震災2周年コンサート | 藤枝貴子のアルパ日記~Que sera sera~

藤枝貴子のアルパ日記~Que sera sera~

時に優しく、時に力強いアルパの音色は私にとって理想の人生そのもの・・。
アルパに寄り添って見える、大切な日常を綴ってゆくブログです。

東日本大震災から丸2年。

今年も坂戸市にて愛とヒューマンのコンサート委員会による復興支援コンサートが開催されました。

昨年はケーナ奏者のやぎりんとデュオ演奏させて頂きましたが今年は4人のアルピスタ+やぎりんとのクインテットで参加!


向かって右から、浜根未稀さん、池山由香りん、高橋咲子さん、私、やぎりん。



こちらは宮城県~岩手県沿岸部で知れ渡る民謡「斎太郎節」の演奏中。この日、和太鼓と獅子舞で参加した井上奈々星さんと峰岸哲さんに加わってもらって迫力ある大漁唄いこみとなったと思います。

昨年被災地でこの曲を演奏した際にはどこの会場でも手拍子とともに皆さんが唄って下さったことを思い出し、弾きながら胸が詰まりました。

あれから2年たった今も心身ともに穏やかでいられない方も多く、復興格差も広がり問題は山積みです。

私自身も、この起きてしまった震災を未だに受け入れることができない自分と格闘することも正直あります。

それでも、このコンサートに参加することで現実を見つめ、ずっと忘れないということと自分を大切に生きていくこと…

私にできるのはこの2つ位なものですが、それを強く実感する日となりました。

始めての4台でのアンサンブルも大変貴重な体験で勉強になりました。
共演の皆さまありがとうございました!

そしてお越し頂いたお客さま、コンサート委員のスタッフの皆さま、ありがとうございました!

皆さんの思いを持って、5月末にまた被災地へ行って参ります。