トーキョーN◎VAアクト感想 [ビハインド・ザ・ダーク] | *Aquril-Mythra*

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主にTRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)のセッション記録&感想をつらつらと綴る、t*a*r*oの個人的ブログです\(^o^)/
Neuro/CrowD系アクトの感想もこちらに記載したいと思いますのでどうぞよろしくお願いします!(`・ω・´)
[Twitter→@tokitobito]

…セッションがずっとなかったせいもあって、ここのところ長らく感想記事を書くのをサボっていましたが、ぼちぼち再開してきます!(`・ω・´)

 

11月第一週の金曜日は、トーキョーN◎VAサプリメント「ビハインド・ザ・ダーク」より同名の掲載シナリオにプレイヤー参加させて頂きました!

ルーラーをほら男爵さん、プレイヤーをODAさん、HORYIさん、momo、taroというメンバーで遊ばせて頂き、大変楽しい時間を過ごさせて頂きました!

 

[11/24追記:ネタバレとのご指摘を受けましたので、シナリオ本編に関わる箇所は白抜きにしてあります。また、未プレイの方は閲覧ご注意ください]
 

この「ビハインド・ザ・ダーク」は「フィールドとなる各エリアを周り、イベントをこなしてゆく」ことで話が展開する構成になっており、SSS vol.7「鋼鉄の嵐」掲載シナリオ「新鋭艦わだつみ応答せず」と同種のアドベンチャー感があるシナリオになっています。

 

ただし、今回の「ビハインド・ザ・ダーク」の方がエリア選択の自由度が高く、周るエリアの順番、エリアでのキャストの行動によって難易度が大きく上下する作りになっており、なかなかやり応えのあるアクトでした。


また、カット進行の難易度も高め(PC4人だったからかもしれませんが)で、かつ通常のアクトにはあまりないギミックも導入されているので、大変手応えのあるシナリオになっているという印象です。

 

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アクトタイトル:ビハインド・ザ・ダーク
出典:
サプリメント「ビハインド・ザ・ダーク」
ルーラー:ほら男爵さま
プレイヤー数:4人
プレイ時間:5.5時間

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以下、感想です!

 

アクトの導入は「リニューアルオープンすることになったショッピングモール“ヤオヨロズ・モール斑鳩”。しかし、そのショッピングモールで真教浄化派によるテロが発生する。買い物客は人質となり、ヤオヨロズ・モールは真教浄化派に占拠される。ショッピング・モールに隠された秘密と、真教浄化派、そしてその裏で暗躍する組織とは…?」というもの。

 

キャスト設定は、ショッピングモールのリニューアル・オープンを告げるニュースで、かつて北米に渡った友人を見かけ、モールを訪れたニューロ(PC1)、真教浄化派によるテロの情報を事前に聞きつけモールに潜入調査するイヌ(PC2)、鈴木太郎によりモールの警護を請け負うカブト(PC3)、リニューアルオープンしたヤオヨロズ・モールを取材しに来たトーキー(PC4)という配置になっており、開始時点で各キャストの立場がそれぞれ異なっているのが特徴となっています。

 

このような状況の中で「キャスト同士が立場を越えて、緊急事態に対処する」という要素が楽しい、いわば映画のようなストーリー構成になっていました!

(このサプリより後の出版ですが、オルタナティヴサイト掲載の「Heaven's On Fire」と同種の楽しさかもしれません)

 

冒頭でも触れましたが、今回のアクトは「各エリアを周る」ことでイベントが発生し、話が展開していく構成になっており、「どこのエリアに行くか」に関するキャストの選択自由度が高い一方、キーとなるエリアに早く辿りつくか否かが結構難易度に影響してくるので、こういった意味で往年のクラシックTRPGで重視されるような、アドベンチャーセンスが要求されているような感がありました(今回はキャストのみなさんの見事なムーブにより、早い段階で辿りつくことができましたが)。

 

また、アクトを通しての「テロリストたちの警戒レベル」が設定されており、この警戒レベルによって行動の成否に関わる難易度が大きく変わってくる作りになっています。

この警戒レベルはプレイヤーの行動によって値が上下し、状況に即した技能判定を要求されるため、登場キャストの能力、保持する一般技能が通常のシナリオよりも重視される印象でした。

 

今回のアクトでは、アドベンチャー演出でキャストたちが神業を積極的に使用していったため、見せ場としては大分盛り上がったのですが、いかんせんクライマックス戦闘のバランスが相当シビアだったため(しかも、クライマックス戦闘が◎×■とは…)、これが裏目に出た感はあり、相当死力を尽くした戦闘となりました…(^-^;

 

僕はどっちかというと、戦闘での有利・不利よりも、アドベンチャーや演出でカッコつけるために神業を切りたい派なので、まったく何の悔いもないのですが、まさかサプリメント付属の公式シナリオでこの難易度のものを出してくるとはちょっと想定していなかったので、油断していた感はありましたw
いやー…久しぶりにヘンな汗出た(笑)

 

なので、チームの神業は戦闘対応だけでほぼ使い切ってしまい、(ゲストのための)神業の捻出が難しく、どうするか…という感じになっていたのですが、これは、キャストたちの見事な機転と神業置き換え技能の適用により切り抜けることが出来ました…!
流石ワザマエ…!!(←鉄鎖さん風感嘆)

 

***
…そんな訳で、アドベンチャー、カット進行共に大変やりがいがあるアクトでした!


まさに頭のN◎VA筋をフル活用した充実感ハンパなかったです!w

 

また、舞台が「ヤオヨロズ・モール」ということで、(ゲーマーズ・フィールド掲載データになってしまいますが)ヤオヨロズのワークスを取得し、PC1あたりをヤオヨロズ社員にしても、また違った感じになって面白いかも?とちょっと思いました。

 

そんな訳で、ご参加の皆さん、どうもありがとうございました!
最近はこのメンバーさんたちで、セッションを囲む機会が多く嬉しい限りです!
引き続き、どうぞよろしくお願いします!m(_ _)m