アゲハ ~第62話 アナスタシア・マンリーラヴィ・ツァーリ2~ | 創作小説「アゲハ」シリーズ公開中!

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「アゲハ族」それは現在の闇社会に存在する大きな殺し屋組織。しかし彼らが殺すのは「闇に支配された心」。いじめやパワハラ、悲しみ、怒り、絶望して命を絶ってしまう…そんな人々を助けるため、「闇に支配された心」を浄化する。
※趣味で書いてます。※誤字脱字多いです。



優月「うわっ!こりゃすごいな…!」

優月達はユリシーズとの戦いの後で、すぐに本部に戻った
アゲハ族全員が解放され、すごい騒ぎだ

星太郎「ゆづ兄!エレベーターが動くッス!」

優月「よし!じゃあそれに乗って兄貴達を…ってあれ?信乃さん?」

共に行動してきた信乃の様子を見る
信乃は直流を連れて優月達とは別のエレベーターに乗ろうとしていた

優月「ちょっと…え?」

信乃「もうここでお別れだ!俺達は葉月のところに行くんだぁーっ!(ToT)」

と、何故か半泣き状態でエレベーターのスイッチを押し、エレベーターの扉が閉まった

星太郎「あ…上がって行ったッス…」

優月「あの人…もう戦いたくないのか…(・・;」

星太郎「大丈夫ッスかね?」

優月「まぁここまで協力してくれたし、追いかけるつもりはない。さて、俺らは兄貴達を探そう。蒼汰さんも」

星太郎「はいッス!」

優月と星太郎は太陽のところに行く
だがどこにいるか分からないため、まずはあのパーティー会場に向かうことにした

星太郎「たい兄…!」

優月「兄貴なら大丈夫だよ。それに蒼汰さんも…」

話しているうちにエレベーターがパーティー会場がある階に到着した
降りるとそこは、戦場と化していた

「やっちまぇーーっ!」

「倒せぇーっ!」

星太郎「わぁぁぁあーーーっ!((((;゜Д゜)))」

優月「うわっ…マジかよ…(・・;」

2人はエレベーターから降りる
その瞬間だった

…フワッ

優月「え?」

ドォンッ!

優月「うわぁっ!」

星太郎「ゆづ兄!」

優月に向かって何かが飛んできた
それは

太陽「ってぇ…」

優月「あ!兄貴ぃっ⁉」

太陽「え?…ゆ、優月!」

なんと、太陽だった
手足や顔がボロボロのところを見ると、戦っていたみたいだ

星太郎「たっ…たい兄!」

太陽「星太郎!お前も…!」

優月「無事だったんだ!」

星太郎「たい兄~~~~~~~~っっ!m(。≧Д≦。)m」

優月と星太郎はがっしりと太陽にしがみつく
余程心配していたのだろう
太陽は2人の温もりが伝わると、頭をわしわしと撫でて抱く

太陽「ごめんな…心配かけちまって…」

優月「…別に、いつもの事だよ…」

星太郎「たい兄…(T_T)」

?「ほぉ、貴様の弟か」

太陽「!」

そこに入ってきたのは、太陽が今まで戦っていた相手だ
ロシアの軍人、アナスタシアだ
優月と星太郎は初めて見る人物だ

優月「…この人は…?」

太陽「アナスタシアさん…ロシアの軍人で、親父の教え子だった人だよ」

星太郎「え…?」

太陽「親父がアゲハ族の中で武術や戦い方を教えていたって蒼汰から聞いたよな?その中で最も優れていたのがこの人だよ」

優月「え?…女だよな?」

アナスタシア「女だからなんだ?」

優月「!」

アナスタシア「戦場で男も女も関係ない、ましてや権力も…!」

太陽「…?」

優月(親父の教え子?でもなんで?この人が…どうしてアラクニッドファミリーに?)

アナスタシア「立て太陽。まだ戦いは終わってなどいないだろ?」

星太郎「たい兄…っ」

太陽「大丈夫だよ、ここは任せろって」

優月「兄貴…」

太陽「優月、星太郎と一緒に他の皆を助けに行け」

優月「わ、分かった…!行くぞ!」

星太郎「は、はいッス!」

優月と星太郎は他のアゲハ族を助けようと進む
だが

アナスタシア「…そう簡単に行かせると思うか?」

アナスタシアが見逃さなかった
すると彼女は武器の大剣の鞘の持ち方を変える
シュルッと鞘に巻かれてあった包帯の様な物を解くと、赤い宝石の様な石が埋め込まれていた

太陽「アナスタシアさん…もう止めてくれ。これ以上やっても…」

アナスタシア「うるさい、私に命令するな太陽。それと、弟達を放っておいていいと思っているのか?」

太陽「何?」

星太郎「わぁぁぁあーーーっ!」

太陽「星太郎⁉」

星太郎の悲鳴が聞こえた
見ると、そこには驚くべき光景が映った

蒼汰「…」

優月「蒼汰さん!一体どうしたんですか⁉」

なんと、優月と星太郎の目の前にいる蒼汰が、2人を襲っていたのだ
クナイを向けて振り回している

太陽「蒼汰!何してんだ!」

アナスタシア「そこの弟2人を殺れ」

太陽「⁉」

蒼汰「…」

太陽「止めろぉぉぉぉっ!」