香留「あの双子は…」
蝶「朴青龍と朴白虎の兄弟よ、中国出身でカンフーの使い手よ」
青龍「ここで何やってるんだ?気になるよなぁ、白虎」
白虎「そうだね青龍、いけないなぁ、不法侵入だよ」
ミカ「ここにいるってことは…アラクニッドファミリー?」
葉月「へぇ、顔も服もそっくり。君ら、いつもお揃いなの?」
2人「当たり前じゃん、僕らは双子だよ?」
2人は揃ってそう言うと、白虎は青龍に軽く抱き付く
青龍「僕らは2人だけど1人なんだ♡」
白虎「誰も僕らの兄弟愛を裂く事なんて出来ないね♡」
香留「うぇっ、気色悪…(´д`|||」
2人の行動に香留は目を押さえる
直流「あ、子供は見ちゃダメですよ?」
と、直流はミカの目を覆った
ミカ「え?何?何するの?」
蝶「痛てて…」
葉月「本当に大丈夫なの?」
蝶「えぇ、何とか…」
葉月「ちょっと、そこでイチャついてないで謝ってくんない?女の子に手を出すなんてどうかしてるよ」
青龍「え?どうかしてる?どうしてだ?」
白虎「別に僕ら間違った事してないもんね~、アラクネ様から邪魔者を潰せと言われたからそうしてるだけだよ~?」
香留「やっぱりあんた達も…!」
葉月「蝶、立てる?」
蝶「え?」
葉月「こいつらは僕が何とかするから、蝶は君の仲間を連れて早くセキュリティーへ行って?」
蝶「え?で、でもそんなことしたら…」
葉月「僕だけでも直流ちゃんを地上に戻すことは出来るよ?それにあのボタン…押せばいいだけなんだよね?」
蝶「そ、そうだけど…」
葉月「なら任せて?いい?」
蝶「わ、分かった…ここまでありがとう」
葉月「どういたしまして、気を付けて」
…チュッ
蝶「!((((;゜Д゜)))」
葉月はお礼の後に蝶の頬にキスをした
その事に少し蝶は驚くが、同時に“ある物”を受け取った
蝶「…!」
葉月「行って、直流ちゃんは無事に脱出させるから!」
蝶「わ…分かったわ!香留!ミカ!」
香留「えぇ!」
ミカ「行きます!」
蝶達3人はまた最上階へ目指そうと部屋を出ようとする
2人「逃がさないよ‼」
青龍と白虎が蝶達を追った
だが
ドスッ!
青龍「!」
白虎「わっ!」
2人の目の前の床に葉月のナイフが刺さった
葉月「行かせると思ってんの?」
葉月が2人を止めてくれた
その隙に蝶達は部屋から出る
白虎「あーあ、逃げちゃった」
青龍「邪魔しないでくれるか?」
葉月「ヤダね。どきもしないよ?」
白虎「だいたい、アゲハ族でもない君がどうしてここに?」
葉月「君らのボスに用があるんだよね。許せそうにもない相手だし、正直君らに関わっている暇も無いね」
2人「そうか、なら終わらせてやろう!」
2人は葉月に攻撃を仕掛けた
蝶「葉月…!」
香留「蝶!振り返らないで!」
ミカ「そうですよ!このまま進みましょう!」
蝶「う…うん…!」
葉月に託し、3人はセキュリティーへと向かう
そんな葉月は2人相手に戦う
葉月「ハァッ!」
武器の毒入りナイフで攻撃をするが、避けられてしまう
さらに2対1のため、苦戦する
白虎「うりゃっ!」
バキッ!
葉月「っ…!」
直流「葉月さん!」
葉月「大丈夫!乗って!」
青龍「おっと!そうはさせないよ!」
青龍は直流の所に向かう
だがそれを葉月は許さない
葉月「手ぇ出すなって言ってんだろうが!」
ズバッ!
青龍「っ!」
白虎「青龍!」
直流「葉月さんっ…!」
葉月「直流ちゃん、よく聞いて?」
葉月は直流に大事なことを話した
直流「な、何ですか?」
葉月「地上に行ったら信乃くんを探して、連れてきて欲しいんだ。今外のどこにいるか分からないけど、いざと言うときに彼はすごいから…お願い」
直流「は、はい…!」
葉月「武器は?」
直流「大丈夫です、材料はまだありますから…!」
葉月「よしっ…行ってらっしゃい」
直流の頭をポンポンと叩き、脱出ポットの中に入れた
白虎「貴様…っ!よくも青龍を!」
葉月「ほらこっちだよ!」
葉月はそう言うと脱出ポットの機械へと進む
青龍「ん?白虎!待て!」
葉月「よく狙ってよね?」
白虎「こっ…のォッ!(-_-#」
バキッ!
白虎は葉月を狙ってかかと落としを決めたつもりが、葉月が避けて機械のボタンを押してしまった
これで直流を乗せた脱出ポットは外に出てしまった
青龍「あっ…」
白虎「なっ…⁉」
葉月「ふぅ、手伝ってくれてありがとうねw」
白虎「~~~~~っ!(#`皿´」
葉月にVサインをされ、ムカついた白虎は連続の蹴りを入れた
それも上半身を集中的に
バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!
葉月「っ…!がっ…!」
青龍「白虎…!白虎止めろ!」
白虎「そんな目…そんな目すんじゃねぇよ!」
青龍「白虎!」
ガバッ!と白虎を背後から青龍は抱き締めた
するとすぐ大人しくなった
白虎「っ…!」
青龍「落ち着け、これ以上やったら死ぬぞ?」
白虎「ハァ…ハァ…!」
青龍(驚いた…“また”人を殺すのかと思った…)