いたコードを取ることが出来た
さらに菊乃から目を離したおかげで、その隙に菊乃は逃げる事に成功した

宏一「菊乃ちゃん!大丈夫⁉」

菊乃「宏一くん…!」

宏一「怪我はない?危ないから離れてて!」

菊乃「うん、分かったわ!」

菊乃は宏一達から離れて、安全なところに逃げる

スパム「くぅ…!」

登志夫「どーだい!流石の機械でも火には弱いだろ!」

スパム「くっ…フフフフフ…!」

登志夫「ん?」

スパム「残念ですが、火は効きませんよ?」

と、笑いながら燃えたはずの自分の肩を見せる
そこには金属で出来た肩が剥き出しになっていた

スパム「私の身体は電気にも熱にも対応しておりますから。マグマぐらいの熱さがない限り、この身体は溶けることはありませんよ?」

登志夫「んなっ…!」

隆聖「大丈夫だよ登志夫!登志夫にはあと1つあるじゃないか!それで…!」

スパム「雷、炎を来たら次は水ですか?残念ですが私には防水機能もついておりますので無駄ですよ」

登志夫「うわーもうお前の事嫌いだわ(´д`|||」

隆聖「ならそれ以外でどう⁉」

宏一「行くぞ隆聖!」

宏一はバチを使って風を打ち、隆聖は尺八を吹いて強い音を出した

ドォンッ!
ピーッ!

スパム「うわっ…!」

強い風が吹き、大きな音が響く
これは効果があるみたいだ

宏一「よしっ!これなら…!」

スパム「ならばそれより早く動くまでです!」

登志夫「おっと!そうは行くか!」

ベベンッ!と登志夫は再び三味線を弾く
炎が生まれると、宏一の風と共にスパムに向かって飛んだ

スパム「!」

ブワァッ!

と、スパムの頭から思いっきり炎がかかった
全身が燃え出す

隆聖「よしっ!」

登志夫「燃えないのは分かってるがダメージを喰らうことはあんだろ!どーだ!」