アゲハ ~第59話 柳生 信乃8~ | 創作小説「アゲハ」シリーズ公開中!

創作小説「アゲハ」シリーズ公開中!

「アゲハ族」それは現在の闇社会に存在する大きな殺し屋組織。しかし彼らが殺すのは「闇に支配された心」。いじめやパワハラ、悲しみ、怒り、絶望して命を絶ってしまう…そんな人々を助けるため、「闇に支配された心」を浄化する。
※趣味で書いてます。※誤字脱字多いです。



ユリシーズ「ハァ⁉ハァッ⁉ハァア~~ッ⁉(#`皿´」

セキュリティールームからドローンの映像が届かなくなり、ユリシーズは苛立っていた
さらにユリシーズが作ったドローンも破壊され、許せなかった

ユリシーズ「クソッ…!俺が作ったドローン軍団をよくも…!(#`皿´」

?「どうした?」

ユリシーズ「!」

セキュリティールームに誰かが現れた

アラクネこと、黒木大雅だ

大雅「乱れるなんて、らしくないな」

ユリシーズ「すみません…」

大雅「…ドローンが壊されたのか?」

ユリシーズ「えぇ…」

大雅「……なら、行ってもいいぞ?」

ユリシーズ「え?」

大雅の言葉に反応した

大雅「壊されたと言うのに、何もしない訳には行かないだろ?ここは私に任せなさい」

ユリシーズ「そ、そんな…!ここは私が…」

大雅「大丈夫だ。“アレ”を使って、倒してこい」

ユリシーズ「!……はい」

返事をしたユリシーズは席を立ち、“ある物”を取りに行った

大雅「……まさかここまでやるとはな……」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


優月「信乃さん、大丈夫ですか?」

信乃は優月と星太郎に支えながら歩いていた
速く動いた反動のせいで、1人で歩けない

信乃「あ……ありがとうね……」

星太郎「けどすごかったッスよ!速かったッス!(*≧∀≦*)」

優月「俺も見直しました。まさかあんな事が出来るなんて……」

信乃「俺自身もビックリだよ……」

優月「え?」

信乃「い、いや何にも……」

優月「さて……もうすぐ武器庫だ」

武器庫まで歩く3人
だが

……ガシャンッ!

優月「!」

どこかから機械音がした
見ると、向こうから蜘蛛型ドローンが4機向かってきている
まだ残っていたのだ

星太郎「わっ!さっきのドローンッス!」

信乃「あ゛ーーー!!また来たぁあーーーっ!Σ((((;゜Д゜)))」

優月「クソッ!星太郎、信乃さんを頼んだ!」

優月は信乃の刀を借り、鞘を抜く

信乃「え⁉優月くん!」

優月「星太郎は先に武器庫に行ってろ!ここは俺がやる!」

星太郎「ゆづ兄!」

優月「大丈夫だ!いいから早く…!」

優月がひき止めようとしたその時だった

ヒュ~~~~ッ
ドォンッ!

優月「……え?」

なんと、蜘蛛型ドローンの1機が爆発した

信乃「アレ?なんで?(・・;」

星太郎「壊れたッス…(・・;」

?「柳生先輩~~~~っ!」

信乃「!この声は…!」

聞き覚えのある声に反応する信乃
周りを見渡すと、建物の上に人影があった

直流「やっと見つけましたぁっ!」

信乃「なっ…!直流ちゃぁぁああんっ!(///∇///)」

本部から脱出した直流だった
手には手作りのバズーカ砲がある
バズーカ砲で蜘蛛型ドローンを撃ったのだ

優月「え?女?」

星太郎「バズーカ持ってるッス!」

直流「それっ!」

直流は2機のドローンを狙い、バズーカを発射した
2機のドローンは爆発した

優月「うわっ!危ねぇな!」

直流「でもさすがです先輩!」

信乃「な、何が…?」

直流「自らが囮になって敵を誘い込むなんてーーー!!」

優月「え?(・・;」

星太郎「え?そうなんスか?(・・;」

信乃(いや…全然違うんだけど…(・・;)

直流は何か勘違いしてるみたいだが、ここは言わないことにした信乃
すると直流はあることに気付く

直流「…あれ?4体いたはず、なのに3体…」

ドローンの数が足りない気がした
その時、直流の後ろから機械音がした

直流「!ヤバッ…」

直流はすぐに後ろを振り返ると、そこに蜘蛛型ドローンがいる
バズーカの引き金を引き、ドローンを破壊する
だが

ドォンッ!

ズルッ…!

直流「え⁉キャアアァァアッ!」

信乃「直流ちゃん!」

爆発の風により、直流が建物の上から足を踏み外してしまった
建物から落ちる

信乃「危なーーーーーーーーーーーいッッ!((((;゜Д゜)))」

信乃は星太郎に支えられていたが、それから離れて全速力で直流を助けに向かった
動けなくなっていたことも忘れて救出に向かった
だが

ガッ…!

信乃「なぁぁあーーーー⁉((((;゜Д゜)))」

信乃は、つまずいてしまったのだ

信乃(だぁぁーーっ!なんでこんな時にカッコ悪くなるんだよ!このままじゃ直流ちゃんが…!)

ガシッ!

直流「わっ!」

信乃「!…あれ?」

ズザァァアーーーーーーーッッ!

なんと、奇跡が起きた
信乃が転んだ事でそれが丁度良く直流を受け止める体勢となり、直流をキャッチすることに成功したのだ

優月「信乃さん!」

星太郎「大丈夫ッスか⁉」

信乃「…ハッ!直流ちゃん⁉」

信乃は立ち上がり、心配して直流の顔を見る
直流はビックリした顔をしていたが、その後すぐに泣きそうな顔になり

直流「ぅわぁぁあ~んっ!先輩怖かったですぅ~~~~ッ!m(。≧Д≦。)m」

ガバッ!と信乃に抱き付いたのだ

信乃「あ゛ァァァァァァァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッ!(///∇///)」

信乃は、心から沸騰し、湯気が出たのだった