アゲハ ~第64話 タニヤ・ベスタ8~ | 創作小説「アゲハ」シリーズ公開中!

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「アゲハ族」それは現在の闇社会に存在する大きな殺し屋組織。しかし彼らが殺すのは「闇に支配された心」。いじめやパワハラ、悲しみ、怒り、絶望して命を絶ってしまう…そんな人々を助けるため、「闇に支配された心」を浄化する。
※趣味で書いてます。※誤字脱字多いです。



悠馬(くそっ…どうすればいいんだ…⁉)

目の前のタニヤに苦戦する悠馬と沙希
タニヤのエスポワールも強すぎるのだ
これで本人は「No.3」と言っている

タニヤ「行くぜ!」

タニヤはまたエスポワールを発動させる
今度は、突進してきた
牛の様だ

悠馬「闘牛かよ!」

気付いた悠馬は逃げようとするが、動物達が囲んでいるため、逃げる事が出来ない

悠馬「くそっ!どけよ!」

沙希「チッ!動物共が邪魔だ!喰らえっ!」

ドォンッ!

タニヤ「なっ!うわっ!」

沙希が武器の傘のダイアルを変え、レーザーを発射させた
それに反応した動物達は避け、道が空いた
その隙に悠馬と沙希はすぐに逃げる

タニヤ「あっ!待てこの野郎!」

タニヤは闘牛を止め、チーターになった
2人を追いかける
その後ろに動物達も付いてきた

沙希「くそっ…!しつこいな!」

悠馬「ねぇ、あいつら何とかならないの⁉」

沙希「なるかよ!あいつらタニヤの言うことしか聞かないみてぇだし、タニヤも強いし…」

悠馬「あの手枷と足枷って外れないの?」

沙希「あ?外れなくは無いが…」

悠馬「どうやったら外れる⁉」

沙希「あ、ああ言うタイプはもしかすると石を壊せばいいと思う。あれがスイッチみたいなものだから…ってそんなの聞いてどうするんだよ!」

悠馬「盗む!」

沙希「は?本気で言ってるのか⁉」

悠馬「俺は怪盗だよ?盗むのが仕事!あの手枷と足枷を外せば元に戻るんだよな⁉」

沙希「あぁ…それにはまずあいつを動物達から離さねぇと!」

悠馬「作戦考えるよ!けど…その傘の事も教えてくれる?」

沙希「え?…あぁ、この傘は…」

逃げながら沙希は傘の説明をした
その後ろにはすぐにタニヤが追いかけてくる

タニヤ「チーターに足の速さが勝てると思うなよぉ!」

タニヤはそう言うと高く飛んだ
するとその瞬間、驚く行動に出た

バサッ!バサバサァッ!

何と、タニヤが空中を飛び出したのだ
まるでそれは、大鷲の様な姿だ

悠馬「空飛ぶのもアリかよ!((((;゜Д゜)))」

タニヤ「追い付いたぞ!」

悠馬と沙希の前に降りると、タニヤは地面に着地し、道を塞いだ

悠馬「!」

タニヤ「捕まえた!」

タニヤはバッと悠馬に飛びかかる
だが

悠馬「ねぇ!目ぇ瞑って!」

沙希「え⁉」

悠馬は瞬時に閃光弾を床に叩きつけた

ピカァッ!

タニヤ「ぐわっ!目眩ましか!」

悠馬「こっち!」

沙希「きゃっ!」

悠馬は沙希の手を引っ張り、近くの部屋に逃げ込む
そこは真っ暗な部屋だ

タニヤ「くっ…そぉっ!」

タニヤは眼をやられたが、微かに見える映像を頼りに進んだ
真っ暗な部屋を確認すると、エスポワールの力で眼を変えた

猫の眼だ
猫は暗闇でも見えるのだ

タニヤ(どこにいやがる…!)

暗闇の中を探しても悠馬と沙希の姿は無い
その時だった

バタンッ!

タニヤ「!」

部屋の扉が閉まった
扉の方を見ると、悠馬と沙希がいた

沙希「さぁて、第2ラウンド行こうか。ジャングルのお姫様」

悠馬「あんたのエスポワールも、この島も全部盗んでやるから覚悟しておけ!」